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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
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2021年12月の記事一覧

絵にかいたような”優等生”だった私が、おとなになってから校則に向き合う理由

絵にかいたような”優等生”だった私が、おとなになってから校則に向き合う理由

私が学生だったころ、自分自身が校則に疑問を持ったことも、校則に違反するようなふるまいをすることも、まして校則を変えようと動いたことは一度もありませんでした。
むしろ、先生のいう通りに、友達にも校則を守らせようとする生徒でした。
当時ルールメイキングをする友人がいたら、恐らく冷ややかな目線を送っていたんじゃないかと思うくらいです。

でも、28歳になった今は校則見直しの可能性を信じているし、「ルール

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他の子はできるのに、我が子はできない!どうしたら気にならなくなる?

他の子はできるのに、我が子はできない!どうしたら気にならなくなる?

元テレビ局のアナウンサーで、NHKの「すくすく子育て」の司会も務めた天野ひかりによる連載です。 今まで5万人以上から相談を受けてきた親子コミュニケーションのプロが、実際によく相談される悩みをどうやったら解決できるか、自己肯定感を育てる会話のコツをお話します。

「あの子はできているのに、なぜ我が子はできないの?」
「妹はしっかりできるのに、どうしてお兄ちゃんのあなたはできないの?」
「私があなたの

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本当に大切なのは、野菜をポジティブに記憶できる体験

本当に大切なのは、野菜をポジティブに記憶できる体験

こんにちは!
「こどもカンパニー」の代表ガブリンです。

▼こどもカンパニー

こどもカンパニーの記念すべき第一弾プロジェクトのテーマは、こどもの「食」についてのお悩み。

今回の記事では、気になる第一弾のプロジェクトで取り組みたいことについてお伝えします!

野菜ぎらいはこどもの自然な姿

前回のアンケートの結果では、5人に4人の割合で、きらいな野菜があるというこどもがいることが判明…。

▼く

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子どもや若者を中心に文化が創られていく、変わっていく

メリークリスマスですね!
我が家では父母サンタと、もうひとつ正体不明のサンタがベランダにプレゼントを置いていきますから、4人×2回分で、出資元・調達元のサンタはそれはそれは大変です(笑)

そろそろ子ども達が起きてきて、ベランダを見る頃です(笑)

いつどこで拝見したか忘れたのですが、
子ども達や若者を中心とした文化やムーブメントが、社会全体を動かしていくっていう話を思い出しました。

クリスマス

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まだ面白い本に出会ってないだけなのかも

まだ面白い本に出会ってないだけなのかも

先日、お気に入りのガジェット系YouTuberの方の動画を見ていたんです。すると動画の中で「昔から活字読むのが嫌いで、漫画すら文章長いと読み飛ばしちゃう」とおっしゃっていました。

読書好きとしては「そうなのか……」と勝手に切なくなってしまいました。学生時代の国語の授業も、苦痛に感じていたのかな。コメント欄を見てみると「わかる」なんてご意見もちょこちょこある。

ふと、教員時代に読んだある教材の文

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国語はロジックを意識:学習のデザイン06

国語はロジックを意識:学習のデザイン06

最後の4科目目は国語です。

正直、国語だけは明確なデザイン解決案が見出せなかったので、まずは本で国語の教え方を知るところからはじめてみます。

この本の中で、金田一秀穂先生が、そもそも国語ってなんだ、日本語と国語の勉強は何が違うのか、について書かれています。

美文ではなく正しい文を他の科目は覚えることから始めるのに対して、国語だけは特殊で、日本語は小学生にあがった時点である程度身についています

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恐怖政治的教育は合理的か

子供に対して怒ったり.時には暴力を使って思いどおりにしようとする大変残念な大人が存在します。

子供と向き合い.対話によって関係を築き、自分の思想に添ってもらうのは確かになかなか大変な事です。

怒りの感情をぶつける事で恐怖心を煽る方法は.それらの面倒事の一切を回避した形で子供をコントロールできると考えれば、あまり頭の出来が芳しくない大人が安易に取る手段として理解できなくもないです。

つまりそう

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Vol. 120 みんな揃ってゴールのアホらしさ

Twitterでこんな記事を拾った。

広島市のある小学校で徒競走に順位をつけなかったという。広島市には計141校の市立小学校があるが少なくとも1割を超える15校が順位付けをしなかった。東区の小学校では運動会という名前を使わず「体育参観日」と命名。ゴールテープすら設けなかったそうだ。

アホくさ!!!!!!!!!!!!!私が最も嫌う〝ゆとりっぽい〟案件だ。
実際もうゆとり教育は終わったけれど。

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長生きしてほしい…

先日、息子が寝る前に
声を出さずに泣いていました。

私「どうしたの…?」
子「(涙)…言えない…」
私「そうかぁ…言えるの待ってるね…」

ヨシヨシしながら、考えました。
さっきまで笑ってたのにな…
次の日、登校予定だったので、
行きたくないのかなぁー
とか思いましたが、
先走りしないで待っていました。
(先走りしがち…)

しばらくしてやっと何かを
ゴニョゴニョ…
ん…??
ゴニョゴニョ…

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「楽しい」算数・数学への違和感

「楽しい」算数・数学への違和感

私は20年以上、シュタイナー教育を仕事にしています。専門は算数・数学。

算数・数学って好きですか?
楽しいですか?
算数を学ぶことは喜びですか?

「はい!」って答えた人は「マイノリティ」少数派だと思います。はい。私もマイノリティです。お仲間ですね。笑

好きじゃないし、楽しさもわからないけれど、算数ができないと困るから勉強しないと!・・・って思っている人はとても多いと思うのです。

「楽しい」

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【逆説】みんなが出来ることは、自分も出来た方が良いのか?

【逆説】みんなが出来ることは、自分も出来た方が良いのか?

概要・「みんなが出来ることは、何でも出来た方が良い」
・仕事では「人並み」のスキルは必要なくなる
・これからの時代を生きる力って何だ?
・子供の習い事選びは難しい
#子育て #教育 #知育 #習い事 #AI時代 #アルファ世代 #スキルポートフォリオ

※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
下の再生ボタンを押してみてください。
音声を聴きながら、この記事を読んでいた

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suzuriで子どものお店をはじめよう。

suzuriで子どものお店をはじめよう。

小2の息子が、自分のお店をはじめてはや1年。

トップ画像は、息子のお店「がかがかがか屋」の商品写真です。

店長(息子)は、毎日新商品用のイラストを描いてます。

最近は、誰かにプレゼントをあげよう!となるとプレゼント用に新しい絵を描き下ろして、お店のグッズをプレゼントとして送るということがふえました。

じいじやばあばの誕生日プレゼントや、わたしの友人への結婚プレゼントなど。なかなか好評です。

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教科書の説明文の学習を、新書を読むことにつなげる

教科書の説明文の学習を、新書を読むことにつなげる

小学校で行われる説明文の授業を、子どもたちは楽しんでいるでしょうか。授業を見ていると、だいたい「問い」と「答え」を見つけるだとか、要約するとか、筆者の主張を読み解き自分の考えを述べるとか、そういう授業が多いように感じます。もちろん、学習指導要領にそのような読み方の指導の方向性も示されているので、それを否定するつもりはありませんし、自分もその学年に示された指導事項はきちんと押さえるべきだと考えていま

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