マガジンのカバー画像

あとで読むnote

451
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

なぜ部活指導が教師の負担になるのか

なぜ部活指導が教師の負担になるのか

私が東京の中学校の教師になったのは1987年。
その時にも、今言われている部活動担当の問題はあった。あったが、こんなに深刻ではなかった。

私が先輩教師に言われて
(そういう考え方なのね)
と理解したことがある。



学級の集団には大きく三つある。
子供の気持ちから分類すると、

1)やりたいことをやりたくて集まっている、部活動。
2)たまたま偶然で集められた、学級。
3)やりたくもないのに仕

もっとみる
オフィス作りのプロが、アウトドアでのリモートワークに本気で取り組んだら【vol.3】森の中で働く実践編

オフィス作りのプロが、アウトドアでのリモートワークに本気で取り組んだら【vol.3】森の中で働く実践編

家具のプロトタイプ作りも進み、少しずつやりたいことが形になってきたアウトドア×ワーケーション。HINOKO TOKYOにプロトタイプを持ち込み、実際に使いながら森ワークを体験します。

家具プロトタイプ作りのブログはこちら

やってみると見えてくる森ワークの魅力。リゾートワーケーションのような派手なものではなく、じわじわと身にしみるような地味な良さですが(笑)

都市で仕事をするのと圧倒的な違いは

もっとみる
コロナが加速させる日本の未来

コロナが加速させる日本の未来

まさかコロナウイルスが世界中に蔓延するなんて、今年の1月頃に予想した人は、誰1人としていなかったでしょう。かく言う僕だって、全く予想すらしていませんでした。

世の中は今後も少しずつゆっくりと変わり続ける。僕はそう信じていました。今から20〜30年後には出勤から解放されるだろうけど、まだまだ時間がかかるだろう。そう信じていました。それがまさかウイルスの蔓延によってわずか半年程度で達成されてしまうな

もっとみる
凡人が「天才に勝つための戦い方」を必死になって考えてみた。

凡人が「天才に勝つための戦い方」を必死になって考えてみた。

『自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。なければなお良い。今まで世の中で能力とか才能なんて思われていたものを超えた、決意の凄みを見せてやるというつもりでやればいいんだよ。』(岡本太郎)

僕にとっての決意とは、「センスの正体」を徹底的に考え、天才と呼ばれる人たちに真正面から勝負を挑むということだった。

そこで今回は、「センスの正体」である「身体を思い通りに動かす技術」を向上さ

もっとみる
うちの社員は、ほんまに凄いんやぞ

うちの社員は、ほんまに凄いんやぞ

「なぁ、うちの社員は凄いんやぞ」

親父がそう自慢してくる度に、僕は心の中で「こんな地方の小さい会社に凄いやつがいるわけないやん」と小馬鹿にしてました。

親父は石鹸会社の社長です。社員数名。典型的な地方の零細メーカー。社長といっても、親父自身が製造もやるし営業もやる。いつも作業着を着て、油でどろどろになるまで働いてました。

(20代の頃の親父)

僕にはその姿はものすごく格好悪く見えたんです。

もっとみる
学ぶということ、教えるということを学ぶ立場で学ぶ

学ぶということ、教えるということを学ぶ立場で学ぶ

私は、3月まで、一応、職業=先生、だったわけですが(今でもそうみたいですが、あまり自覚的でない)、

今、自分が教える機会よりも、
いろいろなことを、いろいろなパターンで「一から教わる」
機会の方が多くて、「学んで」います。
それはもう、
本当に実感として「学ぶ」とはどういうことかを学んでいます。
既にこういうときはこうなると知っていたことも改めて「感じて」います。

できたときの気持ち。できない

もっとみる
試合前に、「今日は試合しない方がいいから棄権させてくれ」と言った日

試合前に、「今日は試合しない方がいいから棄権させてくれ」と言った日

僕は準備こそ全てだと思っています。

準備が悪ければ結果もそれ相応のものになる。

しかし、大概は僕らのチームは準備が悪い。練習に全員が揃わないことも少なくない。

もちろん変えるためにいくつもトライをしている。でも、そんなに簡単に変わるものではない。

「わかってる。」

けれど、変えなければいけない。

「わかってもらわないといけない。」

ある試合の日、ウォーミングアップを始めたときのことだ

もっとみる
中高生の自殺が最も多い9月1日に、元不登校児として故郷和歌山の新聞に広告を出しました。

中高生の自殺が最も多い9月1日に、元不登校児として故郷和歌山の新聞に広告を出しました。

こんにちは。

『学校は行かなくてもいい』という本を書いています。小幡和輝です。

本日、9月1日発行のわかやま新報さんに新聞広告を掲載しました。

両親が不登校を認めてくれた。
生きていけると思った。

「夏休みが明けても学校行かなくていいよ」と両親が言ってくれたので、今の僕がいます。9月1日は、中高生の自殺が最も多い日です。不登校の人、今は不登校じゃない人、そしてその両親へ。『学

もっとみる
【保存版】Instagramマーケティングに関する設計思考ガイドブック2020

【保存版】Instagramマーケティングに関する設計思考ガイドブック2020

こんにちは、株式会社ライスカレーの川上(@okyaaaann)です。

弊社ではInstagramを中心に、さまざまなSNSマーケティング支援やコミュニティ構築・活用支援などのサービスを提供しています。また、自社では複数のInstagramメディアも運営しており(フォロワー数10万人以上が4つ、その他数万規模のアカウントがいくつか)、私は「シンプルホーム」というフォロワー数約36万人の住まい・暮ら

もっとみる
選手であり、チームを運営する側であり、思うこと。 〜はじめに〜

選手であり、チームを運営する側であり、思うこと。 〜はじめに〜

僕は昨年の4月末には2020-2021シーズンはラオスでプレーするということを決めていました。

そして年が明けラオスへ。

リーグ戦へ向けて練習に励んでいたところ新型コロナウイルスという世界的な問題が発生しました。

スポーツのみならず、全世界で生活が難しい状況や、命を落とされた方々もたくさんいらっしゃいます。

まずは、この新型コロナウイルスにより命を落とされた方々に対して、ご冥福をお祈りしま

もっとみる
誰かが引き継いだものを受け取って、また誰かに引き継いでいく。

誰かが引き継いだものを受け取って、また誰かに引き継いでいく。

私は美容院をコロコロと変えることが出来ない。
その理由はくせ毛だからだ。

くせ毛故、朝のスタイリングには時間がかかる。
あっちへピコンッ、こっちへピコンッと跳ねる奴らを抑え込むのに必死だ。
湿気の多い夏の時期は奴らの活動が活発化していて、格闘時間は増えるばかり。最後にはもう降参と白旗を上げて、跳ねた奴らを頭に乗せて仕事に出かける。

そんなくせ毛を持つ私は、20年以上の付き合いのある美容師さんに

もっとみる
我々はどこへ行くのか。オウンドメディアは重要か。Webメディア運営の5つの悩みと今後を考える🤔

我々はどこへ行くのか。オウンドメディアは重要か。Webメディア運営の5つの悩みと今後を考える🤔

「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」これはフランスの画家ポール・ゴーギャンの名作のタイトルですが、今の和樂webはまさにそんな状態。私たち、どこに行っちゃうの?

こんにちは。Webディレクターの鳩です。今年の夏は、毎日Tシャツ+短パン+サンダルで過ごしました。それなのにきっちり暑さにやられて9月になっても夏バテ気味な私ですが、和樂webもただいま夏バテ状態です、たぶん。

もっとみる
110. 親が子どもにかけるべきたった一つの言葉

110. 親が子どもにかけるべきたった一つの言葉

今日、大学の授業で興味深いデータを見ました。それは、

アメリカでは毎年約4000万人のこどもがスポーツをしているが、そのうちの70%が13歳になるまでにドロップアウトしており、4人に3人のこどもは高校入学前にスポーツをやめている。Every year in the united states, about 40 million children play youth sports yet 70

もっとみる
組織の中で「自分にしかできないこと」がある人より重要な、本当に価値が高い人【ひとり議事録 vol.10】

組織の中で「自分にしかできないこと」がある人より重要な、本当に価値が高い人【ひとり議事録 vol.10】

組織の中で価値が高い(と評価される)人ってどういう人なんだろうと考えることがあって、そこでまずはそもそも組織の中での「価値」ってなんだ?と考えたのです。

これ!と一言では言えないと思うんですけど、少なくともそのうちの一つは「替えの利かなさ」ではないかなと思うのです。

言い換えると、その組織の中で「自分にしかできないこと」を持っている人。この人がいなくなると困ると思われる人の価値は高いはず。

もっとみる