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スピリチュアルズ 「わたし」の謎 を読んだ

橘 玲のスピリチュアルズ 「わたし」の謎 を読んだ。

だいぶ前に読んだからあんまり覚えていないが、簡単にまとめておきたい。

身体や感覚と精神の関係などについてが、さまざまな例を交えて語られていた。

序盤での初対面のひとには温かい飲み物を出した方がいい、柔らかいソファに座らせると相手の態度が柔軟になる、プレゼンの資料は重くすると重要に感じる、などは実生活で意識するとちょっと役に立ちそうでよかった。

心拍数が低いかったり刺激に対して鈍感な人は外交的、逆に心拍数が高く刺激に対して敏感な人は内向的だという内容は興味深かった。

その他にも人の脳は現実とフィクションの違いを認識できない点や集団の同調圧力や先入観、ステレオタイプなどにより認知や能力に影響を与える事例などがさまざま書かれていた。

また実験を例にオキシトシンの働きにより仲間への愛や絆が深くなるほど、逆にそれ以外の人には排他的になってしまうという事例が挙げられていて人間の難しさを感じた。

世の中さまざまな人がいるが、自分のパーソナリティを見極めそれがうまくハマる環境を探し出すなり、作り出すなりして精神と肉体と経済的に豊かな生活が送りたいものですね。

スピリチュアルズ 「わたし」の謎 単行本
橘 玲 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BA-%E3%80%8C%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%AC%8E-%E6%A9%98-%E7%8E%B2/dp/4344037987

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