頭の回転が速い人の話し方
岡田斗司夫の頭の回転が速い人の話し方を読んだ。
最近Youtubeでよく岡田斗司夫さんのチャンネルをよく見ているので、彼の考える話し方について学びたいと思い買ってみた。
読んでみて、実際に書かれた内容をしっかりこなせれば、自分の仕事の打ち合わせでもかなり役立ちそうだな、と思った。
本書では、大きくユニバーサルトークと戦闘思考力というものについて書かれていた。
ユニバーサルトークとは、誰にでも通じる話し方に対しての著者の造語である。
ユニバーサルトークでは、打ち合わせや会議などの話し合いの場では、相手の意見にまず共感し、その後で誰もが納得する折衷案を再構築し、それを全員の結論にしてしまう。
その際に自分の考えを押し通さず、考えをどんどん変えていって良いという点は興味深かった。
戦闘思考力とは、思考のスピードを上下させ臨機応変に話すことができる能力である。
戦闘思考力は、トップギア・ミドルギア・ローギアに分けられる。
まずはローギアから鍛える重要であり、それには答えの出ない問題をずーっと考え続けることで、思考力の持続的につよくなるらしい。
口数のコントロールについても書かれており、口数が少ない人(ローギアが強い人)は言い間違っても相手は理解してくれると信頼して、いつもの4倍話すようにするのが良いらしく、それは少し頑張ってみようと思う。
さらに、出されたテーマに対してどんどん答える、フランス式「理由は3つある法」を使って話す、デッサンのようにできるだけ近似値に近い言葉を話す、というのも心がけようと思った。
逆に口数が多すぎる人(トップギアが強い人)は相手の話を遮らない、具体的に共感する、相手が心を開いてきたらさらに聞く、ようにすると良いらしい。
もちろん、どちらも訓練するに越したことはない。
途中、島田紳助の言葉を引用して、受け答えを10種類考えその中から選んで答えるという話も出ていて、実践するのは大変だがかなり能力がつきそうだなと思った。
戦闘思考力のルールとして
というのが、ある。
自分もこれまで仕事の打ち合わせなどでは、①〜④はなんとなく意識していた気がするが、⑤⑥の相手を悩ませず打ち合わせの場ですっとさせるというのは、うまくできていなかったように思う。
そのせいで、決まった内容をあとで変更されたりしてきたので、相手を悩ませない、すっとさせる、という部分もしっかりと意識していきたい。
最後の方には戦闘思考力を鍛えるための、課題も色々乗っていたので実践していこうと思う。
話すことは得意ではないしそんなに好きでもないが、まだまだ改善の余地があるとは思うので、諦めずに伸ばし続けていきたい。
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