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エッセイ・散文・評論 Essay

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2023年12月の記事一覧

艶のない (アニメ評論)

十年二十年前の
艶のない
戯画静画動画の絵は
白き骨と皮膚を晒す
時に淀んった色が過ぎ去った後の
澄わたる肉の香りだ、鮮やかな
学生みたいに描く線と足した色
スリムで細身で長い
莫高窟(ばっこうくつ)・千仏洞・敦煌石窟(とんこうせっくつ)
あの様な未解明(かいめい)の晦冥(かいめい)を持つ
光を知らず慎ましやかなくず人
桃花林の洞窟向こうに居る郷
そこを照らす不思議の翳りを持つ銀灰色の太陽の様な

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星夜の唄

ウサギの国の信者たちの神聖の6時間の
せいと死の混じ合うそよそよの紫煙との戦いに反して
「銀の迷宮の中で恋人が居る」私は
いまは童話のなかで
明日の近くで扉が待っていもうす
雪の味は冷たくて甘くて不思議が愉快
「銀の迷宮の中で巡り会えた恋人が居って」
冒険でもしてましょうか
『彼女』と会えれば
良き朝日が見える気分だそうだ

Oblivion 湮滅

music is inconceivable without absolute oblivion of memories.
音楽は、記憶の絶対的湮滅なしには生まれる事が絶対に有り得ない。

if one remembers all the possible intonations of notes
there is only chaos

可能な音符のイントネーションをすべて覚えていたとしたら、そ

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experimental aphorism 実験的格言wolves and eagles

wolves and eagles, fascists who fancy themselves to be fashioned after old Rome always cuddle those aged totems as if their indwelling place of battle valour and divine justice. it is the echoing toke

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pondering upon the job of a Stonewright 石大工の仕事について熟考する

I wonder why doesn't my pen whet my desire to write seriously,
If I do not always imagine it is to shape my words like they are set in Stone?
For example, you cannot come up with a more vociferous con

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東方project 二次設定 「Morrigane モリガン」

東方project 二次設定 「Morrigane モリガン」

東方のあの三人の鬼たちは
三人の「Morrigane」*0だ。
翼を持っていた、天狗の乗馬を
カラスの羽を、真黒い
でももいらない、あの
死体を食料する以外生えない、
戦の血潮以外に飛べない羽を
なぜなら、鬼たち
大地の精霊たちは、すでにあの世に行った
「科学」との戦えで破った後で
素足でばたばた、地獄への大冒険
その炎の中で生まれ変えて
「戦」の概念そのものへ襲撃する
幻想になった、そうだ
彼女

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