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【いい店の人と考える、これから先のいい店って? vol.2】 鈴木一史さん(インテリアデザイナー)

【いい店の人と考える、これから先のいい店って? vol.2】 鈴木一史さん(インテリアデザイナー)

時代の波とコロナ禍による大きな転換期を迎えている今、お店というもののあり方も大きく変わりつつある。

お店というのは、住まう人や訪れる人と地域を結びつける、街にとっての窓みたいなものなのではないか。そう考えたとき、これから先の街を、社会を、そして住まう人を元気にしていくような「いい店」とは一体どういうものなのだろう。

お店を始めたい人も、既にやっている人も、いい店が好きな人も、みんなが知りたいこ

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Interview|生産者と市場と花屋と…花の業界の今を、アルストロメリア農家 片桐さんに聞いてみた

Interview|生産者と市場と花屋と…花の業界の今を、アルストロメリア農家 片桐さんに聞いてみた

コロナの影響で、おうち時間の充実のために、花を飾り始めた人が多いと感じる今日この頃。一方で、ニュースではイベントの中止や店舗が閉まって、廃棄される花「ロスフラワー」が問題になっている模様・・・本当のところはどうなんでしょう?

今回は、そんな花業界の今を知るべく、信州片桐花卉園の片桐鏡仁さんにお話を伺いました。

「信州片桐花卉園」とは?
長野県は上伊那郡、「二つのアルプスが見える町」飯島町に位置

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給与額は、「自分」で考える。
「自己申告型給与制度」を導入して2年。
変化を振り返る。

給与額は、「自分」で考える。 「自己申告型給与制度」を導入して2年。 変化を振り返る。

コーポレートデザイングループの原( @y_hara_aquaring )です。
「自己申告型給与制度」を採用面談で紹介する際に「そんな制度があるんですね。はじめて聞きました。」という声を耳にします。

そこで、今回は当社が導入している「自己申告型給与制度」と「導入後の変化」についてお話します。

制度の細かな運用方法は常にアップデートしていく必要もあるので、今回は「この制度がなぜAQUARING

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幸福度を上げるための評価制度づくり

幸福度を上げるための評価制度づくり

こんにちは!カラダノート代表の佐藤です。

前回はカラダノートValueにかける思いについてお話しましたが、幸福度を上げるために評価制度づくりについてご紹介したいと思います。

幸せを感じる組織・制度づくりとは前回のValueの”成長が生む幸せ”でもご紹介しましたが、最も普遍的に幸福度をあげられる因子は”成長実感”であると考えています。よって、全員が成長できる環境づくりが最優先です。

一方で、”

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社員向けの社内ミーティングを全てのアルバイトさんにも開放します

社員向けの社内ミーティングを全てのアルバイトさんにも開放します

今日も #オープン社内報 という形で、社内向けの連絡をこのnoteでも公開しておきます。

弊社で毎月行なっている『コミュニケーションミーティング』こんばんは。
倉敷の美観地区で『株式会社行雲』という会社をやっている犬養といいます。

うちの会社では毎月、社員が全員参加するミーティングを行っています。

『コミュニケーションミーティング』と呼んでいるもので、目的はその名の通りコミュニケーション。

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モノ買う人々、モノ売る人々

モノ買う人々、モノ売る人々

「たかがパン屋風情が、たかが焼き屋風情が偉そうな口利いて何言ってんのよ!」と笑い合いながら、陶芸家の角りわ子さんと話をしたことがありました。いつどこで何がきっかけになってそんな話になったのか、あまり覚えてないのですが、この「たかがパン屋風情」という言葉が妙に気に入ってしまい、時々頭をよぎるのです。

実はこの後、最後に必ず付く言葉あります。「されどパン屋」です。「されど」を忘れると、自分の仕事に誇

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コミュニケーションについて考えた話

コミュニケーションについて考えた話

人間同士全てがぴったり合うことなんてほぼ皆無。ただその中で何か折り合いをつけて仲良くしようとしたり、もっとお互いを知ろうとして取るのがコミュニケーション。

社会人になると、所属するコミュニティが狭くなって、共通項が近い人としか会わなくなるので、段々人の付き合いが狭まってきます。そういう中での付き合いは気楽で心地よいものではありましたが、6年前に店を始めたことで状況は一変しました。店をやるというこ

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サービスとは何か?

サービスとは何か?

サービスとは何か。を考えに考え抜いている時に、わざわざの名前の由来を思い出した。そう、わざわざ来てくださってありがとうございます。

わざわざは遠くから(はたまた近くでも)わざわざ来ないと来られない立地にある。だからいつも「わざわざ来る価値がある店なのか?」を自問自答している。

この裏と表の関係は、絶対的に50%50%であるべきなのだが、ちょっと思考に入るとあっという間に「来る価値がある店か?」

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店を作りました。

店を作りました。

東京・吉祥寺に新しい店をつくりました。場所はこれまで私が勤務してきたソリウッドの一階です。2021年12月16日にオープンしました。

何屋さん?何屋さんでもありませんが何屋さんにもなれます。「場所」というか「空間」というか。無難な言葉を使うと「レンタルスペース」というものになります。主な商品は「時間」と「場所」です。

店の名前はseesaws(シーソーズ)といいます。そう、公園なんかにある、あ

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中川政七商店のビジョンファースト経営について

中川政七商店のビジョンファースト経営について

こんにちは、中川政七商店 取締役の緒方(@notmegumi)です。

最近ありがたいことに「中川政七商店はビジョン経営がうまくいっている会社」という認知が増えてきているようで、このあたりについて色々な方にご質問いただくこともあり「大枠を整理すると弊社の構造はこうです」というのを書いておくことにしました。
※なお、この内容は7月に私が登壇したDIGIDAY BRAND LEADERSの内容を元に一

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ローカルビジネス式ランチェスター戦略とは?ローカルビジネスの考え方を紹介します。

ローカルビジネス式ランチェスター戦略とは?ローカルビジネスの考え方を紹介します。

今回の記事は、私が代表を務めている「がやてっく」で配信しているnote記事からのご紹介です。

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noteでは毎日1記事を配信しています。

主に、運営しているローカルサイト「越谷雑談がやてっく」を通して得た情報の発信です。

ローカルエリアでのビジネスにおいて、戦い方や負けない仕組み、地域との繋がり方に関して、ノウ

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チームでデザイン原則を作った話

チームでデザイン原則を作った話

こんにちは!Uniposプロダクトデザイナー&デザイン戦略室室長のMYBです。

現在Uniposのデザインチームでは、デザインシステムやデザインの品質向上施策に取り組んでいます。

今回は私たちのデザイン原則について、チームで試行錯誤しながら作り上げた過程についてお話します!何かご参考になると幸いです。


0. デザイン原則を作る目的🏁当時デザイナーチームでは大きく2つの課題を抱えていまし

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人はなぜ買うのか。

人はなぜ買うのか。

私たちは物心ついた頃から、何かを買って暮らしてきました。小学生の頃は親にもらった限られたおこづかいで何かを買い、高校生や大学生にもなればアルバイトを始めて欲しいものを買い始めます。社会人になると、家賃を払って家に住み、水や電気やガスを買って生活をします。

買うにはお金が要るから、働くことが普通であり、なんの疑問も持たずそれこそが生き方だと思っていて、買うため=生きるためにはお金が必要だと、生まれ

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適量生産が始まる出会い(FLIKCUBE デザインのひみつ)

適量生産が始まる出会い(FLIKCUBE デザインのひみつ)

2021年6月のこと。
僕たちTENTは、ある新製品の発表会を行いました。

今回は、その時に発表した幻の新製品
『FLIKCUBE(フリックキューブ)』について。

そしてその背景についてお話ししていきます。

1.思考を解放する立方体

TENTアオキ(写真左)
こんにちは、今日はよろしくお願いします。

PM Juggling 板津さん(写真右)
よろしくお願いします。

PONTE 青木さ

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