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頭の回転が速い人の話し方
岡田斗司夫の頭の回転が速い人の話し方を読んだ。
最近Youtubeでよく岡田斗司夫さんのチャンネルをよく見ているので、彼の考える話し方について学びたいと思い買ってみた。
読んでみて、実際に書かれた内容をしっかりこなせれば、自分の仕事の打ち合わせでもかなり役立ちそうだな、と思った。
本書では、大きくユニバーサルトークと戦闘思考力というものについて書かれていた。
ユニバーサルトークとは、誰にでも通じる話し方に対しての著者の造語である。
ユニバーサルトークでは、打ち合わせや会議などの話し合いの場では、相手の意見にまず共感し、その後で誰もが納得する折衷案を再構築し、それを全員の結論にしてしまう。
その際に自分の考えを押し通さず、考えをどんどん変えていって良いという点は興味深かった。
途中のコラムに書いてあったヨシモトでもやっているという心を鍛える方法、声を出す方法もおもしろかった。
・心を鍛える方法
①エレベーターでは真ん中奥にドア側を向いて立つ
②電車で前の席に座っている人たちが、自分の話を聞いてくれるんだとイメージする。
③映画館であえて座席の前の方へ行き、席を探しているふりをしてうろちょろする。
・声を出す方法
ティッシュ配りの人などに、ありがとうと受け取り、それからそのテッシュの広告の内容などの世間話をする。
戦闘思考力とは、思考のスピードを上下させ臨機応変に話すことができる能力である。
戦闘思考力は、トップギア・ミドルギア・ローギアに分けられる。
まずはローギアから鍛える重要であり、それには答えの出ない問題をずーっと考え続けることで、思考力の持続的につよくなるらしい。
口数のコントロールについても書かれており、口数が少ない人(ローギアが強い人)は言い間違っても相手は理解してくれると信頼して、いつもの4倍話すようにするのが良いらしく、それは少し頑張ってみようと思う。
さらに、出されたテーマに対してどんどん答える、フランス式「理由は3つある法」を使って話す、デッサンのようにできるだけ近似値に近い言葉を話す、というのも心がけようと思った。
逆に口数が多すぎる人(トップギアが強い人)は相手の話を遮らない、具体的に共感する、相手が心を開いてきたらさらに聞く、ようにすると良いらしい。
もちろん、どちらも訓練するに越したことはない。
途中、島田紳助の言葉を引用して、受け答えを10種類考えその中から選んで答えるという話も出ていて、実践するのは大変だがかなり能力がつきそうだなと思った。
戦闘思考力のルールとして
ルール①:勝たない
ルール②:「勝つ」のではなく「答え」をつくる
ルール③:相手を負けさせない
ルール④:相手を笑わせる
ルール⑤:悩ませない
ルール⑥:すっとさせる
というのが、ある。
自分もこれまで仕事の打ち合わせなどでは、①〜④はなんとなく意識していた気がするが、⑤⑥の相手を悩ませず打ち合わせの場ですっとさせるというのは、うまくできていなかったように思う。
そのせいで、決まった内容をあとで変更されたりしてきたので、相手を悩ませない、すっとさせる、という部分もしっかりと意識していきたい。
最後の方には戦闘思考力を鍛えるための、課題も色々乗っていたので実践していこうと思う。
話すことは得意ではないしそんなに好きでもないが、まだまだ改善の余地があるとは思うので、諦めずに伸ばし続けていきたい。
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