及び -oYoB-[古道具屋準備中]

福岡にて古道具屋を準備中ですので、その記録を記載していきたいと思います。 元設計事務所…

及び -oYoB-[古道具屋準備中]

福岡にて古道具屋を準備中ですので、その記録を記載していきたいと思います。 元設計事務所 →現アンティーク家具屋 勤務 Instagram →古道具屋(@yoyoshi_44) →小屋集メ(@koya_atsume) →狛狗図録(@komainus.rock)

最近の記事

エモい

こんばんは、今日はとてもエモい気分になったのでエモい文章を書きたいと思う。 エモいという言葉はあんまり使わないし好きでもない方なんだが、まあエモいというのが一番しっくりくるのでそういうことにしておきたい。 学生時代に入っていた劇団の公演を見てきた。 代表と後輩の二人だけがまだ活動していて、ほかは知らないメンバーに変わっていた。 見ていてすごく懐かしい気持ちになった。 ああ、何か僕もまたやりたいなあとおもった。 ここ数年で僕は大事な何かをたくさん忘れてしまった気がする。 これ

    • ぽいずん

      リバイバルがあってて、久しぶりに昔のGTOを見返した、反町隆史がカッコよかった。 それはいいけど30年近く前で今より遥かに自由な時代だったはずなのに、言いたいことも言えない世の中だったってことは、結局生きづらさってのは時代のせいだけじゃない、というかどんな時代でもそれぞれの生きづらさ、言いづらさがあるんだろうね、結局と思った。 ポイズン

      • (自分でも稼げるけど就職してもいいかなって感じで就職するのならいいが就職するしか稼ぐ方法がないから仕方なくという形で)就職しないで生きるには

        レイモンド・マンゴーの「就職しないで生きるには」を読んだ。 まあ読んだというほどちゃんと読んではいない気がする。なんとなく読みにくい文章?訳?だったのでパラパラ眺めただけというのが正しい気がする。 さて今私は転職活動中である。 なんとも難儀なことだ。 タイトルにも書いたが、自分でも稼げるけど就職してもいいかなって感じで就職するってスタンスで転職活動している。 まあまだ自分で稼げるというほどの収入源はないんだがね。 まあまあ来月から蚤の市とかにも出店していきますし、多少は稼げ

        • 古道具屋『及び -oYoB-』の名前の意味

          こんにちはこんばんは、今日はいつもの拙い要約読書感想文ではなくて、古物商として活動している際の『及び -oYoB-』の由来、意味について少し語ってみようと思います。 もともとは四十四(「よよし」と読む)という名前で最初ははじめました。意味は特になくて、自分の名前を数字に直すと44が入っているから、それを漢字にしただけです。 よよしという読みは、昔、四十四連歌(よよしれんが)という和歌の形式があったようでそこから取りました、響き的もなんとなく古道具屋っぽいかなと思って。。

          量子力学的習慣術

          村松大輔氏の「時間と空間を操る量子力学的習慣術」を読んだ。 量子力学という目線を取り入れながらどういうふうにすれば人生が好転するかについて簡潔にまとめられていてすごく良かったと思う。 量子力学と銘打っているので、欲を言えばもう少し理系っぽい内容を期待していたが、理系的な予備知識がなくてもわかる内容でその点だけはすこし物足りなかったかもしれない。 私達を取り巻くすべての物質は細かく見ていくと原子よりも極小の粒(超ひも??)でできている。量子力学とはそれらの粒の法則を研究する物

          思考の整理学

          外山滋比古氏の思考の整理学を読んだ。 1986年出版と自分が生まれるよりも前に出版された本だったが、なかなかおもしろく読めた気がする。 200ページほどで読みやすかったのもあるかもしれない。 序盤で大学で教鞭を取っていた筆者の立場から、独力で知識を得たり思考することができない優等生を自力で飛び上がることのできないグライダーのようだと比喩しているのはなかなか的を得た表現だと感じた。 また、そのグライダー優等生の学生たちが何の考えも論文のテーマ決めの相談に来るというのが愚痴のよ

          脳は世界をどう見ているのか、な?

          ジェフ・ホーキンス著,大田直子訳の 脳は世界をどう見ているのか: 知能の謎を解く「1000の脳」理論 という本を読んだ。 表紙がカッコ良くて、内容も知的そうだったから読んでみた。 特別面白い感じはしなかったが、とりあえず簡単に内容をまとめる。 頭のなかの世界モデルという章での、何かを触った時に違和感を感じるのは、脳は無意識に次におこる感覚を予測していているというのは、当たり前のようだが納得した。 この本では座標系というものが重要視されていた。 座標系は脳の新皮質にあり、

          脳は世界をどう見ているのか、な?

          スピリチュアルズ 「わたし」の謎 を読んだ

          橘 玲のスピリチュアルズ 「わたし」の謎 を読んだ。 だいぶ前に読んだからあんまり覚えていないが、簡単にまとめておきたい。 身体や感覚と精神の関係などについてが、さまざまな例を交えて語られていた。 序盤での初対面のひとには温かい飲み物を出した方がいい、柔らかいソファに座らせると相手の態度が柔軟になる、プレゼンの資料は重くすると重要に感じる、などは実生活で意識するとちょっと役に立ちそうでよかった。 心拍数が低いかったり刺激に対して鈍感な人は外交的、逆に心拍数が高く刺激に

          スピリチュアルズ 「わたし」の謎 を読んだ

          バカと無知

          橘 玲の「バカと無知」を読んだ。 橘さんの本はいくつか読んだことがあるが一番読んでいて楽しかった気がする。 本書は PartⅠ:正義は最大の娯楽である PartⅡ:バカと無知 PartⅢ:やっかいな自尊心 PartⅣ:「差別と偏見」の迷宮 PartⅤ:すべとの記憶は「偽物」である の5章立てであった。 それぞれにさまざまな小項目があり、簡潔に根拠や要点が書かれていて読みやすかった。 PartⅠの部分での、脳は自分より優れた者に対しては「損失」、自分より劣った者に対しては「

          幼稚園の頃の思い出

          幼稚園の頃、先生がクラスの全員を叱る場面があった。 そこで先生が「みんなはなんでいい子にしなきゃいけないと思う?」と聞いた。 、、、数十秒誰も答えなかった。 早く終わってほしかった僕は手を上げて「先生に怒られるのがイヤだから」と答えた。 自分は正しいと思っていた。 先生はそれを聞いて「同じだと思う人は手を上げて」と言った。 クラスの半分くらいが手を上げた。 「他のみんなは?」と先生が聞いた。 すると背も高く足が一番早かった男の子が手を上げて「それは違うと思う、自分たちのため」

          頭の回転が速い人の話し方

          岡田斗司夫の頭の回転が速い人の話し方を読んだ。 最近Youtubeでよく岡田斗司夫さんのチャンネルをよく見ているので、彼の考える話し方について学びたいと思い買ってみた。 読んでみて、実際に書かれた内容をしっかりこなせれば、自分の仕事の打ち合わせでもかなり役立ちそうだな、と思った。 本書では、大きくユニバーサルトークと戦闘思考力というものについて書かれていた。 ユニバーサルトークとは、誰にでも通じる話し方に対しての著者の造語である。 ユニバーサルトークでは、打ち合わせや会

          頭の回転が速い人の話し方

          生物から見た世界

          ユクスキュル/クリサート著の生物から見た世界を読んだ。 ちょっと前から無職転生にハマってて読み終わったので、今度は知的な本でも読んでみようかと思って読んでみた。 古めな本だし訳なのもあってちょっと硬い文章だったけど、150ページちょいだし細かく章立てされていたから、わりと読みやすかった。 序章では、環境と環世界について述べられていた。 客観的に誰からみても等しい環境ではなく、主体それぞれの知覚世界と作用世界からなる環世界というものに着目していて興味を惹かれた。 最初にダ

          生物はなぜ死ぬのか?

          小林武彦の「生物はなぜ死ぬのか」を読んだ。 第1章では生物がなぜ誕生したのかについて簡単に説明されていた。 ビックバンから始まり地球の成り立ちを述べつつ、奇跡的な環境や奇跡的な確率により遺伝物質(RNAなど)の自己複製ができるようになったことにより、生物のタネが誕生していった。 第2章では、絶滅に関すること述べられていた。 最近は進化や絶滅の本をいくつか読んでいたので、共通する部分もあった。 第3章では、生物がどのように死ぬのかについて述べられていた。 生物の死に方には

          理不尽な進化

          吉川浩満の「理不尽な進化」を読んだ。 近くの本屋で気になったので買ってみた。 進化という言葉に対して、理不尽という表現を使うのが面白いなと言うのが第一印象だった。 序一二三終章の五章だてである。 序章では、「進化」という言葉が生物の進化以外にも日常生活に浸透していることへの指摘から始まり、現在いる生物はこれまでの歴史の中で生き残ったごく僅かな種類で、これまで存在した生物の99.9%は現在には生き残ってないことから、種の絶滅についての話が開始されていった。 進化を絶滅の視

          神道はなぜ教えがないのか?

          島田裕己の「神道はなぜ教えがないのか」を読んだ。 岡田斗司夫がYoutubeで紹介していたから気になって読んでみた。 もともと宗教などについては興味はあったし、御朱印集めもたまにしていて、神道については特に知識を深めたかったので良い機会だった。 大まかな内容としては、神道の歴史や神社の造り、祭事等を紹介しつつ、他の宗教との違いが解説されていた。 個人的には正直読む前に想像していた以上にかなりおもしろかった。 神道とは「ない宗教」である、これが今回の本の一番の命題といって

          神道はなぜ教えがないのか?

          陰翳礼讃

          谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を読んだ。 実は今回が初めてではない。 大学生のころ、設計か何かの講義のとき先生がおすすめしていたので、買って一度読んだことがある。 そのときの感想としてははっきりとは覚えていないが、日本贔屓の西洋批判が鼻につく文章だなと思ったことは記憶は残っている。 まあ今回読んでみてもそれは少し思ったが、内容的としては、陰が生活の中に深く関わっていた頃の日本の生活の面白みなどは確かに想像できた。 影の中で映えるように日本の昔の食器などがデザインされたのではな