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#この街がすき
【料理エッセイ】神田古本まつりで欲しかった本とかビビッときた本とか買って、最高のドイツビールを飲みながら、マスターから60年代と東京について教えてもらったよ
この前の週末、神田古本まつりに行ってきた。昨年末、浦和の古本まつりに誘ってくれた後輩と今回も一緒だ。
天気は悪かったけれど、傘を差さないでいられるギリギリの中、外に並んだ本をあれこれと見ていった。
序盤で岩波文庫版千一夜物語の全巻セットを見つけてしまって、けっこう迷った。ずっと欲しいと思ってはいたけど、ネットで探すと値段が値段なので、買うのを躊躇していたもの。いま、Amazonでは6,0
HKB(10)日本に電話を広めた沖牙太郎の起業家精神(前編)
沖牙太郎、広島を飛び出して上京する2024年(令和6年)の日本の携帯電話加入数は、約2億2000万件だそうです。また、固定電話の加入数は約6000万件となっています。
従って、携帯電話と固定電話の合計加入数は、約2億8000万件となります。(総務省統計局資料による)
日本で「電話事業」が始まったのは、1890年(明治 23年)年のことでした。当時の加入者数は、わずか197件でした。
つまり、
HKB(11)日本に電話を広めた沖牙太郎の起業家精神(後編)
この記事は「前編・後編」の2部構成となっています。前編をまだ
お読みでないかたは、以下のリンク先から是非どうぞ
沖牙太郎、「明工社」を起業する「ヤルキ社」を設立してから、沖牙太郎はこう考えるようになりました。
「世運の趨勢を察するに,文明の進歩はしんしんとして 留まる所を知らず,就中、なかんずく電気の応用に至つては,到底測り知るべからざるものがある。如しかず、速かに官を辞して、将来に望み多き
■変化し続ける町・渋谷■まだまだ続く再開発工事
渋谷の街を歩くガイドをこの1年で3回務めました。9月に4回目を実施しますが、この間だけでも、街の様子はどんどん変化しています。それは、同時並行で進行し続ける様々な街区の再開発工事やその関連工事が少しずつ進捗している証拠で、少しばかり工事のことを知っている身にとっては、その歩みを感じることができる瞬間なのですが、恐らくそういうことを知らない人にとっては、「またダンジョンが複雑になった・・」と感じる瞬
もっとみる■玉川上水と水道施設のある下町街歩き(京王線:代田橋駅~明大前駅)
あっという間に12月になりました。多忙だった秋があっという間に過ぎた感じです。今回は、しばらく前に探索した場所をご紹介したいと思います。京王線の代田橋駅から明大前駅にかけてです。このあたり、なかなか面白い構造物などが登場します。
■まずは今昔マップで確認
この付近の地図を見てみましょう。代田橋駅は、京王線で新宿駅から昼間の各駅停車に乗ると、2駅目という、都心にとても近い場所にあります。隣の明大
★川崎市、宿河原~溝の口を歩く★(後編:二ヶ領用水と久地円筒分水)
川崎市の南武線沿線。先日飛来した川崎市制100周年を記念する「ブルーインパルス」を見に、宿河原駅と久地駅の間の多摩川河川敷付近を歩きました。(前回の記事はこちら)
川崎市の多摩川沿いといえば、実は、「二ヶ領用水」がとても有名です。
江戸時代から多摩川から水を引き込み、多摩川右岸を潤し続けている用水です。多摩川に堰があり、いくつかの分水もあり、土木の仕事をしている身からしても、とても興味深い施設
□東急世田谷線全駅の旅□⑤:◆SG08-山下駅、SG09-松原駅、SG10-下高井戸駅に戻る
東急世田谷線のプチ旅。思った以上にバリエーションに富んで歴史豊かな沿線風景を満喫できる旅になりました。ここまでくると、鉄旅でなく、十分歴旅とか、別ジャンルで語ってもいいくらい盛りだくさんの内容になってきました(笑)。
(前回の記事はこちら)
今回はいよいよ最終回。山下駅、松原駅付近を探索し、最終目的地(というか、ふりだしの場所というか)の下高井戸駅に戻ります。
■山下駅付近を歩く
山下駅は、
□東急世田谷線全駅の旅□④◆SG-06:上町駅、SG-07:宮の坂駅
東急世田谷線を三軒茶屋駅から一駅ずつ乗車し、途中下車するプチ鉄旅。いよいよ折り返し点を過ぎ、後半戦に突入しました。各駅はとても個性的で、知らないことばかりで、とても面白い街歩きを楽しめています。今回は上町駅の探索から始めたいと思います。
(前回はこちら)
■上町駅から世田谷城址を目指す
上町駅から城山通りを北側に向かって歩くと、世田谷城址公園にたどり着きます。
世田谷城は、室町時代にこの地を
□東急世田谷線全駅の旅□①◆SG01-三軒茶屋駅に向かう
GWの大型連休に、
「そうだ、鉄旅がしたい!」
と思い立ちました。この大型連休は、あまり遠出しなかったので、少し遠くにも行きたいと思ったのですが、鉄道に乗る楽しみと、街歩きの楽しみを同時に楽しめる路線として、
東急世田谷線
に乗りたいと思いました。我が家からだと、京王線で下高井戸駅までたどり着けば乗れる、とてもお手軽な鉄旅に出発です。
■東急世田谷線とは?
東急世田谷線とは、東急の1路
□東急世田谷線全駅の旅□②◆SG02-西太子堂駅、SG03-若林駅
世田谷線の各駅に降りて駅前を歩くプチ鉄旅。前回は今回のゴールである下高井戸駅から、三軒茶屋駅までをまず一度全線通して乗車し、三軒茶屋駅周辺を歩きました。
(前回の記事はこちら)
今回は、三軒茶屋駅から一つ目の西太子堂駅と、その隣の若林駅周辺を訪れます。
まずは、今回探索する範囲を今昔マップで見てみましょう。世田谷線の始発、三軒茶屋駅は、昔は国道246号と世田谷通りの三叉路の渋谷寄りにあり、西太
□東急世田谷線全駅の旅□③◆SG04-松陰神社前駅、SG05-世田谷駅
東急世田谷線の1日乗車券を使って、各駅停車(下車)の旅を続けています。電車に乗っては2分くらいして降りることの繰り返し。それぞれの駅はとても個性的なので、色々と見て回りたいところが数多くあります。
(前回の記事はこちら)
■松陰神社前駅に向かう
さて、若林駅からまたしても1駅乗車し、次の松陰神社駅を目指します。ひょっとしたら駅に戻らずに直接歩けば次の目的地に行けそうな距離なのでしょうが、そこは
HKB(6) チャップリンの秘書だった高野虎市の「警鐘」(前編)
高野虎市、チャップリンの秘書となる高野虎市、シアトルへ行く
今から約100年前のこと。
移民としてアメリカへ渡った高野虎市(こうのとらいち)が、喜劇王、チャーリー・チャップリンの秘書になれたのは、いったい何故だったのでしょうか?
高野虎市(戸籍上は「虎一」)は、明治18年(1885)、広島県安芸郡八木村(現広島市安佐南区八木)の裕福な家庭に生まれました。
八木尋常小学校に入学しますが、学
HKB(7)チャップリンの秘書だった高野虎市の「警鐘」(後編)
*本稿は、「チャップリンの秘書、高野虎市の「警鐘」(前編)」の続きになります。前編をお読みになっていない方は、リンク先の「前編」も是非どうぞ。
高野虎市、チャップリンの秘書をクビになる!ポーレット・ゴダードの浪費癖に「警鐘」を鳴らす
昭和12年(1932)、アメリカに帰ったチャップリンは、「モダンタイムス」の製作に取り掛かります。その時、主演女優を務めたポーレット・ゴダードと知り合います。