信じられないような 恋をした 熱く 深く 身体も心も性欲も 燃える あれから数年が経ち 彼と毎日共に過ごし 焔は 激しさよりも暖かさとなり 緩やかな愛へと変わっていった …
彼がリモートになったので 彼の部屋に行く 彼が作ってくれた ご飯を食べて 食欲が 満たされたあと 静かにキスをする キスをしようとも 目配せもなく お互いに もう キ…
もう これ以上好きになれないくらい好きだから もう これ以上はない と思っていたけど まだ もっと 好きになれるんだ そう 言ってくれる 彼だけれど 私も また もう こ…
彼は うとうとするとき 私の 太ももらしい 太もも に 頭を乗せて 眠る 膝枕 と いうものだけれど 膝 ではなく 太もも枕であろう と 思う 私の 太ももらしい 太もも に …
私の彼は 万年筆が好き 物欲があまり無く ものを欲しがらない彼だけれど 万年筆は 欲しいと言う ときどき 美しい文字の お手紙をくれる いつか プレゼントしたいなと ず…
私は 決して良い人間ではない 良い人間になりたいと 志向して 生きてきたが 生業もあり 決して 潔白に生きてきた とはいえない そんな私は 彼といると 良い人間になれて…
時間がたくさんとれたから 二人で 美しい都市を まわる 人智をつくした 完璧なラインを描く建築物は 歴史の頽廃を含んで 感嘆するしかない美しさ そのなかを 彼と 腕をく…
一緒に暮らして 一年以上たつのに 朝 仕事のために 離れると 未だに 切なく 胸がいたい 外で待ち合わせをして 遠くから 姿を見つけると 未だに 素敵だなと ときめく 隣…
あなたのことを 愛しすぎているから すぐに 一つになりたがる ただ 生殖器を 繋ぐのではなく 本当に 一つに なりたいの 肉体の 快楽からくる 悦び よりも 魂の 融合から…
相変わらず あなたと私は 毎日のように 愛し合う いくら 求めても 求め尽きぬ いくら 満たされても 満たされ尽きぬ あなたの 何が欲しくて こんなにも 求め続けるのか …
初めて身体を重ねたとき 今までで 一番気持ち良い って 思った お互いに 貪りあい 求めあい 週に一度の逢瀬では 足りぬ お互いの欲をぶつけあい 気持ちを与えあう 毎日 …
デヴィ夫人が支援のため ウクライナへ入ったと ニュースになっていた どういう人であれ 悲惨な状態にある 危険なところに 支援のために 行かれるのは 本当に 素晴らしい事…
「雪の中 震えたのは 愛言葉ゆえ」 朝から 雪の降る日のこと 思い入れのある 美術館に行こうと あなたは言った 一時間かけて行ったけれど 閉まっていて 普段なら せっか…
「あのときに 既に将来はあなたとと」 映画のワンシーンのように 思い出す あなたが何気なく 「どんな音楽が好きなの?」 と 聞いて 私が 「ジャズが好き。 スタンダード…
「銀世界 あなたのトゥーランドット すべてを溶かす」 朝 窓の外の明るさが 私達を起こす 窓を開けると 一面の銀世界 積もった雪を見て 少しはしゃぐあなた 寒くて ベ…
「束の間の離れる時間の苦しさを」 一緒に暮らして だいぶ時間が経った どんな恋をしても 毎日数ヶ月もいたら 慣れてくる はず だった けれど 未だに 彼が恋しい 仕事…
Jardindesdragons
2024年6月11日 10:46
信じられないような恋をした熱く深く身体も心も性欲も燃えるあれから数年が経ち彼と毎日共に過ごし焔は激しさよりも暖かさとなり緩やかな愛へと変わっていった他動な恋は落ち着きとともに日常に少しの平淡さをもたらしたけれど仕事の都合で彼と離れなければならなくなったとき信じられないような悲しみに襲われたほんのほんの1週間神が世界を造るまでたったその時間離れるだけで
2023年11月8日 15:38
彼がリモートになったので彼の部屋に行く彼が作ってくれたご飯を食べて食欲が満たされたあと静かにキスをするキスをしようとも目配せもなくお互いにもうキスをしているそうすると私はもうとろとろで彼の指にまとわりつく彼のをお口の中にいれて堪能するおおきくなって苦しそうになっているそれを私の中に沈める彼の上に股がると自然と快楽を求めて腰が動き出す
2023年9月5日 18:49
もうこれ以上好きになれないくらい好きだからもうこれ以上はないと思っていたけどまだもっと好きになれるんだそう言ってくれる彼だけれど私もまたもうこれ以上の熱い気持ちは私の中に生じえないと思っていたけれど昼間待ち合わせ場所に行き人待ち顔をしているあなたを見るとああ素敵だなと胸がぎゅうっとなる真夜中あなたがいなくなる夢を見て飛び起きて怖いと
2023年8月15日 01:52
彼はうとうとするとき私の太ももらしい太ももに頭を乗せて眠る膝枕というものだけれど膝ではなく太もも枕であろうと思う私の太ももらしい太ももに挟まれて窒息死したいなんて彼はいう冗談ででも時々ももの間に顔をうずめて窒息しそうになっている彼を見ると冗談とは言いきれないかもしれない
2023年6月5日 04:58
私の彼は万年筆が好き物欲があまり無くものを欲しがらない彼だけれど万年筆は欲しいと言うときどき美しい文字のお手紙をくれるいつかプレゼントしたいなとずっと思ってはいたけれど好みや書き味もありなかなか難しいふたりでヴェニスに行ったとき私は旅の絵日記を書くことがあるから白地のノートを集めていて細い路地を歩いているとカーニバル用なのか革の
2023年5月5日 02:34
私は決して良い人間ではない良い人間になりたいと志向して生きてきたが生業もあり決して潔白に生きてきたとはいえないそんな私は彼といると良い人間になれているようなそんなそんな気がする彼があまりにも愛に溢れていてその愛に素直だからそんな彼といるときだけでも良い人間でいたいとそう思う彼と肉体を一つにして欲望に満ち満ちた時間を費やしているときですら
2023年4月25日 06:41
時間がたくさんとれたから二人で美しい都市をまわる人智をつくした完璧なラインを描く建築物は歴史の頽廃を含んで感嘆するしかない美しさそのなかを彼と腕をくみ石畳を歩く眩しい日差しに目を細めるあなたはいつもより目が垂れていて私の口角が上がる浪漫チックそんな言葉がぴったりな街に降り立った私たちの足音はしない蜜月らしい甘い旅で身体が浮いていた
2023年3月30日 05:16
一緒に暮らして一年以上たつのに朝仕事のために離れると未だに切なく胸がいたい外で待ち合わせをして遠くから姿を見つけると未だに素敵だなとときめく隣で無防備な姿をさらす寝顔を見ると未だに欲情が猛りむさぼるこのままでは感情がもたないからはやく慣れたいいつまでもこの狂おしく彼を求める恋心が続いてほしいような緩やかで穏やかなものに変わってほしい
2023年3月4日 08:36
あなたのことを愛しすぎているからすぐに一つになりたがるただ生殖器を繋ぐのではなく本当に一つになりたいの肉体の快楽からくる悦びよりも魂の融合からくる憘びを味わいたいのだから身体が邪魔になる二人で溶け合い一つになりもとの二人になって極上の喜びを得たいの肉体は重すぎて心に纏わりつき私の勢いの足手まといになる仕方ないからこ
2023年3月2日 13:14
相変わらずあなたと私は毎日のように愛し合ういくら求めても求め尽きぬいくら満たされても満たされ尽きぬあなたの何が欲しくてこんなにも求め続けるのか私自身にもわからない愛だとかただの言葉で片付けられないこの奥深いところからくる無尽蔵な欲望それをあなたにぶつけるそんな毎日戦い続けるそんな毎日そういった日々をこれからは重ねていく
2023年2月5日 03:55
初めて身体を重ねたとき今までで一番気持ち良いって思ったお互いに貪りあい求めあい週に一度の逢瀬では足りぬお互いの欲をぶつけあい気持ちを与えあう毎日一緒にいるようになって会いたい会いたいと渇望していた気持ちは落ち着いてなだらかに滑り落ちるけれどお互いの欲は止まず毎日お互いの身体を求め合う私たちのセックスは気持ち良さがあっても楽しみでもな
2023年1月24日 09:25
デヴィ夫人が支援のためウクライナへ入ったとニュースになっていたどういう人であれ悲惨な状態にある危険なところに支援のために行かれるのは本当に素晴らしい事だ皆心があるから「いつも」ではなくても苦しんでいるウクライナの人々について見聞きしたときには「助けたい」という気持ちを持つだろうけれどそれを実行するには行動と出捐が必要でその過程のどこかで果ててし
2023年1月10日 05:16
「雪の中震えたのは愛言葉ゆえ」朝から雪の降る日のこと思い入れのある美術館に行こうとあなたは言った一時間かけて行ったけれど閉まっていて普段ならせっかく来たのだからと近くでカフェや他の展示を見るのにあの日のあなたはこれから二人の思い出の丘に行こうと言ったそのいつもと違う強固な申し出に薄い予感を感じながらいいよこれから行こうとまた一時間以上の
2023年1月6日 23:01
「あのときに既に将来はあなたとと」映画のワンシーンのように思い出すあなたが何気なく「どんな音楽が好きなの?」と聞いて私が「ジャズが好き。スタンダードなんじゃなくてノリノリの、汗をかくようなジャズが」と答えたとき「モントレーのジャズフェスにいったことがある。その時音楽に合わせて踊っていた老夫婦がいてね。とても素敵だと思って印象に残っている」とあなたは言
2022年12月24日 18:36
「銀世界あなたのトゥーランドットすべてを溶かす」朝窓の外の明るさが私達を起こす窓を開けると一面の銀世界積もった雪を見て少しはしゃぐあなた寒くてベッドでまごつく私あなたの鼻歌が聴こえるオペラトゥーランドットのアリアこういうところにあなたの品の良さやお育ちの良さを感じるカラフの愛が氷のような姫の心を溶かしたようにあなたの愛は私の心も身体も溶かす
2022年12月11日 22:14
「束の間の離れる時間の苦しさを」一緒に暮らしてだいぶ時間が経ったどんな恋をしても毎日数ヶ月もいたら慣れてくるはずだったけれど未だに彼が恋しい仕事帰りに予定を合わせて一緒に帰るとき少し離れて人待ち顔の彼を「素敵な人」とぼんやりと見つめて毎度恋に落ちるそう伝えると彼は彼で僕も離れて眺めて惚れ惚れしてるなんて可愛いことをいうのかしら朝い