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本の棚 #199 『RPAの威力』
RPGではありません。
robotic process automation
この頭文字をとっているわけで
短縮版横文字読解力の低さを痛感する。
まさにチャレンジしてみたい内容で
特に誰かに教わるという段階でもなく
自分ともう一人くらいいたら
まぁ展開していけるだろうという予想のもと
「威力」という単語にひかれて
本書を手にしている。
世の中はもっと自動化していく。
ロボットをロボットとして認識しなくなる。
エスカレーターをロボットだと思う人は
そんなにいない。
けれどもあれもロボットだ。
「階段をのぼる」という反復動作を
自動化、補助しているロボット。
仕事のなかでもこれがどんどん進んでいく。
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RPAの主な目的・効果
なにが目的なんだと言われると…こうだ。
①余力創出
→高付加価値業務へのシフト
②コンプライアンス
→不正防止
③業務負荷の削減、作業平準化
④業務の見える化
⑤競争力強化
⑥業務正確性担保(間違い防止)
人が少なくなっていくのに
人の欲望は高まって、増幅していく
こ世の中においては
人が対応しないほうがいいことが
山ほど出てきている。
けれども人が減っている、止められない。
一人一人の能力を高めて、効率をあげる。
それにも限界値がある。
なんなら効率をあげすぎて
人間としての間がなくなってきたため
心が折れる人が現れてきて
さらに人が減っている印象さえある。
それならロボットとともに生きよう。
そしてその速度をもっとあげないと…
RPAが最も活きるのは、システム化するとコスト倒れになってしまうためシステム化するには至らないが、効率化する余地がかなりある領域だ
コスト倒れというのは
上司の頭を横に振らせるにはもってこいの素材だ。
コスト回収ができないのに
だれが一歩目を踏み出すというのか。
RPAにおいては
スモールスタートが可能であり
改善余地は組織の至るところに転がっている。
ドリルダウン、プルダウンはロボットは不得手
ロボットにも苦手なことがあるのは
あまり知らなかった。
しかもプルダウンって…
人間ってなんて優秀なんだとさえ思う。
しかしその特性を理解さえすれば
それに合うように設計すればいい。
彼らは眠らない、さぼらない。
求めることは「明確な指示だ」
プロセスイノベータ
新しい技術やサービスが出てきた時に、それらを自社で活用した場合にどの程度の恩恵があるかを考える力を持つ
こんな人材が社内にいるならば
それはレアキャラだし
確保しておいたほうがいい。
自社の内情と最新のサービスをマッチングできれば
組織にとっては大きな価値がある。
わざわざたくさんの営業さんから
連絡をもらいオンライン打ち合わせをする時間が
削減できるではないか。
これからの企業経営にとっては
このように新しい情報にアクセスできて
自社という素材とうまく合わせて
料理できる人は大切だと思う。
意思決定、企画、構想、クリエイティブ
これらは人しかできない。
人がすべきことだ。
ロボットの存在が拡大すればするほど
人は人らしくなるかもしれない。
ロボットの進化が人の真価を掘り起こす。
拒否している暇はない。
この時代、環境に適応しよう。
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