長生きしてほしい…

先日、息子が寝る前に
声を出さずに泣いていました。

私「どうしたの…?」
子「(涙)…言えない…」
私「そうかぁ…言えるの待ってるね…」

ヨシヨシしながら、考えました。
さっきまで笑ってたのにな…
次の日、登校予定だったので、
行きたくないのかなぁー
とか思いましたが、
先走りしないで待っていました。
(先走りしがち…)


しばらくしてやっと何かを
ゴニョゴニョ…
ん…??
ゴニョゴニョ…
何回聞いても聞こえない…(^◇^;)

子「…し…」
私「ん?何かしたい?」

子「ちがう…してほしい…」
私「何をしてほしいの?」

子「ながいきしてほしい…」
私「ん?長生き?お母さん?」

子「お父さんとお母さん…」
私「うんうん、お父さんとお母さんに長生きしてほしいんだね…
大丈夫だよ!長生きするよー」


亡くなることやいなくなってしまうことに
とても繊細な反応をする息子。
戦争の話や生き別れてしまう話など
ショックが大きくてフリーズするか
号泣が止まらなくなってしまうのです…

ちょうど仕事の人のお母さんが亡くなって
夜に夫とお香典の話をしてたんです…


前はその姿が可哀想に思ってしまって
なるべくその気持ちを長引かせないように
すぐ切り替わるようにしてしまってました。

今でもそういうことからは
少し距離を置いてるのですが、
そういう気持ちになってしまったときは
よくよくそのままの気持ちで
ヨシヨシとしててあげると、
通常に戻れることを何回も見てきました。

特に学校をお休みするようになってから。

今回もヨシヨシしながら、
私「いなくなっちゃうって思ったら悲しくなるよね…」 
子(号泣…)


私「ありがとう…優しいね…」
子(泣)
私「お母さん、昔から自分は長生きするようにしか思えないんだよね…(これ本当なので言いました笑)」

子「そうなの…?」
私「うん本当!〇〇が死ぬときに一緒に死ぬかも!」
子「え!笑 それ何歳?」
私「うーん、130歳くらい?」
子「そんな人いるのー笑」
私「逆に困るかもね笑」
困らないという感じでニコニコするの可愛い…

私「あとお父さんさー、すーぐ自分のこと、じいちゃんだからとか年寄りだからとか言うの、あれやめてもらおうね?!」
子「うん、80歳くらいでいいってよく言う…」
私「もっと長生きしてもらおう!笑」
(※前はいつ死んでもいいが口ぐせだったのでマシにはなったんですが、私も嫌で息子にも恐怖だったようです)
子「うん!」

そのあと、私のおじいちゃんやおばあちゃんが亡くなったのは、私が何歳のときだったかーとかそんな話をして、眠りにつきました。



悲しいことって生きてるとどうしても
避けつづけるわけにはいかないんですよね…

でも、打ち明けることができるだけでも
昇華されていくんですね。

せっかく話したのに
頭ごなしに否定されたら、、
抑圧しちゃうかもしれませんが、
何も言わなくても
ただ聞いてもらうだけでもいいですよね。
傾聴になると思います。

余裕があったら、
そうなんだねーって受容したり
共感してあげると
むしろ元気になっていきますね。

うちは、
ユーモアがけっこうポイントなので、
落ち着いてからは
ちょっと冗談も交えたりします。
本気半分入ってますが。


お子さんのタイプによりますが、
めそめそしがちな子には
大人が、
自分が悲しかったときや
失敗して落ちこんだ話とかを
ときどき聞かせてあげることで
楽になったりもします。

自分と照らし合わせられるんですね。
(なんてすばらしいんでしょうね…)

そのときは、
悲しかったよー
めっちゃ落ちこんだよー
というネガティブな感情の話を
してあげてくださいね。

でもね、こうこうこうしたら
元気になったんだよ!とか
あなたもこうしてみたら?!とか

そういうのはいりませんσ(^_^;)
逆効果になりかねませんのでご注意を…

優しく弱さをもってる人が
まわりに光をあたえてあげることが
できると信じています。

めそめそする子に
もうー!!ってなりそうなときは
その前に自分を癒してあげてくださいね^^

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コジコジは癒しの天才ですね〜

いい意味で過去から解放されて、誰もがそれぞれの夢にむかえる世界になることができたらと思っています。 そのきっかけやお手伝いができたら嬉しいです。