本の棚 #206 『HIGH OUTPUT MANEGEMENT ハイアウトプットマネジメント』
誰かがyoutubeで紹介していた本。
マネジメントについてレベルアップを図るため
読んでみたはいいものの…
濃い!中身が濃すぎる。
少し水で薄めたほうがいいのではないか
イラストなんか入れて
もう少し柔らかくしてもらえないだろうか。
そんな嘆きと共に得られる濃厚な味に
前半100ページほどで一時中断を余儀なくされた…
つづきはまた今度。
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情報収集、
情報提供、
意思決定。
部下に向けてだけではない。
関係者に対してもコミュニケーションをとり
全体の能力の和、それ以上の成果をだす。
こんなに価値のある役割であることを
まずはマネージャーが自覚することだ。
自分の部署のとりまとめみたいな役割だけでは
マネージャーとしての能力があるとは
言えないという、厳しめの著書。
全体のつながり、ばらつきに着目して
フローの中に潜むボトルネックをつかむ。
そこにどんなリソースを投下するのか
マネージャー同士で話して実行することで
組織全体のパフォーマンスが向上する。
自分の時間の使い方について
最近よく考える。
実務的な、作業的な時間ではなく
考えて、考えて、考え抜いて…動く。
考える時間を大切にして
次のアウトプットにつなげる。
なかなかのプレッシャーだ。
そのプレッシャーから逃れるために
手を動かし、足を動かし
「何もしていない」と思われないために…
そうなってしまいそうになる。
しかし碇シンジの声を思い出せ
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…」
まだまだ逃げている気がするけど
考える→図式化して整理する
これを始めたことにより
なにか見えそうになっている。
そんなタイミングがいまだ。
過保護になることで
得をするのは誰だろうか?
保護されて一時的に失敗をせずに済む部下か
保護することで優越感を味わう上司か
結局上司の思い通りの結果になる
そこに組織としての成長はあるのだろうか。
顧客に対しても一時的には
喜んでもらえるかもしれないが
もう少し長い目で見たときにどうなのか。
干渉するときのジャッジは
その部下のことをよく見ていないと
誤る可能性が高いように思う。
とはいっても、抜群の純度100%の正解なんて
ありゃあしないのだろうけど。
また、権限委譲についても
心にもない権限委譲ジェスチャーはNG
と書かれている。
権限委譲したフリ、口だけパターンは
部下からすると、がっかりする。
マイナスのテコ作用である。
それなら言わないほうがマシなのだ。
判断させてみて、なぜその判断に至ったのか
しっかりと耳を傾けること。
そして判断基準をシンクロさせていくと
組織として大やけどをする前に
反応できるのだと思う。
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