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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
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#読書

本の棚 #221 『しないことリスト』

本の棚 #221 『しないことリスト』

ぼくは大学3年生の冬に

あることに気づいた。

「世の中に、やらなければならないことなんて何ひとつないんじゃないか」

やらないといけない

これを「must状態」と命名した。

この状態が続くとぼくはかなり窮屈な思考になり

なんだか楽しくなくなり苦しくなる。

落ち着いて考えてみると

やらなければ死ぬ、ということには

ほとんど遭遇したことがないのに…

そんなmust状態に突入して

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本の棚 #216 『時間最短化、成果最大化の法則』

本の棚 #216 『時間最短化、成果最大化の法則』

短時間で成果を上げるための黄金法則。

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思考アルゴリズムとは

考え方のクセとも言えるもので

スキルよりも何倍も差がつくという。

さらにスキルは分野分野で異なるが

思考アルゴリズムはどこにいっても

いくつになっても使えるものだ。

早いうちに良い考え方のクセを身につけると

人生の後半には投資の如く効いてくる。

ピッと反応してパッと行動に移す。

今すぐやるか、い

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本の棚 #213 『付加価値のつくりかた』

本の棚 #213 『付加価値のつくりかた』

物価がどんどんあがっている。

コンビニにいくとよくわかる。

手軽に楽しめるはずの駄菓子も

どんどん値上がりを続けていて

ビックリマンチョコの値段に

びっくりさせられる始末。

ぼくたちはモノやサービスを買うときに

価値があると思うから買うわけだが

価格があがってもなお、その価値があるか

「そこまでの価値はない」と判断したら

買わなくなる、使わなくなる。

どうやったら価値を感じて

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本の棚 #212 『スタンフォード式 人生デザイン講座(仕事篇)

本の棚 #212 『スタンフォード式 人生デザイン講座(仕事篇)

人生をデザインするためには

今の現実世界がどんな時代なのか

知っておく必要がある。

新しい現実の名前は?という問いに

この本は答える。

「ディスラプション=破壊的変化」だ。

これまでのルールや当たり前は

どんどん変化していく。

この変化の荒波の中で

どうやって人生をデザインするのか。

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ここはメモ程度。

まずは現在地を知ること。

自分がどこにいて、

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本の棚 #211 『経営は、焚き火のように』

本の棚 #211 『経営は、焚き火のように』

「よし、焚き火をしよう」

そんな思いつきでその一日はスタートした。

飛行機から降りたときに

その案が天から降りてきたわけだけど

残念ながら、その思いつきは

実行されぬまま、BBQに辿り着く…

「思いつきで焚き火ができない」

これが当たり前なのか。

そんな場所は、このJAPANにはないのか。

いや、必ずあるはずだ。

けど、もっとあったらいいのになと思う。

人生に、野遊びを。

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本の棚 #209 『売上の地図』

本の棚 #209 『売上の地図』

売上があがる方法、ルートが書かれている地図、

そんなものはこの世にない。

しかし売上につながる世の中の仕組みを

わかりやすく描いた地図は、ここにある。

店舗、接客、ウェブサイト、広告…

あらゆるものが相互に作用し合いながら

ときには良いこともあるけど

良くないときもある。

でもどこかにきっかけがあるはずで

そのつながりを知っておくことで

命の危険を免れる…そんな地図ならほしい。

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本の棚 #207 『カスタマーサクセス』

本の棚 #207 『カスタマーサクセス』

「販売して終わり」

「KPIは売上データのみ」

それでは立ち行かなくなる時代。

購入することはあくまで顧客接点のスタート。

その後の顧客の成功にどれだけコミットして

末永く付き合っていけるか。

SaaSやサブスクだけの話ではない、

それらのサービスが生まれて

そしてビジネスの中心となっている背景に

社会全体が「求めている」と考えて

間違いはないだろう。

所有ではなく利用するこ

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本の棚 #206 『HIGH OUTPUT MANEGEMENT ハイアウトプットマネジメント』

本の棚 #206 『HIGH OUTPUT MANEGEMENT ハイアウトプットマネジメント』

誰かがyoutubeで紹介していた本。

マネジメントについてレベルアップを図るため

読んでみたはいいものの…

濃い!中身が濃すぎる。

少し水で薄めたほうがいいのではないか

イラストなんか入れて

もう少し柔らかくしてもらえないだろうか。

そんな嘆きと共に得られる濃厚な味に

前半100ページほどで一時中断を余儀なくされた…

つづきはまた今度。

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本の棚 #202 『生産性ーマッキンゼーが組織と人材に求め続けるものー』

本の棚 #202 『生産性ーマッキンゼーが組織と人材に求め続けるものー』

これで3周目か、いや4周目か。

「生産性」ということばを発するときに

あらためて読みたくなる、そんな本。

これほどスッと入ってくる生産性に関する本はない。

でも何回も読み返さないと

これまでのパラダイム、思い込みに

引き戻されてしまう…

7つの習慣のレベルで読み直していきたい。

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酷なようで、組織においてはそのとおりだ。

誰でもできる仕組みをつくった

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本の棚 #201 『マーケティングとは「組織革命」である。』

本の棚 #201 『マーケティングとは「組織革命」である。』

昨日の初耳学で教壇に立ち

キャリアに悩む人たちの声に

誠実に回答している姿に

ぼくは森岡毅さんという人に

ますます興味が湧いた。

日本は"マーケティング発展途上国"です。

そんな言葉が著書にあるように

まだまだ発展段階な部分があるこの世の中を

どんな切り口で切り拓いていくのか。

その思考プロセスやいかに。

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どんなに効果的な策があったとしても

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本の棚 #200 『自分の時間を取り戻そう』

本の棚 #200 『自分の時間を取り戻そう』

ちきりん=伊賀泰代さん?

そんな話を社長から聞いた。

あの『生産性』『採用基準』という

素晴らしい著書を書いた人は

なんだか見たことがある、くらいの

ひらがな4文字「ちきりん」だったのか。

早速ブログも拝見させてもらい

すでにファンになりつつあるという

ミーハー人間である。

仕事、家族、自分の時間を

どうやって使っていくのか。

その指針になるような本ではないかと思う。

−−

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本の棚 #199 『RPAの威力』

本の棚 #199 『RPAの威力』

RPGではありません。

robotic process automation

この頭文字をとっているわけで

短縮版横文字読解力の低さを痛感する。

まさにチャレンジしてみたい内容で

特に誰かに教わるという段階でもなく

自分ともう一人くらいいたら

まぁ展開していけるだろうという予想のもと

「威力」という単語にひかれて

本書を手にしている。

世の中はもっと自動化していく。

ロボット

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本の棚 #198 『会社で起きている事の7割は法律違反』

本の棚 #198 『会社で起きている事の7割は法律違反』

ちょいちょい…

7割はチョトマテクダサイ。

法のもとの平等、と言われるが

知らぬ間にやってしまっている状態が

最も怖い…

世の中には色んな人がいて

もちろん会社にも色んな人がいる。

いつもどおりに接していても

ある人は問題ないけど、

またある人にとっては「無理、訴える」で

チーン、となるときがくる。

これは思っているよりも身近な話だと

ここ数年感じているわけであります。

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本の棚 #197 『Webライティング実践講座ーニュースリリースから商品説明までー』

本の棚 #197 『Webライティング実践講座ーニュースリリースから商品説明までー』

ことばで伝えることと

文字で伝えることに違いがあるのは

なんとなくはわかっていたけれど

なんとなくでは仕事にならない。

ことばで伝えられる人が

文字で伝えられる、

伝わる文字を操れるとは限らない。

むしろ話すことに自信があればあるほど

文字化することに対して

謙虚な心で取り組めないのではないか。

「口から産まれてきたのか」

と言われるような人は要注意だ。

感覚的に取り組むの

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