マガジンのカバー画像

大好きな記事

436
いいなあ!とか、おもしろい!!と思った記事を集めてます。書いてくださったnoterさんに感謝。
運営しているクリエイター

2024年7月の記事一覧

🍥燻製たらこ大根葉そうめん🍥

🍥燻製たらこ大根葉そうめん🍥

野菜直売所に並ぶことから始まる我が家の休日だが、早起きして並んだ甲斐あって、朝採れの地野菜が選り取り見取りである。

この日は、たわわと葉をたくわえた大根のほかに、大根を間引いて葉に特化した「もみ菜」が並んでいて、私は右手に大根、左手にもみ菜を握って、この僥倖に人目も憚らず、ウッホウッホと狂喜したのだった。

好きなおにぎりのタネのベスト3に入る大根葉の塩漬けである。握飯爆食家としては、速やかに持

もっとみる
短歌/ぼうけん

短歌/ぼうけん

あのころは攻略本も持たないで16bitの旅をしていた

近頃のお子さんは
ユーチューブで攻略動画を視聴してから
ゲームを買うらしい、
という話を聞きました。

そこからいろんなことを考えていたら
浮かんだ短歌です。

昔は良かったとかいう話ではないです。

かっこよく言うと
「人生は攻略本のない旅」
という感じでしょうか。

いやいや
「人生は攻略本も攻略動画もあてにならない」
というべきか。

もっとみる
【売れるマーケ】良かったところだけを聞くアンケート。

【売れるマーケ】良かったところだけを聞くアンケート。

「ご意見・ご感想をお聞かせください」

ごく普通のアンケートですが、人はこう聞かれると、
良いところより、悪いところの方が思いつきやすいので、
忘れていたようなことも、
わざわざ思い出して書こうとします。

これでは、
悪いところをさらに実感させてしまうことになります。

人の感情は、思い出すほどに増幅される場合が多いので、
お店の印象がもっと悪くなる危険があります。

アンケートがなければ、

もっとみる
自分なりの枕草子

自分なりの枕草子

春は新たま。たまねぎを半分に切ってレンチンし、コンソメスープにするとうまい。水にさらしてサラダでも、衣をつけたかき揚げでもうまい。甘くてトロトロのたまねぎをたくさん食べれるいい季節。

寒い日か暑い日のどちらかしかなく、本当に過ごしやすい最高な日が2日間だけある。年度の切り替わりの一斉に何かが動きだす感じにドキドキする。人事異動とかこどものクラス替えとか。自分に何もなくても周りが動くので結局大変だ

もっとみる
月球儀

月球儀

月球儀を回すと、地球上では見ることのできない月の裏側が見える。

見てしまっても、尚、夢想してしまうおとぎ話。

かぐや姫のいる雅な宮殿とか、月の兎がついているお餅はどんな味がするだろう、なんてことをね。

「オバケ?」展へ行きました

「オバケ?」展へ行きました

立川のPLAY!MUSEUMにて始まった、「オバケ?」展に行ってきました。

本物のオバケは、怖いから会いたくないけど。

中に入ると、ちょっと不気味な感じの巨大な人物画がお出迎え。
note用に写真を撮ろうかと思ったのだけど…
わぁ…ダメだ、怖い。
怖くて撮れない(笑)
というわけで、目の中のオバケだけ撮りました。

そして、まずはオバケ屋敷の中へ。
再入場したおチビさんが、「ここ怖いからヤダ〜

もっとみる
『ファッションが好きな二十歳の君へ』 愛で地球は救える

『ファッションが好きな二十歳の君へ』 愛で地球は救える

あきらめるな・・・
あなた達なら 生きぬける

私が ミャンマーの若者へ
伝え続けているメッセージです

2021年2月1日
ミャンマー 軍事クーデター
あの日から 笑顔は 消えた・・・

若い頃、恩師には
戦争の無価値を 教えられ

いまミャンマーの若者に
人間の傲慢さを 涙で 伝わる

森で食材を取り、命をつなぐ
愛する 仲間たちは ・・・

「兄ヤン、私たちは 生きてるよ」
・・・と言うが

もっとみる
自叙架空#155

自叙架空#155

 
 
先日仕事帰りに寄った居酒屋に、自分はアベンジャーズの一員だと言い張るおっちゃんがいた

 
 
おっちゃんは私と同様にカウンターで一人飲みをしていて、ちょっと目が合った拍子にいきなり話しかけてきたのだが、おっちゃんは歯がほとんどなく、体もがりがりに痩せていて、髪も頭皮が見えるほどスカスカという容姿で、私にはただの後期高齢者にしか見えなかった

 
 
このおっちゃんが、キャプテン・アメリカ

もっとみる
人体に追加したい[防御]機能

人体に追加したい[防御]機能

 人体には守りが甘い部位が多い。つまり、防御力を高めるのびしろがある。

 その一つが「目」だ。外の世界を映像として認識するために必要な唯一無二の器官であるにも関わらず、うっすい膜一枚が守っている。その防御力は雪見だいふくの大福部分以下だ。

また、その大福のような膜は目の表面を乾燥させまいと目にビッチビチにくっついている。
目についた異物を掃除する機能もあるのだろうがかえって目に異物を押し付けて

もっとみる
海 に

海 に

海 だれに聞いたらよい
海 おまえはわたしの墓場だ と
海 おまえはわたしの恋人だ と
海 おまえはわたしにかかわりがない と

海 だれに聞いたらよい
海 わたしの胸の 悲しみのしわ
海 わたしの秘めた心のながれ
海 わたしの奥にひろがる 暗やみ

海 だれもまわりにはいないから
海 その傷を わたしに見せてはくれぬか
海 神々の死骸をきつとかくしたおまえ
海 愛をふみぬいたその足の裏をわたしは

もっとみる
【焼かないで】 「ズッキーニ」を美味しく食べる方法を発見。 簡単で嬉しい作り方とは

【焼かないで】 「ズッキーニ」を美味しく食べる方法を発見。 簡単で嬉しい作り方とは

こんにちは、料理家 ふらお です^^

先日、こんなレシピをご紹介しました。

焼いたり、煮たりする印象の強いズッキーニを、「非加熱」で楽しむ方法をご提案したところ、「旨すぎた」「早速試してみます!」といったコメントをいただきました^^

今回は、そんな非加熱ズッキーニの第二弾として「漬けズッキーニ」をご紹介します!
キッチンが暑くなりがちな、夏場にぴったりなレシピ。

ぜひ最後までチェックしてい

もっとみる
政治と文学

政治と文学

同じ言葉で成り立つ世界だが、
政治と文学は真逆のものだと言われている。

「政治」を簡単に言ってしまうと、「目に見える儲け(価値)の差配」。
「文学」を簡単に言ってしまうと、「目に見えない儲け(価値)の創造」。

こうなると、真逆ではなく、現実の世界では圧倒的に政治の方が強い。なぜなら、文学が作った現実的な儲けを、政治はすべて持って行くことができるからだ。つまり上下の関係。

では、果たして文学は

もっとみる
老いに抗う  ~もうゴルフなんてしないなんて言わないよ絶対

老いに抗う ~もうゴルフなんてしないなんて言わないよ絶対

前回の投稿で私は、老いの顕著な症状「記憶力の衰え」に抗うと勇ましく(?)宣言した。具体的には、脳の活性化を図る為に「タイ語を勉強する!」というもの。以来毎日タイ語に触れるよう心掛けていて、最近僅かだが手応えを感じたりもしている。ちょっと嬉しい。うん、続けられるかもしれない。

頭も体も使わなければその機能は衰える

「体力の衰え」は、私が抱いているもうひとつの重大危機アイテム。
そして「使わなき

もっとみる
掌編集『球体の動物園』 エミューの笑み

掌編集『球体の動物園』 エミューの笑み

「変なヤツが、うちのビルの屋上にいるみたいなの。ちょっと見に行ってくれるかな?」
 社長から電話があったのは、俺が明日お客さまに渡す賃貸借契約書をちょうど書き終えて帰ろうとしていたときだった。
 先に事務所を出た社長は、たぶんこのビルの向いにあるバーの窓際に座っている。いつものようにジントニックを飲みながら窓の外を見上げ、変なヤツに気づいたのだろう。
「了解しました。見てきます」
「大丈夫? 無理

もっとみる