三浦優希 Yuki Miura

1996年生まれ。アイスホッケーをやっています。高校2年生の時に早実を離れ海外挑戦を始めました。チェコ、アメリカを経て現在はNCAAのDivision 1に所属するLake Superior State University に通う学生アスリートです。

三浦優希 Yuki Miura

1996年生まれ。アイスホッケーをやっています。高校2年生の時に早実を離れ海外挑戦を始めました。チェコ、アメリカを経て現在はNCAAのDivision 1に所属するLake Superior State University に通う学生アスリートです。

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    25.ノブレス・オブリージュという考え方

    皆さんこんにちは!三浦優希です。 さて今回は、自分の心の中にある一つの考え方についてお話させていただきたいと思います。それでは、今回もよろしくお願いします! ---------------- タイトルにもありましたが、僕が最近よく意識していること。 それは「ノブレス・オブリージュ」という思想です。初めてこの言葉を聞く方もいるかと思いますので、まずは簡単に意味を説明させていただきます。 ”ノブレス・オブリージュ”というのは、フランス語の”noblesse oblige”

      • 154. 休むとサボるは別、という話

        みなさんこんにちは。三浦優希です。 今日のnoteでは、「休むことの重要性」をテーマにお話していきたいと思います。 休むことが苦手な人、実は結構多いのではないでしょうか。僕もその一人です。 今回は、そんな方々に対して僕なりのメッセージをお伝えできればと思います。 それでは始めましょう。よろしくお願いいたします! 「休む=悪」という固定概念私は、これまで22-23年以上に渡り、アイスホッケーを続けてきました。これだけの年数が経った今でもこのスポーツを続けることが出来て

        • 153. 選手が絶対に知っておくべき「ファン目線」とは

          皆さんこんにちは!三浦優希です。 今日のnoteでは「ファンの方々が一体どのような思いで選手を応援しているのか」について、選手である僕の解釈で書いていきたいと思います。 スポーツを観戦する方、特定の応援している選手がいる方や、アスリートの方々にも読んで頂き、色々とご意見もいただけたら幸いです。 それでは始めましょう! よろしくお願いいたします。 ファンの方と試合を見に行った時のことさて、そもそもなぜこのようなトピックを書こうと僕は思ったのでしょうか。 それは、実際

          • 152. 自分が置かれている現状と、再発見した「覚悟」について

            トライアウトキャンプを経てみなさんこんにちは!三浦優希です。 先日、トライアウトについての近況をアップさせていただきました。 今回はこちらの続きで、その後の追加情報をお知らせします。 あの後、フォワードが一人カットされ、現在のフォワードの合計は14名となりました。また、昨日には他チームからDFの選手が一人トレードされてきました。今後どこかのタイミングで、僕らのチームからも誰か一人がそのチームに行くことになります。 さて、今週末金曜日にはいよいよシーズン開幕戦があります

            152. プロチームのトライアウトキャンプのリアル

            アメリカに戻ってきました! みなさんこんにちは!三浦優希です。皆さんお元気にされていますでしょうか? 私は、夏のオフシーズンを終え、9月末にアメリカに再び戻ってきました。相も変わらず、最初の数日間は時差ボケに悩まされていた私ですが、ようやく体も適応し、こちらの文章を書けるようになりました。そう、noteの更新が一定期間止まっているのは全て時差ボケのせいです。僕が悪いわけじゃないです。 ちなみに、日本で過ごした5月から9月までの期間も、色んな出来事のオンパレードでしたので、

            151. トライアウトに合格するためには

            みなさんこんにちは!三浦優希です。 今日は、ほとんどのスポーツ選手がより高いレベルを目指していく際に経験する「トライアウト」について、僕なりの考えや経験談をお話ししたいと思います。 アイスホッケーに関して言えば、7月-9月頃は新シーズン開幕に向けたロースター編成が始まるタイミングであり、これからトライアウトを受ける選手も中にはいるのではないかと思います。少しでもそのような方々の参考になれば幸いです。 よろしくお願い致します。 トライアウトとは そもそも、トライアウトと

            150. アイスホッケー選手が何よりも先にスケーティングを学ぶべき理由

            みなさんこんにちは。三浦優希です! ていうか…お久しぶりです!笑 元気にしてた? いやー、なぜかわからないのですが、noteを書こうとする時だけ急にインターネットが止められてしまうようで…おっ、ちなみに今日はなんだかネットの調子が良さそうです。 という冗談はさておき。どうやら僕の頭の中の辞書には「続ける: 期間がどれだけ空いたとしても、何事もなかったかのようにしれっと再開すること」とあるようです。 これからもマイペースにnote続けていきますね。 さて今回のテーマは

            149. 人生最大の誤爆をかました話

            みなさんこんにちは!三浦優希です。 普段、このnoteではマジメなことを散々書かせて頂いている私ですが、今日はちょっと違います。 実は数日前、私は人生でも最大レベルの恥ずかしい経験をしてしまいました。普段だったらこんなことは誰にも言わず墓場に持って行くくらいの勢いなのですが、せっかくなので今回はこの場を借りて自分の黒歴史を供養してあげたいと思います。 南~無。 どうぞ笑ってやってください。 そしてどうか、僕のことを慰めてください。 寝る直前に事件発生この前の日曜日の

            148. 上手な選手に共通する「予測させる力」とは

            みなさんこんにちは!三浦優希です。 今回は、僕の思う「上手な選手の共通点」についてお話ししたいと思います。きっとスポーツ以外の分野にも通じる部分がある内容だと思います。楽しんでいただけましたら幸いです! それではよろしくお願いいたします! 監督が何度も口にする一言 僕のチームの監督が、練習中や試合中問わず、よく口にする一言があります。 それは、”Be Predictable to one another"です。この言葉を直訳すると、「周りに対して予測可能であれ」とな

            147. どこでブレイクスルーが起きるかなんて誰にもわからない、という話

            皆さんこんにちは!三浦優希です。 今日は、最近改めて感じたマインドセットの重要性についてお話をしたいと思います。 今日のテーマは「どこでブレイクスルーが起きるかわからない」ということです。 こちらも、FiNANCiEでお話させていただいた内容を基に作成しています。ぜひコミュニティに参加してみてくださいね。 それでは始めましょう。 よろしくお願いいします! ---------------------------------- アメリカ6年目にして初めて経験したこと

            146. アメリカでプロデビューを果たすまでの全てを大公開します

            皆さんこんにちは!三浦優希です。 さてさて。お久しぶりです! 前回の投稿からかなり時間が空きました。というより、noteに限らずすべてのソーシャルメディアでの発信を一時的にストップしていました。「最近三浦優希やけに静かだな」と思われていた方、ご心配をおかけしました!ただこれ、更新をさぼっていたわけではなく、更新できない理由があったからなんです!今日はそのことについて、そして、僕がアメリカでプロアイスホッケー選手としてデビューを果たすまでのすべての道のりをお見せしたいと思い

            145. 人に教える際の工夫4選

            みなさんこんにちは!三浦優希です。 先日、こんな質問をいただきました。 「三浦選手が自分にとっては苦労せずにできたことを、人に教える際にどんな工夫をされていますか?」 今日は、この質問について、考えていきたいと思います。よろしくお願いします。 初めて経験する人に伝える時のコツこの、「自分にとっては楽に出来たことを、人に教えるにはどうしたら良いか」というのは、僕自身も日々考えさせられている問いです。 というのも、僕は比較的に初心者のアイスホッケー選手の方から質問を頂い

            144. 文章は、人が読むためにある

            みなさんこんにちは!三浦優希です。 今回は、「文章を書くこと」について、僕なりの考えをお話ししたいと思います。 お話を始める前に、まず皆さんにひとつお伝えしたいことがあります。 いつも僕の文章を読んでいただきありがとうございます!本当に本当に嬉しいです。 僕は、僕が書いた文章を読んでいただくということは、皆さんの時間をもらうこと、という認識をしています。そしてこれは、本当に特別なことです。 それではお話をはじめていきます。よろしくお願いします! 文章の意味を教えて

            143. 「テクニック」と「スキル」の違い

            みなさんこんにちは!三浦優希です。 今日は、僕の思う「テクニック」と「スキル」の違いについてお話をしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ”Game Setting”か否か みなさんは、スポーツにおける「テクニック」と「スキル」という言葉を聞いた時、その違いは何だと感じるでしょうか? 僕の中では、この二つの言葉は明確に意味することが違います。 最も大きな違いは、「相手のプレッシャーが存在するか」もしくは、「状況判断が必要とされるか」というものです。 Nati

            142. 失敗と自己肯定感の関係

            みなさんこんにちは。三浦優希です。 今日は、日本に帰ってきた時によく感じることについてお話をしたいと思います。 今回のお話のテーマは、「人の失敗を許容できるようになろう」ということです。 よろしくお願いします。 トライした人に向けられる言葉いくつかのアイスホッケーチームの練習に参加した時や、子どもたちと一緒に練習をする際に僕がよく感じることの一つに、コーチやチームメイト、親が、失敗をした選手に対して厳しい対応をしていることです。あくまで個人的な感覚ですが、 「なんで

            141. 感覚論「0.1の経験値を身体にばら撒く」

            みなさんこんにちは。三浦優希です。 今日は、僕なりの「感覚との向き合い方」についての考えをお話ししたいと思います。よろしくお願いします。 0.1の経験値を身体にばら撒く僕は、今年のオフシーズンから新たなトレーニングを取り入れています。テーマとしては、「より高いパフォーマンスを発揮するための体の本当の動かし方をマスターする」というものです。北米で戦い抜くための動きを、徹底的にインストールをしている段階ですが、そこでよく感じることがあります。 今行っているトレーニングでは、