見出し画像

【逆説】みんなが出来ることは、自分も出来た方が良いのか?

概要

・「みんなが出来ることは、何でも出来た方が良い」
・仕事では「人並み」のスキルは必要なくなる
・これからの時代を生きる力って何だ?
・子供の習い事選びは難しい

#子育て #教育 #知育 #習い事 #AI時代 #アルファ世代 #スキルポートフォリオ  

※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
下の再生ボタンを押してみてください。
音声を聴きながら、この記事を読んでいただくとわかりやすいです。

プロローグ

・先日、保育園のお迎えの際に、年中クラスの女の子のお母さんと話をした
・その子はピアノ教室に通っている
・そのお母さんに「何か習わせないんですか?」と聞かれた
・子供の習い事って悩ましいですね

わが家の事情

・わが家は都心部に住んでいるので、子供の習い事教室が近所に山のようにある
・水泳、ダンス、ピアノ、バレエ、野球、サッカー、料理、プログラミング、、選択肢が多すぎる
・私の子供時代は、書道かそろばんの2択だった(笑)
→子供たちと大違い

ある知人の子育て論

・昔、お世話になった上司の子育て方針が印象的だった
・「みんなが出来ることは、何でも出来た方が良い」
・「人より劣った部分があると、苦労する」
→何でも平均点以上をとれるスキルポートフォリオを作ることが大事
・習い事を多数
・夫婦共働き家庭なので、習い事が出来るのは土日だけ
→土日はタイとスケジュールで、習い事を梯子はしごする
→英会話、バレエ、水泳、ピアノ
・学校の授業の補習は自宅で(まだ小学生だから親が教えられる)
・おかげで、学校の授業や友達付き合いで、その娘さんは劣等感を感じることなく過ごせている
→自分は何でもできる、という自己肯定感につながる

仕事では「人並み」のスキルは必要なくなる

・人によっては、「子供の好きなことや得意なことを伸ばす」という人もいるし、実際にこの言葉は良く見聞きする
・でも、学校教育の現場では、総合成績を上げようと思うと、得意なことを伸ばすより、苦手なことを克服して人並みになる方が楽だと思う
→なぜなら、100点以上はとれないから
・例えば、いつも100点をとれる得意科目で、どんなに早く解けたり、素晴らしい回答をしたとしてもプラスアルファの点はつかない
→100点は100点のまま。満点のまま。
・このシステムを「つまらないな」と感じた人はけっこういるんじゃないかな

・学生を卒業して社会人になると、つまり仕事をして自分でお金を稼ぐようになると、「人並みにこなせるスキル」ってほとんど役に立たないことに気づかされる
・職場で「あなたは何が出来ますか(得意ですか)?」と聞かれたときに、「人並みにこなせるスキル」は自分の強みとしてアピールできない
→アピールできない弱いスキルがいくつあっても職場で評価や信頼はされにくい
→代替可能な人材になってしまう
・ちなみに、この「代替」っていうのは、他の人が代わりにやれちゃう、って意味だけではない
・標準的なレベルの仕事なら、今ではAIが代わりにやってくれる

これからの時代を生きる力って何だ?

仕事をしていると、こんな問いを自分にかけることが多い
「自分の強みって何だろう」
「他の人より高いパフォーマンスを発揮できるスキルや仕事の種類って何だろう」
「AIの領域がどんどん拡大していくなかで、これからも人に必要とされる、スキルって何だろう」

この問いが、そのまま子供たちの教育についての問いになる。

たぶんほとんどの親御さんが思っていらっしゃるように、私も子供たちがいずれは自立して、自分の力で生きていくための基礎的な力を付けてあげたいと思っている。

この基礎的な力をつけるために、保育園(学校)や家庭で足りない部分を補うのがいわゆる「習い事」だと思っている。
でもこの基礎的な力っていうものの見極めがめちゃくちゃ難しい。
→自分の中でまだ解が見つからない。
→山のようにある習い事教室の中で、「コレ」と決められない。
・子供たちがもう少し大きくなったら、自分で「○○をしたい(習いたい)」と話してくれるようになるのでしょうか?

子供が本当に喜ぶおもちゃを選ぶのも難しいのに、習い事なんてもっと難しいに決まってる。
→親のエゴであれやこれやと習わせて子供を疲れさせたくない。

皆さんは子供の習い事を、どんな基準や方法で選んでいますか?
コメントやレターで教えいて頂けると嬉しいです。

それではまた。ゆうかでした。



頂きましたサポートは、これからの創作活動に大事に使わせていただきたいと思います。