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#愛

アンド・アイ・ラブ・ハー

アンド・アイ・ラブ・ハー

雲の端が金色に縁どられていた
夕陽が丸い鏡のように光っていた
やり遂げたことより
やり遂げられなかったことを大切にして
と君が言った
君と生きてゆくこともできたのに
一緒に住むことも

君は最後まで本心を言ってくれなかった
ずっとそう思っていた
君は言おうとしていたんだね

あのとき聞こえたのは
悲しいときに泣いている
あの声ではなかった
言ったことよりも
言わなかったことのなかに
ほんとうの心が

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可能性と限界

可能性と限界

自分の可能性を信じろ、とよく耳にします。

自分で限界を決めるな、ともよく聞きます。

自分で自分を制限してしまうのは、もったいない、と感じる人は多いと思いますし、

私も、異論はありません。

ただ一つだけ、但し書きが付く、と思うのです。

但し書きは、そのままの自分に価値が有る、と感じていれば、という事です。

時期にバラツキは有りますが、幼児は概ね2〜5歳位の時期に「イヤイヤ期」とも言われる

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「どうしたらいいですか?」という口癖の危険性

「どうしたらいいですか?」という口癖の危険性

「どうしたらいいですか?」という言葉を発してはいけない、などと言うつもりはありません。

ただ、「どうしたらいいですか?」というマインドで生きるのは、とても危険だと感じています。

この、マインドで生きる人は、日常生活で、無意識に「どうしたらいいですか?」という言葉を、結果的に多用する様に感じています。

人生を歩む事を、馬車、に例えて、
そのマインドを大雑把に分けると、
三つに大別できます。

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子育ては65点で上出来

子育ては65点で上出来

例えば、「宿題しなさい!」と言われたら返って、やる気、が無くなって、「今やろうと思ってたのに」という小さな不満が湧き上がります。

人は、自分で決めたい生き物なのです。

どうして自分で決めたいのか、というと、
人が動く時の主立った原動力は、

ポジティブな力である、【純粋な興味、関心、好奇心】か、

ネガティブな力である、【恐怖心、反発心、怒り】の二種類であり、

人はポジティブな動機によって動

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君は恥ずかしい存在なんかじゃない

君は恥ずかしい存在なんかじゃない

もう15年程前になります。

私は当時、東京に住んでおり、事業に失敗して経済的にも精神的にも、どん底の状態にありました。

結果としては、この時のいわゆる、底打ち体験、があったから、自分と向き合うことが出来、

長く背負って歩いた、生きづらさ、を背中から降ろすことが出来た、と今は思っていますが、

当時は、苦しさの最中に在りました。

そんな時、同じく苦しみの最中でもがいている一人の男性と出会いま

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負の連鎖を断つことでは無く、生きづらさを手放すことが主眼

負の連鎖を断つことでは無く、生きづらさを手放すことが主眼

機能不全家庭の親は、心の中に、確かな【自分】という意識、が育っていません。

自己不在なのです。

確かな【自分】という意識は、幼少期に親から、肯定的に受け入れられることで育ちます。

自己不在の親は、かつて親から否定、拒絶されながら育った経緯があります。

だから、【自分】が育たなかったのです。

【自分】は、心の核であり、その人の人生の主役です。

心の核が満足に育っていないのですから、情緒は

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孤独を恐れ誰かにしがみつくことで、もっと寂しくなっていないか

孤独を恐れ誰かにしがみつくことで、もっと寂しくなっていないか

「人は一人では生きて行けない」
この言葉は、レイモンド・チャンドラー作のハードボイルド小説に出てくる私立探偵”フィリップ・マーロウ”のセリフです。

色んな人が引用した言葉で、もはや一度も耳にしたことが無い人はいないのではないか、と思うぐらいです。

色んな人に、色んな解釈で、色んな使われ方をするうちに、言葉はひとり歩きする様になります。

使い方も、解釈も、十人十色、人それぞれで構わないと思いま

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最も賢く、最も愚かしき者

最も賢く、最も愚かしき者

霊長とは、万物の中で最も優れた者、という意味の様です。

ヒトを含むサルの一派に、霊長類と名付けた人が誰なのか私は知りませんが、

ひょっとしたらお酒でも飲んで気が大きくなった時に、命名したのではないか、と邪推したくなる程に、「大きく出たもんだな」と思うのは私だけでしょうか?

プロ野球の試合で勝利したチームの監督がインタビューを受けて、開口一番に「私が名監督の◯◯です」と自ら口走る様なこっ恥ずか

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「深く興味をいだき愛すること」

「深く興味をいだき愛すること」

愛の反対は無関心とも言われるように、
相手に興味をいだくことが愛の始まりで、
勉強や仕事ができる能力とは違います。

相手の存在が自分にとって大きな喜びとなり、
相手との出会いを与えられた奇跡に感謝したり、
相手を通じて愛を学べることは幸いなことです。

人は、誰もが愛されるために生まれた存在です。
互いに愛し合うには傷つく覚悟も必要でしょうし、
愛し難い人を愛することも私たちの課題でしょう。

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イジメられる人もネガティブから報酬をもらってる

イジメられる人もネガティブから報酬をもらってる

虐待にしても、イジメにしても、DVにしても、根本的な原因は、無価値感だと思っています。

虐待する方、イジメる方、DVする方の無価値感は理解し易いと思うのです。

相手を使って、抱える無価値感から目を逸らす訳ですから、実際にその立ち場に立った経験は無くても、察しがつく、と思います。

しかし、する方ばかりでは無く、虐待やイジメやDVを受ける側が、自分には価値が有る、と感じていることは、ほぼ無いと思

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腑に落ちた時、「今」を生きられる

腑に落ちた時、「今」を生きられる

私達が触れることが出来るのは「今」だけです。

過去の思い出がどんなに色鮮やかに甦っても、
未来への期待や、未来の不安に、どれ程リアリティが有ったとしても、

過去も未来も私達の思考が創り出す、想念、です。

時間軸の中で唯一触れることが出来る「今」の連なりが、人生、と言えます。

生きづらさを抱える人は、「今」を生きることが苦手です。

幼い頃から、湧き出す感情をことごとく否定される環境に育ちま

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そのコップに『愛』を注ぐ💕💕

そのコップに『愛』を注ぐ💕💕

色々思い出したことがあって・・。恥ずかしい内容やけど、書く。
妻との仲の良さを復活させるために思考と行動を整理する。

昨日、二人で熱田神宮へ行きました。
付き合っている当時を思い出したかのように楽しくて、あの頃に戻ったかのように妻の写真を撮りまくりました。

一夜明けた本日、私は妻との関係性について、良い方向に進んでいる感じがしました。(次のステージへやね、さくらさんありがと💕)

妻に向かっ

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