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2021年7月の記事一覧
「YGサービス」という醍醐味
卓球が金メダルを獲ったそうで。特に水谷選手の「YGサービス」が脚光を浴びています。
一応学生時代に卓球をやっていました(シングルは区大会で準優勝したのが最高。つまりその程度の腕です)。当時はこんなサービスをする人はほとんど見ませんでした。フォアの投げ上げサービスは昔からの定番ですが、これを混ぜられるとレシーブにかなり神経を使うはず。
ただ出す際の手首の動きが複雑なので、サービスミスで失点する危
「自分のため」と「他人のため」
元女子プロレスラー・ブル中野さんのYou Tubeチャンネルをよく見ます。↑の神取忍選手との対談は特に興味深い内容でした。
神取選手はジャパン女子時代、ジャッキー佐藤選手といわゆる「シュートマッチ」をおこない、顔面パンチでボコボコにしたことがあります。触れたくないテーマだったはずですが、ブル様が上手く話を引き出してくれました。相手をリスペクトし、礼儀と距離感を大事にしながらもツッコむべきところは
「プロの仕事」と「五分の魂」
棚橋選手の動きは決して良くなかったです。でもなりふり構わず、文字通り全力を振り絞って闘う姿が胸を打ちました。カッコよくない。だからカッコいい。ついに彼もその領域に来ましたね。
しかし試合後、感動的なマイクで大会を締めた王者・鷹木選手をEVIL選手が背後から襲撃。動画で見ていても会場が一気に静まり返ったのがわかりました。
新日本プロレスは「こうやって客をモヤモヤさせておけば、鷹木がEVILをぶち
「凡人の仕事」三大要件
かつて松本人志さんは著書に「俺はいい感じの手の抜き方を知らない」と書いていました。藤浪投手もこのタイプでしょう。120点のピッチングをした翌日に赤点を叩き出してしまうのがその証拠。
先発時代には器用ぶって小手先でかわそうとして炎上したこともありました。要領良くそれなりにこなす、ということができない。足こぎの人力飛行機みたいなもので、常に全力で行かないとたちまち下降する。いわゆる「嘘がつけないタイ
「ルーティーン」の個人性
「手で台を拭かない」「(ボールや手に)息を吹きかけない」というルールです。
卓球を知らない人からしたら「だから何?」でしょう。でも中学と高校の部活動でどっぷり浸かっていた身からすると、これは相当やりづらい。
私もよくプレーの合間にボールや手に息を吹きかけました。台も拭きました。汗が気になるという理由もありますが、このちょっとしたルーティーンをテンポよくこなすことで集中力が高まり、自分の間合いで
「尊い何か」を得る方法
デスぺ選手、王座防衛おめでとうございます。見栄え重視の大技に頼らないスリリングなチェーンレスリング(鎖が繋がるように攻防が頻繁に入れ替わるプロレス、ぐらいの意)が素晴らしかったです。
もちろんコスチュームもカッコよかった。ペルソナ4のイメージカラーは黄色。もしかして意識を? いやそんなことはないか。偶然でしょうね。
2008年発売。PS2ですよ。懐かしい。ちなみにデスぺ選手がツイートしている「
「凡人の尺度」を広げる術
今シーズンのここまでの成績が「投手で4勝1敗、防御率3・49。打者で打率2割7分9厘、33本塁打、70打点、12盗塁」ですって。
もう完全にマンガの世界。いやマンガを超えています。もし大谷選手が現れる前に「メジャーリーグを投打二刀流で席巻する主人公」の物語を読んだら「こんなこと現実にはあり得ない」と一笑に付した自信があります。
「人が想像できることはいつか実現可能」という名言を知っていても、私
「敗戦処理」のやりがい
9回裏開始時点で0-3。まさかまさか。改めて「野球は2アウトから」だなあと。
久保田利伸「虹のグランドスラム」の歌詞を思い出しました。
「1,2,3,4,5,6,7,8 勝負はこれから ONEダウン TWOダウン でもまだいける ドキドキするけど 向かい風なら もっと胸をはれ 最後にドッカーンと 虹のグランドスラム」
グランドスラムじゃないけど、3点差を引っくり返しての逆転勝ちだから、まあ似た
「スミスの爆発」という教訓
驚きました。どうぞ安らかに。
97年に彼は小橋建太選手、ジョニー・エースと「GET」(ゲット)というユニットを組みました。「グローバル・エネルギッシュ・タフ」の略です(「エネルギッシュ」は英語じゃないというツッコミを雑誌で見ました)。長身で華やかな若い三人は立っているだけで絵になりました。
でもすぐにパトリオットがWWE(当時WWF)に移籍してしまい、入れ替わるような形でブレイクしたのがジョニ
脱「減点評価」のススメ
ついに、ですか。
ひとつ気になるのは「200勝に届かず」「メジャーに行かなければ200勝できた」という声が多いこと。
プレイヤーが名球会入りを意識するのはわかります。でもなぜファンやマスコミの評価基準がそこなのか。
普通に考えたら「日米通算170勝」は「日本で200勝」に劣らぬ価値があると思いませんか? 特に「アメリカに行ってからパッとしなかった」というざっくり判定は事実に反しています。メジ
「営業マン」と「リリーフ」の喜び
1999年、フジテレビで「彼女たちの時代」というドラマが放送されました。
椎名桔平さん演じるエリートサラリーマンがリストラされて関連会社の営業職に転じ、叩き上げの上司から「使えない」と罵倒される場面が印象に残っています。しかもプライドが邪魔をして「何で俺がこんなことを」という不満に囚われている。
実は私も元・営業マンです。その会社に私より学歴の高い人はひとりもいませんでした。だから仕事ができな
「眠れない」「寝てない」「眠らない」
たぶん秋元さんは考えなきゃいけないことが膨大にあるはず。ゆえに彼の場合は「スケジュール的に3時間しか寝る間がない」ではなく「じゅうぶんな睡眠タイムを確保しても3時間しか眠れない」が真相では?
夜に集中して頭脳労働をこなすと身体は疲れているのに頭は冴えています。「もう寝なきゃ」と焦っても一向に微睡みません。諸々のプレッシャーや責任感や悪い方への想像なども、ここぞとばかりに頭を擡げます。
「眠れな
「筋」を通す「非日常」の戦士
これは刺さりました。
海外への長期遠征はスターへの通行手形です。コロナ禍でそれが許されない後輩たちに向けた、オーカーン選手の厳しくも温かい叱咤。筋が通っていると思いませんか?
言うまでもなく「勝手に行って逆輸入されたレスラー」とは彼自身のこと。2018年、当時キャリア1年の新人だった岡智之選手は新日本プロレスとイギリスRPWの合同興行に出場するために渡英。そのまま留まる形で半ば強引にチャンスを
「Rモデル」あっての「Rスター」
セリーナ・ウィリアムズも足を滑らせて怪我をし、棄権しました。大会開始当初の芝は柔らかくて滑りやすいみたいです。
どれだけキャリアが豊富でも「立ち上がり」は慎重にいかないとな、と改めて肝に銘じました。他人事じゃないです。私も開店早々にしくじると一日中しっくり来ませんから。
いまはテニスを見ることはあまりありません。かつてはアンドレ・アガシの大ファンでした。当時「芝の王様」といえばピート・サンプラ