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#読書の秋2021

好きな本でつながろう。読書感想投稿コンテストを19の出版社とnoteで合同開催します。

人気の記事一覧

読書しか楽しみないんだ。いいえ、読書をとことん楽しんでいます!

私の心を豊かにしてくれる本へのラブレター💌です。 長文となりますので、どうぞ、ゆったりとご覧くださいませ。☕ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・読書好きが読書離れになってしまった あれは高校2年の夏だったかな。 休み時間の教室で文庫本を読んでいたら、「また本を読んでいる!」と仲が良いAちゃんが駆け寄ってきて、横にはあまり見かけたことがない女子がいた。 この人は誰だろうとふと思ったら、Aちゃんが「なべともはとっても本が好きなの。いつも本を読んでいるんだよ」 すると

【読書会_開催報告】第6回_Yokohamaゆったり読書会(24年9月8日(日)開催)

▽はじめに 2024年9月8日(日)第6回 Yokohamaゆったり読書会を開催しました。今回初参加の方5名を含む8名で開催しましたが、脱線トークも含め楽しい時間となりました。(ご参加者の皆様ありがとうございました!)以下、開催報告になります。 ▽開催場所 今回も桜木町のレンタルスペースをお借りしました。桜木町駅徒歩1分でアクセスも良く、キレイな内装であったので、また利用したいと思っています('ω') ▽自己紹介・アイスブレイク まず自己紹介とアイスブレイクを行いました。

【読了】サロメの断頭台(夕木春夫/著)

■著者紹介:夕木春夫 ・1993年生まれ  ・本格ミステリやサスペンスを中心に活動。 ・緻密なプロットや意外性のある展開が特徴。 ・読者に驚きと考えさせられる作品が多い。 ・文学賞の受賞歴があり国内外で評価が高い。 ■あらすじ ①:油絵画家の井口は、祖父が購入した置時計の件で元泥棒の通訳 蓮野と共に、来日した富豪ロデウィック氏を訪ねます。ロデウィック氏は、井口のアトリエで彼の未発表作品がアメリカで見られたことを告げます。 ②:井口は、自分の作品が盗作されたと考え、蓮野と

【有益情報の発信】

【有益情報の発信】 著名な文芸評論家の小林秀雄氏(1902~1983)は 『読書について』 (中央公論新社) の中でこう述べています。 (21頁~22頁) 「 書物の数だけ思想があり、 思想の数だけ人間が居るという、 在るがままの世間の姿だけを信ずれば足りるのだ。 何故人間は、 実生活で、論証の確かさだけで人を説得する不可能を承知し乍ら、 書物の世界に這入ると、 論証こそ凡てだという無邪気な迷信家となるのだろう。 又、実生活では、 まるで違った個性

なんで夜になっちゃうの

夜の見回りをしています。おそらく今、目の前に見えているのは幽霊なのですが、忙しすぎて無視してしまっています。ごめんね。 病院で看護師をしていると、怖さなんかよりも「忙しい」が勝るのだということを知りました。 幽霊がいるとかいないとか、それは「わからない」のだと思います。絶対にいると証明できるものがないのと同時に、絶対にいないと証明できるものもないからです。 5分前に閉店時間を迎えた院内コンビニの前に、サクラちゃんとサクラちゃんのお父さんがいました。 「あ、もうお店閉ま

その決断が自分の人生に取って良い物だったかなんてその時には解らん やから「自分で決めたかった」と後悔しないように他者に人生の決断を委ねたらアカンのよ 「決断する」と言う事はものすごく難しくて辛い事やけど向き合わなアカン事よね

アメリカと日本そして今後

今のアメリカが移民で国が成立していて以前の歴史や伝統がなく彼らの拠り所はアメリカ独立宣言に原点を置いている。この宣言の基本、個人と自由がベースとなって今のアメリカが支えられている。 日本は2千年以上の歴史と伝統の中で『家』が重要なベースになっている。明治維新で個人主義が西欧から入った。伝統の『家』とこの個人を両立させる苦労は、今でも続いている。志賀直哉の暗夜行路でもこの両者の問題は重要なテーマになっている。 第二次世界大戦直後に入った憲法のベースは、平和(非暴力)、個人、

好きな本でつながろう。読書感想投稿コンテスト「#読書の秋2021」を19の出版社とnoteで合同開催します。

読書感想を募る投稿コンテスト「#読書の秋2021」を今年も開催します! 最近読んだおもしろい本、あのひとに読んでもらいたい1冊、作者へのファンレターなど、自分の好きな本についてnoteに投稿してください。文章はもちろん、マンガや写真、動画など形式は自由です。 今回、19の出版社に「課題図書」を合計84冊選んでいただきました。課題図書についての投稿は各出版社の編集者や著者が読み、優秀作品には図書カードやオリジナルグッズなど、各社が用意した賞品が贈られます。課題図書以外の本の感

19の出版社とnoteで合同開催した、読書感想コンテスト「#読書の秋2021」の入賞84作品を発表します!

2021年10月17日から約1ヶ月半開催した、読書感想文を募るコンテスト「#読書の秋2021 」。期間中(10/17-11/30)には、8,796件もの作品をご応募いただきました! 本を読むことのおもしろさが伝わってくる素晴らしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。 noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。 note運営事務局が選出した「note賞」と、各出版社が選出した受賞作品が下記のように決定いたしました。 ▼note賞源氏物語は光源氏の物語であり、

五つの味と病気

黄帝内経に素問という項目があり、味と病気の関係について記されています。 これは五行が関わりますが、木が酸味で、火が苦味で、土が甘味で、金が辛味で、水が塩味と分類されているのです。 塩辛いものを食べすぎると、水性が旺盛になり、火の気が衰えます。心臓は火ですから、心臓が弱ると分析するわけです。 辛いものを食べすぎると、金性が旺盛になり、木の気が衰えます。肝臓は木ですから、肝臓が弱ると分析するわけです。 甘いものを食べすぎると、土性が旺盛になります。旺土という状態は癌になり

Before/After

原田マハ著『リボルバー』幻冬舎. 2021 人と人の関係性の不思議さ,多面性をとらえたミステリー。 読みごたえがありました。 パリのオークションに持ち込まれた「ただならぬもの」 それはゴッホの自殺に使われたもの? そこでオークション会社オーナーは,「来歴(プロヴィナンス)こそが最大の価値を生む」と張り切ってしまう。 主人公の高遠冴は,ゴッホとゴーギャンを主軸に,博士論文執筆に挑む社会人院生。 前述のオークション社に勤務している。 冴は,フランス国立図書館Bnf(に

幸田文/雨の萩 おしゃれと云はれる人とつきあつていれば、感心させられることがたびたび けれども、その関心は儚く。 【容から心へ】 本来のおしゃれは優しさではないだろうか? 『誰かの胸にやきつくほのおしゃれがいつかはやってみたい』 秋の長雨あがりに、惚れてしまいそうな作品でした。

いつもと違った雰囲気で読書したくなったあなたに! 本当におすすめできる夜の読書スポット7選📚 https://note.com/552617125/n/n1a86c2ec3b55 #読書 #読書感想文 #読書の秋2021 #カフェ #私のコーヒー時間 #イラスト #エッセイ #日記 #詩 #小説

私が白杖ガールだった頃

弱視の女子高生とヤンキーの恋愛を描いたドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール」。原作を読んで当事者として共感できる部分がたくさんあり、ドラマも楽しみにしていた。私の周りの視覚障害当事者や、当事者に関わる同僚や友人たちも注目している作品だ。 1話を見終わって、いつか書こうと貯めているスマホのメモに白杖について書いたものがあることを思い出した。1年以上前のメモで、自分でもこんなこと書いてたのかと思ったほどだ。ドラマを見て、改めて私が主人公と同じ高校生の頃、そして今白杖について

密教と気功

興教大師の五輪九字明秘密釈という本があります。 密教の教えだけでなく、五行論だったり、医学だったりと様々な影響があったのだということが垣間見れます。 たとえば、肺(金の気)が病んでいるとすれば、火は金を溶かしますから、火の気が活発になっているのではないかと考えるわけです。色で言うなら赤というのは火の気を持っていますから、赤い色をイメージした後に、徐々に赤を薄くしていき、最終的に金の気を持っている白い色をイメージにしていくと病が良くなるということです。 ようするに剋す側の気

【都内】神保町ブックセンター

こんばんはtagaです。 本日は本の街神保町で、若者に人気なスポット「神保町ブックセンター」の魅力3つについて綴らせていただきます! 1.ゆったり楽しめる、読書空間本の街のブックカフェということもあり、店内には読書好きな人々が集い、神保町ならではの"読書雰囲気"に包まれます。また席の至る所で、学生同士の「本は何読む?」「太宰、夏目は無理で、…を読む」と文学に関する話が飛び交い、文壇トークにももってこいな空間となっています。 コーヒーもお手頃な金額で美味しく、読書や友達との

食を自分の手に

高山なおみ著「自炊。何にしようか」朝日新聞出版社 2020年  高山なおみさんの「自炊。何にしようか」は一人の料理家の現在を本に閉じ込めたドキュメンタリー作品だ。本書は380頁近くあり、料理本としては異例のボリュームである。その1ページ1ページは高山さんの日々の積み重ねを現わしているようで、ページをめくればその暮らしを覗き見るような感覚に陥る。  久しぶりに高山さんの著作を読んだのだが、かつてと比べてその料理の変化に驚いた。料理がとても自由になっているのだ。自炊というと味

挑戦に伴うリスク

いかに見えない世界というものが広く深いかということが、皆さまもご理解してきている頃だと思います。 何かを呼び出すにしても、そこから極めていかなければ使役どころかリスクでしかありません。ラッキーですぐ使える様になったなんてことはありませんし、すぐ出来ますとか言っているのも異常以外の何者でもありません。 中国の話ですが、ある人がたまたま霊験のある本を拾うのです。 彼は素人だったにも関わらず、この本によって力を手に入れたのですが、お金儲けでもはじめようと思うのが人間の性という

HSPにはライターとしての資質がある

「HSP」と「HSS型HSP」の違い先日、友人とランチしていると、「私、HSPなんですけど」と言うので、「ぼくもだよ」と笑いながら返すと、「中村さんもですか? でも私、HSS型なんですよ」 と言われて、そのとき初めて、HSPの中にも「HSS型HSP」というものがあることを知った。 日本では『繊細さん』という本がヒットしたことで、一躍HSP(Highly Sensitive Personの略)の存在が知れ渡った。 「自分の生きづらさの原因はこれだったのか!」と長年の疑問が

Qmap読もうぜ!!

Qmap読もうぜ!私がQ情報拡散を始めたのは2019年からです。それよりずっと前から情報アンテナを張って情報収集していた人達は、2017年10月にQが4chに登場した時からQに注目し、個人ブログやTwitter等でQ情報を発信していました。その方達もEriさんがTwitterに登場した時は絶賛していたのを鮮明に覚えています。 現在ではただ一人の日本人qmap.pub翻訳者であり、日本の愛国者発掘のためQArmyJapanFlynnを立ち上げたEriQmapJapan。Eri

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感銘を受けた本紹介:「一文物語集」

【アジア初】2020年以降の日本・中国オススメ小説5選

こんばんはtagaです。 本日は2020年以降の、日本と中国のオススメ小説を5作品ずつ推薦しましたので紹介いたします。 (翻訳、日本作品の要約は、おって記述します) 1.微尘

¥980

原材料の表記に絶句した。兼近大樹さん『むき出し』を読んで

 *ネタバレしません。  そもそも日本人は、好きとか愛とか、そういう見えない気持ちを可視化することが好きなんじゃないかと思う。「行動で示せ」というのだ。好きを好きのままにはできず、カテゴライズしないと気が済まない性分なのだ。とはいえガチオタさんたちを見ると、本当に好きなんだな~といつも感心するので、私は好きな人・ものができたときは、大抵「ライトファンです。」と自分を称する。何が言いたかったかというと、兼近さんのライトファンという立場で書く感想文だよというお知らせ。  そも

【World】 A library set in a near future like sci-fi world is too awesome!

Hey! Taga here! Today, let’s take a look at a few reasons why the library in Mexico, “Biblioteca Vasconcelos,” is so fantastic! special thanks 1.a characteristic design1. A library with a characteristic design and a calming space. It is c

【読んだ気になる要約】 すごい心理学

世の中に至る所に心理学が使われています。 あなたの何気ない行動は心理学によって決めれているかもしれません。 それは何も悪いことではなくちゃんと理解すればプラスに働くことばかりです。 心理学を制することができれば人生を制することにもつながるのです。 1.高い安いで美味しさは変わる 私たちは自分が支払ったお金によって料理や飲み物のおいしさを決めています。 高ければ高いほど美味しく感じるのです。 つまり安い飲み物でも高いラベルを貼ることによって高級品に見えおいしく感じ

¥100

横光利一/春は馬車に乗って 「あなたはいいわ。仕事があるんですもの。あたしは何もないんだわ」 病人の妻と、薬と食べ物を買うために働く夫。 そばにいて欲しがる妻の病勢は進むばかりで 早春がもたらす優しさ 言葉なしで分かり合える境地は 何処に眠っているのだろうか 心に花咲く作品です

【文学】泉鏡花の読解入門

こんばんはtagaです。 本日は「泉鏡花の読解入門」について、簡単に綴らせていただきます。 本記事では3分皆様からお時間を頂戴し、泉鏡花の『魔界と現実の上に成り立つ、優美な幻想性の世界』へ迷い込む簡単な手助けをすることをミッションとしております。 泉鏡花作家像 文学:浪漫主義文学 時代:明治・大正・昭和 創作:300 作品の魅力 ・妖艶な女性・幽霊・化身の登場 ・舞台設定力(縁のある土地を作品に喚起する力) ・読者の心を掴む、秀逸な情景描写 主な代表作 読解Step

リボルバー(著者:原田マハ)

著作者名:原田マハ 発行所:株式会社幻冬舎 令和3年5月発行 高遠冴(たかとおさえ)は、中学2年生の時、自室にゴッホとゴーギャンの絵があった。冴の母は、彼らについて教えてくれた。 「ゴッホはオランダ人、ゴーギャンはフランス人。ふたりとも、19世紀末のパリで、それまでになかった個性的な絵を描こうと意欲を燃やした後期印象派の画家だ。けれど、ふたりの絵は先を行き過ぎていて世の中が追いつかなかった。ゴッホは、画商をしていた弟のテオに支えられながらも心身を病み、ピストル自殺してしま

好きを言葉にしたら、人生が変わった話──「#読書の秋2021」開催によせて

新卒で入社した会社を退職したあと、青山ブックセンター六本木店で書店員として働いていた時期がある。書店員の主な業務は、レジ打ち、入荷した書籍の検品、返品する書籍の箱詰め。接客と肉体労働がメインだが、「棚」を任せられるようになると、そこに企画・編集的な仕事も加わる。 担当した棚は文庫に映画・演劇、それから文芸。文芸は大好きなジャンルで、いつかはやりたいと希望していたので、担当になったときは嬉しかった。そして、そのときの経験が、いまのnoteディレクターの仕事にもつながっているし

うれしい×ありがとう

スキ、ありがとう、うれしい、たのしい、しあわせ、おめでとう そんな気持ちをみなさまにいただいてきました。改めてすごいことだなぁと感謝しております。私が書いたものを読んでそんなお気持ちになってくださるなんて!あなたの受け止め方が素直で、柔軟でまっすぐでお優しくって。人の喜びを自分のものにできるあなたはすごいです。尊い。わたしもあなたのようになりたい。スキと、ありがとうと、うれしい、と受け止め届けたい。 昨年 noteディレクターの方からこんなTwitterがありました。

吉野万理子『亡霊トランクルーム』新潮文庫(2018) 星哉は、夏休みに祖母が営む湘南のトランクルームでアルバイトをすることになった。 年上の西条さんと星哉。関係をつなぎとめる接点は本来は見えないもので…。

【国内初】ウクライナの文学情報特集🇺🇦

こんばんはtagaです。本日はウクライナの文学インフルエンサー、書店、有識者のお力をお借りし、現代文学のウクライナの文学事情に綴らせていただきます。 (※本記事では、次世代の文学ビジネスマンや、文学愛好家へ、速やかに現代のウクライナ文学の果実を引き継ぐことをミッションに掲げています) 目次 ウクライナの現代秀作文学2選 ウクライナの古典文学4選 ウクライナ最大の本のプラットフォーム ウクライナ文学研究にあたり、便利なサイト ウクライナのオススメブックカフェ s

¥1,200

わたしの空の下ごはん

トライアスロンをはじめて20年近くになり、空の下でごはんを食べる機会が多くあります。練習や、レース、山登りで。 海外ではレトルトのご飯を持っていって、朝3時に起き1口で食べられる小さなおにぎりをいくつも作ります。 自転車は180km、長い時間乗るので自転車を漕ぎながら補給します。自転車におにぎりや、エネルギージェルを積みます。なるべく自分の好きなもの、食べられるもの、楽しいもの。羽田空港で買う虎屋の一口羊羹がお気に入りでした。 雨が降って濡れてぐちゃぐちゃになったおにぎ

【World】Yale's library is too beautiful! 🇺🇸

Hey! Taga here! Today, I want to introduce Yale University’s library “Beinecke Rare Book and Manuscript Library” 1.highly valuable historical bookThe museum exhibits highly valuable historical books such as the “Gutenberg Bible” and “Wald

【読書セラピー】(後編)リーダーになる人のたった1つの習慣|感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方

本書は20万人の人生を変えたメンターが語る 部下が最大限に力を発揮したくなる方法です。 どうも 安全・安心と絆でつながる キャリアコンサルタントのタルイです。 今回は前回の記事の続きです。 前回の内容をざっくりと説明します。 本書は赤字のカラオケ店は3店を 1年間で業務改善をする プロジェクトのお話です。 柴田正光さんが代表を務める 経営者育成スクールの生徒である 武田さん、五十嵐さん、間宮さんの3人は 店長として それぞれの店を任されてました。 まず間宮さん

¥100

【世界】本の神殿が美しすぎて🇳🇱

こんばんはtagaです。 本日は「世界で最も素晴らしい本屋10選」に選出された、本の神殿「boekhandel dominicanen」の魅力について綴らせていただきます。 監修:taga.book 協力: boekhandel dominicanen様 1. 格調高い内装  - Astonishing location for a book shop. マーストリヒト条約締結の地、美しい旧市街中心部に聳えるゴシック様式の当書店は、18世紀まで教会のであったことが知られて

一冊の本との出会い ~自分の気持ちと向き合ってみる~

最近、 目の前がパッと明るくなり 言葉の ひとつ ひとつ から力をもらい 心を ぎゅうっ と包んでくれるような 心にぐっとくる絵本に出会いました。 2010年に出版されていた本なのですが 今まで私は題名すら知りませんでした。 今回この絵本と出会うきっかけになったのが noteでした。 昨年のnoteの企画、 読書の秋2021の読書感想文の企画が 私をこの本に出会わせてくれました。 子どもの頃に戻り、 児童書を読んで読書感想文を書く企画。

人生の最期を迎えるための教科書

『エンド・オブ・ライフ』を読んだ。 この本を知ったのは、小川糸さんのエッセイ集『グリーンピースの秘密』だった。 本書で小川糸さんは『エンド・オブ・ライフ』について触れられている。 糸さんは、これをもっと前に読む機会があったとするならば、『ライオンのおやつ』という小説をきっと書いていなかったと記している。 (『ライオンのおやつ』とは、末期癌の若い女性がホスピスで夢のように温かな人生の最期を迎えるお話で、死を怖がって亡くなられた糸さんの母を想って書かれたものだそうだ。) その

星新一/おのぞみの結末 お金・宗教・盗みといった大掛かりな言葉が他の言葉と同等な軽さで、しかもややコミカルに使いまわされてるのが印象的でした。 読みながらタイトル通りの展開を期待してしまう不思議な作品です。 星新一のオススメな作品が他にあれば、知りたいです

178 変化を乗り越えて

仕事が詰まっている日。 その日は新しく任された仕事がいくつかあって、たくさん考えながらパソコンに向かっていた。 そのせいか、トイレに立った時にふと鏡を見たら、眉間にシワができていた。 おっと、いけない。 考えごとをしていると、つい眉間にシワが寄ってしまう。 眉毛と眉毛を離して、にこっと笑顔を作ってみた。 すると、今度は目尻に小さなシワができた。 ついに私にもシワが…! 笑顔をやめると、そのシワはすっと消える。 もう一度笑うと、やっぱり小さなシワ。 それを見て、嬉しくな

「モモ」の灰色の男って実在するの?

とてもいいい話を知ったので紹介させて頂きます。 あらすじをご存知出ない方は是非上の記事を読んでから、読み進めてください。短くまとまっています。 それでは灰色の男というのがなにかわかった所で、灰色の男というのはなんなのかを考えてみましょう。 民主主義って大事じゃないですか。みんなが多数決で重要なことを決めるからごく一部の人だけがえこひいきされるような展開にはならないで、みんなで税金を払って福祉を充実して安心して快適に生活できるようにするシステムですよね。 むかしの貴族や

神道はなぜ教えがないのか?

島田裕己の「神道はなぜ教えがないのか」を読んだ。 岡田斗司夫がYoutubeで紹介していたから気になって読んでみた。 もともと宗教などについては興味はあったし、御朱印集めもたまにしていて、神道については特に知識を深めたかったので良い機会だった。 大まかな内容としては、神道の歴史や神社の造り、祭事等を紹介しつつ、他の宗教との違いが解説されていた。 個人的には正直読む前に想像していた以上にかなりおもしろかった。 神道とは「ない宗教」である、これが今回の本の一番の命題といって

【都内】神保町のオススメ書店10選

こんばんはtagaです。 本日は神保町のオススメ書店10選について綴らせていただきます。 神保町楽しみ方のコツ ①3回訪問する: その日その日で、並んでる書籍が代わり、お店に抱く印象も訪問時毎に異なるためです📚 ②店員にコンタクトをとってみる: お店の方にもよりますが、御目当ての品が見つからなかったら在庫確認のコンタクトをとってみてましょう。 時々派生した書籍や新しい情報を教えていただけることも📚 ③その場でサーチする: 気になる分野で、知らない作家さんを棚に見かけ

もうあかんわ。って言ってもいいよね

「もうあかんわ日記」 本のタイトルを見ておぉ!となった。 私も「もうあかんわ」そう思ったことが 人生に何度もあったから。 しかも、今、ナウ、「もうあかんわ」なのである。 先日、岸田奈美さんの 「もうあかんわ日記」を 真夏に水を飲み干すようにあっという間に読み終えた。 著者である岸田さんは お父さんは他界、車椅子生活のお母さん、 ダウン症の弟さん、 タイムスリップしたおばあちゃんが家族。 なんやかんやいろんな出来事が起こり 「もうあかんわ」な気持ちになったりしている。

「志麻さん」やってみた

テレビで拝見していたタサン志麻さんは、芸能人のお宅で3時間で10品以上のお料理を作ってましたが、本来は忙しいご家庭に伺う料理専門の家政婦さんです。 伝説の家政婦 志麻さんがうちに来たこの本は、子育て真っ最中の、ワーキングマザーの日々の食卓に役立つように作られてます。6軒の各家庭のリクエストにこたえながらのお料理です。 テレビでは、お肉が好きだから、これを使って欲しい、というものが多かったような気がしますが、こちらは、お子さんが好き嫌いなく食べれるように、赤ちゃんと一緒に食

図書館の便利さに今さら驚いている

恥ずかしながら、今年に入るまで図書館をほとんど活用してこなかった。最近になって、「なんて便利なんだ・・・」と驚いている。 2ヶ月ほど前、友人と東所沢の角川武蔵野ミュージアムへ行ったとき、そこで偶然開催されていた「俵万智展」を観た。それが思いのほか良かった。日常を31文字で切り取る感性が素晴らしい。彼女の短歌を眺めながら、他の作品も読んでみたいと思った。 「今度大きな書店へ行ったら、俵万智の『サラダ記念日』を探してみるか」と思っていた数日後、友人からLINEが届いた。 「

【世界】1人で夜に訪れたい、蔦屋書店オススメ21選

こんばんはtagaです。本日は日本が世界の文学愛好家に誇る「蔦屋書店・21店舗」の魅力を綴らせていただきます! 1.柏の葉 蔦屋書店ビジネスであれば、SDGs・Fire資産形成。アートであればNASAアートの本など、ホットトピックの本がずっしりと本棚に並べられています。 本ショッピングを通じて、人々の関心のベクトルを肌で感じられる空間となっているのでオススメです。 注目ポイント👀:ホットトピックの本がズッシリ 2.銀座 蔦屋書店蔦屋書店にはよく足を運ぶのですが、銀座の蔦

カフカ/判決 (最良のニュースを抱えた)若き商人ゲオルクは、明らかに道を踏み誤った友人宛の手紙を持って、父親の部屋へ進んだ。 【ゲオルクは穢れているのだろうか】 友人への配慮と判決 父親の鋭い目は息子の(無垢の)真贋を見抜いていた。 予期せぬ結末は、透明でした。

東野圭吾/容疑者Xの献身 数学と物理、旧友同士の2人の天才がある事件をきっかけに再会した。 埋められた本質に施されてるのは、常人には辿り着けない発想・理解できない感性で… 崇高な難題に、突破口はあるのだろうか。 数学・物理・直感・感情・哲学的視点が絡み合う、頭働かされる作品です

宮下奈都/羊と鋼の森 登場人物が奏でるピアノの音が、本を飛び出し、耳に届くと、今度は僕が本の中へ、音の世界に吸い込まれました。 本作品における主人公の仕事観や仕事への姿勢は、現在就活中の学生に、音、のように響くものがあるのではないのでしょうか。