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美術展覧会 県展2024

美術展覧会 県展2024

先日、第65回青森県美術展覧会を見てきました。
プロの画家やカメラマンではなく、一般の方の作品ですが、見応えたっぷりでした。
最近は、3年連続で見に行ってますね。
個人的に気に入った作品を紹介します。

     水彩画 グランプリ
        (日盛り)  

      (審査員の講評)
技術がすごいと思います。しかし、その技術は絵を作るために必然的に出てきたもので、上手さを主張するような

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お母さん (日記)

お母さん (日記)

遠い昔、母が語った言葉が、ふと蘇る。
当時、私は小学生だった。
その話しを聞いた時、何だか切なくて胸が苦しくなったのを覚えている。

当時、母はどこかで聞いてきた話しを語り始めた。
話しの内容は、こうだ。
ある所に、母親を亡くした少女がいた。
就寝時には、毎回母親の着物を胸に抱きながら、眠りに就いた、と。

私は話しを聞きながら想像した。
少女は、まだまだ母親が恋しい年頃だろう。
母親の残り香は、

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決意 (詩)

決意 (詩)

ありきたりな言葉だけど
潮どき、かもね
この恋、そろそろ終わりにするわ
一時の幸せより、未来の幸せを望んでるの
だから、私を探さないでね

私より大事な人
大事なものがあること
分かってるわ
それでも構わない
そう思ってた

だけどこれ以上あがいても、もう前には進めない
あなたを独り占めにできない
ここから去っていくしかないみたい

大丈夫よ
寂しさには慣れてるから
私には1人が似合う

だから

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1ミリも太ることがダメな理由

1ミリも太ることがダメな理由

まさか、この私が人前でダンスを踊ることになるとは、想像することすらできなかった。

5年前、ベリーダンスのお試し体験講座に行こうか
どうしようか、ちょっと悩んだ。
元々、スポーツは全て苦手。ダンスと名のつくものも全て経験ゼロ。

(こんな私がダンスなんて踊れるんだろうか?
でも、やってみないと分からない。自分に合わなかったら、もうやらなければいいんだし。
あっ、そうだ。ベリーダンスは皆、女性だけ?

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「本を書きたい人」が読むブログ 更新いたしました~!(^O^)/Vol.265

「本を書きたい人」が読むブログ 更新いたしました~!(^O^)/Vol.265

文芸社ホームページの人気コンテンツ「本を書きたい人」が読むブログ 更新いたしました

「本を書きたい」人が読むブログ:“愛の詩人”ハイネの本質とは何か | 書き方や出版を知る | 文芸社 (bungeisha.co.jp)

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お時間ある時に

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夜の図書館 (掌編小説)

夜の図書館 (掌編小説)

#オールカテゴリ部門

もし、本に意識というものがあったとしたら?
午後7時、出入り口の施錠を終えた職員達が、
次々と出て行く。
その後、責任者の職員が館内の最終チェックを終えて出て行くと、図書館は無人状態となる。
時折、幹線道路を通り過ぎる車の音が聞こえるくらいで、館内はしんとした静けさに満ちている。

不意にどこからか、ぼそぼそと話し声が聞こえてきた。
「連日、猛暑なのに毎日ぎゅうぎゅう詰めに

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雪中に果つ 4 (小説)

雪中に果つ 4 (小説)

#オールカテゴリ部門

(やっと見つけたわ)

真紀は、ジリジリと裕二に近づいて行った。

(まるで、獲物に近寄る猛獣みたいだわ)

自嘲気味に、そう思った。
真紀の姿を見た裕二は雪の上にうつ伏せになったまま、あからさまに驚きを露わにした。
まるで、幽霊でも見たかのような表情だ。事実、幽霊だと思ったのかもしれない。真紀はとっくに死んだ、と思っていたのだろうから。

「真紀、生きてたのか?」
「残念

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雪中に果つ 3(小説)

雪中に果つ 3(小説)

#オールカテゴリ部門

酷く寒気がした。
体の芯が冷え切っているようだ。
そして、何だかムカムカする。気持ち悪い。
理由は分からない。
すると、今度は頭部に鈍い痛みを感じた。
この具合の悪さは何が原因なのか?
寒さに耐えきれず目蓋を開けようとするが、意思に反してなかなか開けない。
でも体が、本能が、覚醒を促している。
そして重い目蓋を、やっとの思いで開けた。
視界は、真っ白だった。
顔に、何やら冷

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雪中に果つ 2(小説)

雪中に果つ 2(小説)

#オールカテゴリ部門

昨夜から降り続いた雪のせいで、道路の除雪が追いついていないようだ。
裕二は慎重に運転しているが、所々道路がでこぼこになっているため、何度かハンドルを取られそうになった。
その度に、真紀はハッとする。雪道で車が制御不能となり、ガードレールや木に激突して命を失うのは
避けたい。そんな死に方は嫌だ。理想の死とかけ離れている。

やがて、前方に通行止めのフェンスが見えてきた。
ここ

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雪中に果つ (小説)

雪中に果つ (小説)

#オールカテゴリ部門
真紀は幸福だった。
これほどの幸福を実感できたのは、生まれて初めてかもしれない。
この幸福は今までの人生で、最初で最後だろう。
今日が、その最後の日でも構わない。
事実、今日が人生最後の日になるのだから。

真紀は隣の裕二に目を向ける。
裕二もまた、真紀を見つめ微笑む。
裕二と一緒に死ねる。真紀にとって、これ以上の幸せなどありえない。ずっと、この日を待ち望んでいた。
「私、今

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引き裂かれた恋 (連載小説 4)

引き裂かれた恋 (連載小説 4)

時間を止める方法があったらいいのに。
亜矢は真剣にそう願った。
半年ぶりに雅人と肌を重ね、これ以上望めないほどの幸せに包まれていた。

(やっぱり、雅人が好き。愛してる)
それを再確認した。
雅人の隣で、一つのベッドで眠りに就く。
それが生涯、続いていけたらどんなにいいだろう。

「雅人と暮らせたら、毎日幸せだろうなぁ」
雅人の腕に抱かれ、ベッドに横たわったまま亜矢は呟いた。

「そうだなぁ。僕も

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