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本の棚 #200 『自分の時間を取り戻そう』

ちきりん=伊賀泰代さん?

そんな話を社長から聞いた。

あの『生産性』『採用基準』という

素晴らしい著書を書いた人は

なんだか見たことがある、くらいの

ひらがな4文字「ちきりん」だったのか。

早速ブログも拝見させてもらい

すでにファンになりつつあるという

ミーハー人間である。

仕事、家族、自分の時間を

どうやって使っていくのか。

その指針になるような本ではないかと思う。

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正しい生産性の上げ方とは、資源を今より有効活用し、得られる成果(価値)の総量を増やすことです。

他の人を犠牲にして自分の生産性を上げる

これでは全体の生産性はあがらないし

この方法は長くは続かない。

正社員がやっている業務を

アルバイトにやってもらうだけではバツ。

空いた時間でどれだけ価値を生み出せるか

またその業務時間をさらに短縮する。

投下した資源に対して

価値の総量が増えていますか?

これを常に問うことだと思う。


誰であれインプットが簡単に増やせる環境においては生産性を高めようとはなかなか考えません。

独り身時代の残業時間は

ぼくにとってはまさに簡単に増やせるインプットであった。

当時は今ほど労働時間に対して厳しくなかったので

インプットを増やし続け

生産性について考えていなかった。

その状態、やり方ではいずれ

インプットの限界がやってくるわけで

そうならないようにするには

投入する時間を制限することで

生産性を上げざるを得ない環境をつくる。

つまり

□一日の総労働時間を制限する

□業務ごとの投入時間を決める

具体的には

「自分の仕事はすべて午前中だけで終わらせ、午後は部下の指導や管理に使う」

こんな短い時間ではとても無理だ、

そんな設定の中で

じゃあ、その時間内に終わらせるやり方は?

と考えてみる。

ブレイクスルー的な思考ですすまないと

あとあと苦しくなるだけだ。


人手不足の原因となる「ひとりで全部やれ」思想

全部できるようになるには

仕組みがあったとしてもそれ相応の時間が

かかることは新入社員を見ていればわかる。

生産性を高めていくために

別にひとりで全部できなくてもいい

全部完璧を求めなくていい

そんな思考回路に切り替えたいものだ。

おなじようなことを色んな人が

いたるところでやっている…

そこには生産性をあげるヒントがあるかもしれない。


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#読書 #推薦図書 #生産性

#お金 #時間 #伊賀泰代 #ちきりん

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