Saaya|ライター

会社員コピーライター←フリーライター 日々考えたことなど自由に書いています✍️

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  • 本や読書に関するお話

    本や読書の話をしている記事はこちらにまとめています。

  • まずはこちらから

    スキを100以上いただいた記事をまとめています。

  • 音楽に関するお話

    大好きな音楽の話をしている記事です。

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    趣味でよく行く美術館レポや、アートに関する記事です。

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新たなスタートを切ります。お仕事・拠点に関するご報告

「酷暑」という言葉が生まれた年の夏よりも、たぶん今年の夏のほうが暑い。「酷暑」の生みの親は、今年のこの異常な暑さになんと名前をつけるんだろう…… そんなことを考えてしまうほど暑さの厳しい今年の夏、私は新しいスタートラインに立っています。ここに至るまでの話をほぼnoteに書いていなかったので突然のお話になりますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。 新しい環境で、ライターとして働きます来週から、とある会社で正社員のコピーライターとして働きます。約4年ぶりの会社員です。

    • ここ半年で読んだ本を一挙紹介します

      すっかり滞っていた本紹介。いろいろある中でも合間でちょこちょこ読書は続けていて、おもしろい本にもたくさん出会えたので、半年分をまとめてみました。11冊と数が多いので文章量も多いですが、なるべくテンポよく紹介していきます! 私とは何か――「個人」から「分人」へ/平野啓一郎社会人になった頃くらいから、なんとなく「どんな場面でも変わらない自分でいる」ことが難しくなったような気がする。そこにうっすらと違和感や自己嫌悪を抱きがちだったのですが、平野さんの「分人」という考え方を聞くと、

      • 波の中で生きる

        フリーランスのときと今の生活を比べて大きく変わったところは、自分の中に起こる「波」に、寛容でいられるようになったことだ。 ほとんど自分次第な状況で過ごしていたフリーランスのときは、そもそも極力毎日に波が起こらないよう、生活や仕事をコントロールしやすかった。 仕事の量、取り組むペース、スケジュール、休みとのバランス、人間関係。もちろん、そういう生活だからこそ、自分の中にたまってくるフラストレーションとかストレスもある。でも基本的には自分が穏やかでいられるよう調整したり、バラ

        • 書き続ける原動力

          「ライターの仕事の中で、いちばん好きな瞬間はどこですか?」フリーランス時代、いろんな場面でこの質問をされた。 この質問には「インタビューをしているとき」「記事が完成した瞬間」「リサーチをしているとき」「編集者の方や読者の方に感想をもらったとき」など、ライターの方それぞれにいろんな回答がある。それだけたくさんのやりがいの見出しどころがあるのが、この仕事のいいところだ。 そして私にも「ここがたまらなく好きだな」と思う瞬間がある。書いているときの楽しさもあるのだけれど、いちばん

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          未完成の部屋で

          「厳しい残暑が続きます」と、今朝のニュース。涼しい日には、秋はもうすぐかな〜と喜んだり、かと思えば真夏の暑さで秋は遠いな〜とがっかりしたり。そうやって、気まぐれな気候に踊らされている最近です。 そんな中、東京での生活が始まってはや1か月。新しい暮らしにもだいぶ慣れてきて、当初はベッド、ダイニングテーブル、チェアと最低限の家具とダンボールが並んでいた部屋も少しずつ整ってきました。 あらためて住む場所を整えていると、自分の生活にとってなにが重要なのかを思い知る機会になるなと思

          未完成の部屋で

          少しずつ、ひとつずつ

          東京に転居してきて2週間ほど経ち、新しい職場での最初の1週間も無事に終了。今日は今の会社に勤め始めてから、初めての日曜日でした。 フリーランスのときは「平日仕事」「土日休み」という線引きがほぼなく、自分のルールの中で働く・休むのスケジュールを決めていました。だから、平日・土日とメリハリのある1週間はとても久しぶりです。 思えば内定が出てから今日までの期間、ずっと目の前に「今すぐやるべきこと」が転がっていました。それらを順番に手に取って片付けているうちに、気づけば一気に時間

          少しずつ、ひとつずつ

          30歳の私と夢の国

          あれは、大学1年生の1月くらいのこと。大学生の特権の一つ「長すぎる長期休暇」を目前に控え、私は講義室で同じ学科の子たちと「春休み、どこ行く?」と盛り上がっていた。 「ディズニーは?」と一人が提案した瞬間、私以外の全員が「行きたい!」と、すごい勢いで返事をした。どうやら、みんな一度はディズニーランドに行ったことがあり、しかも大好きな場所らしい。一方、私はその勢いに圧倒されながら、返答に詰まってしまった。 小さい頃から、遊園地に苦手意識があった。幼少期の私は異常に怖がりで、動

          30歳の私と夢の国

          遠くにあったはずの世界

          高校生の頃、仲の良かった友人の中に、芸術大学に進学した子がいる。 仲のいい高校の同級生の中に、芸術系の大学へ進学する人は彼女以外にいなかった。だから高3のとき、彼女から聞く「入試でデッサンがあるんだよね」「空間デザインを学ぶ学部があってさ」みたいな話がすごく新鮮だった。周りとは違う道を力強く歩む彼女の姿に「そんな世界もあるんだ」と思わされた。 高校卒業後、彼女とは大学生になってからもよく遊んだ。私は会うたびに「最近は何勉強してる?」と、聞いてしまう。その子が持ちあわせたテ

          遠くにあったはずの世界

          点と点がつながるとき、文章が生まれる

          新しい習慣として「天声人語の書き写し」を始めた。毎日欠かさずとはいかないのだけれど、よく言えば「余裕がある日のナイトルーティーン」のような感じ。もうすぐ、書き写した数が30記事に達する。 きっかけは、すきま時間にニュースを読みたいと思い、朝日新聞デジタルの有料会員になったことだった。そして天声人語を久しぶりに読んだら「おもしろい……」と、純粋に感激した。いつしか毎日楽しみに読むようになって「どうせ読むなら、書き写して習慣にしよう」と思ったのだ。 しばらく天声人語と向き合っ

          点と点がつながるとき、文章が生まれる

          福岡で暮らしはじめて、1年が経ちました

          なんか、いつも気がついたら冬な気がする。冬以外の季節はあっという間に過ぎてしまうのに、冬だけはなぜか長く感じてしまう。これまでの人生では、毎年のようにそう思っていたんです。 でも今回は、驚くほど一瞬で冬が過ぎ去ってしまったように感じました。多分、今回の冬は本当の意味で、福岡での生活に慣れてきた頃だったからだと思います。 引越してきて、1年が経過しました。はやすぎて本当に怖い。でも、今とは対象的に、1年前の引越したての自分は「毎日が長く感じる」とか言っていて驚きました。「毎

          福岡で暮らしはじめて、1年が経ちました

          3月・4月に読んだ素敵な本を紹介します

          前回やってみた「2か月まとめて紹介スタイル」がなんだかしっくりくるので、今年はこの調子でいく気がしています。そして振り返ってみると3月・4月もけっこう読めていてうれしい。順番に紹介していきます。 人は話し方が9割/永松 茂久「令和イチ売れている会話の本」と帯で紹介されていた同書。何度もその表紙を書店などで目にしてきましたが、ついに購入する時がきました。最近、「話し方うまくなりたい欲」が高まっているのです…… 読了後は「いい意味で思っていたのと違った」と感じました。具体的な

          3月・4月に読んだ素敵な本を紹介します

          せわしない春の思い出

          朝6時台に起きられたのは、何ヶ月ぶりだろう。今日はめずらしく、7時すぎからカフェに来ることができたので、その臨場感をお届けしようと朝に更新しています。 3月ごろから今後のキャリアとかスキルアップのために、新しいことをいろいろ始めました。ただ、それらをいつもの生活と両立するのがなかなか難しい。寝る時間が遅くなって朝すっと起きられなくなったり、毎日の記録とか手帳が書けなくなったり。机周りもごちゃごちゃしている。 毎日せわしなくて、落ち着く時間がほしいなと思い始めた頃のGWなの

          せわしない春の思い出

          「これがいい」と生きていく

          「妥協せんでいいとよ」と、祖母から言われた。それは確か、親戚何人かと食卓を囲んでいたときだったと思う。 何気ないタイミングで気を抜いていたときに言われた言葉だから、話の文脈があまり思い出せない。多分、皆で何かを選んでいたときに私が「いいよ、私はこれで」的なこと言い、それに対して祖母が投げかけた言葉だったと思う。 そんな日常での「妥協せんでいいとよ」が、なんだか私の心に重たく残った。自分が集団の中で無意識にやった、とても些細なこと。それは見方を変えれば「妥協」と言えるらしい

          「これがいい」と生きていく

          火傷するくらいの情熱

          数日前の深夜1時すぎ。私はベッドに寝ながら枕元にiPadを置いて、あるコンビの漫才を観てゲラゲラ笑っていた。 1時間ほど前「そろそろ寝るか」と思ってベッドに横になったはずだったのに。おかげで翌日は無事、寝不足となった。それもこれも、寝る前にちょっくら読もうと手にとった『復活力』のせいだ。 サンドウィッチマンといえば、国民から愛される芸人として定着している。もうすっかりテレビで活躍する姿に見慣れてしまって忘れてしまいそうになるけれど、彼らが一躍有名になったのは、2007年の

          火傷するくらいの情熱

          失敗から始めよう

          最近、私は絵に描いたような失敗をしてしまった。少し詳しく言うと、一か月くらいかけて準備してきたことが、望まない結果に終わってしまったのである。 「失敗した」とわかってから、ショックでしばらく打ちひしがれていた。でも30分くらい経った頃から、急に気持ちがすっきりとしてきた。もしも失敗したらけっこう引きずるだろうな、と思っていたのだけれど。 大失敗した後、なんだか妙にすっきりとした気分になる。この不思議な感じ、前にも味わったことがあるような気がした。確か、大学4年生のとき。あ

          失敗から始めよう

          読書記録用のInstagramアカウントを作成しました。noteの本紹介も生かしながら、一冊ずつ見返せる形でも記録したい&新しいことがしたいと思ったのがきっかけです。手探りで運用中ですが、お気軽にフォローいただけたら嬉しいです🌸 https://www.instagram.com/saaya.book__/

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