マガジンのカバー画像

気持ち🕊

55
運営しているクリエイター

記事一覧

元気だせよ

元気だせよ

自己肯定感というものをちらりと意識し始めてしまうと、それは私のなかのよくわからないものがまた白紙になってしまいそうな危険なサイン。そしてその低さについて、私がわたしと感情の討論している。さらには、自己肯定感がどうとかは正直、おまけみたいなもので、本質は、強迫観念の信号が不具合を訴え始めている、ということ。ここまでを言語化できるからしておく、しておけてよかった。

自分自身をなるべくゼロではない状態

もっとみる
ことばの世界へ入国できたよ【 KOTOBA Slam Japan 松戸大会 2024.05.25 】

ことばの世界へ入国できたよ【 KOTOBA Slam Japan 松戸大会 2024.05.25 】

ポエトリースラムという文化に触れた
ことばの世界へ入国できた

詩の朗読パフォーマンスで勝負する
コトバスラムジャパン(松戸大会)に出場しました

音楽でもない、テキストの詩や文章でもない
" ことばの生パフォーマンス "

心の底から楽しかった。

私がやりたいことはこれだ!私の言葉や作品を今まで以上に咲かせるやりかたはこれだ!と気づくことができた。

こんなにも贅沢な場に居られたことは初めてだ

もっとみる
そら豆サイズのこころをやわらかくて美味しいパンにしたい

そら豆サイズのこころをやわらかくて美味しいパンにしたい

優しいひとになりたいと思った。

優しく在るということは、当たり前だとも思っていたし、そのうえで私は当たり前以上の煌びやかな優しさどころか、当たり前の優しさすらも持ち合わせられず、むしろ、ぜんぜん優しい人間ではないよな、と捉えていた。

意識して優しい人間でいるものでもないよな、とも思っていたから、自分の優しさについてあまり頭をよぎらせることをしてこなかった。

今までに出会ったひとのなかに、大事

もっとみる
春を愛している

春を愛している

ずっといろいろなことがあったな、と思う。
ずっといろいろなことがあったうえで、迎えることができた今年の春が、去年でも来年でもなく今年の春で本当に良かった。すべてのタイミングがここに合わせてくれて、良かった。

春に、このまちにいない年もいくつかあった。春に、ひとのかたちを保つことができていなかった年もあった。春にかぎらず、ずっと怒涛だから(今もだけれど)疲れている命と向き合うことが難しいときばかり

もっとみる
𝙏𝙃𝙄𝙎 𝙄𝙎 𝙈𝙀. 🦋🌤️⚡️🤍

𝙏𝙃𝙄𝙎 𝙄𝙎 𝙈𝙀. 🦋🌤️⚡️🤍

エモさや才能があったり上手い短歌(私がそう感じるもの)を詠むひとを羨ましいと思って憧れて目指したいと思っていたけれど、たとえ私にそれができても私らしさとしてちゃんと表せる自信はなくて、大衆にはウケない今のままでいいんだな〜と思った。

これって一見当たり前かもしれないけれど、私は吸収するためにひとの短歌やそれこそ歌集とかを読みたくないなと思っている。
たぶん、本や歌集が読める自分だったら、正解をそ

もっとみる
他人の自死を止めたら表彰される

他人の自死を止めたら表彰される

他人の死にたさに対して、"無力かもしれないけれどとりあえず救ってあげたい"と思えるひとが、すごいというか、なんというか。優しさのつもりだろうけれど、悪気のない本心だろうけれど、私はその気持ちをわからないままでしかいられないと思う。

他人ではない関係の相手、すきなひとや友だち、仲の良い家族には、死んでほしくない・生きていてほしいと思うことは当然だろう。

でも、本人の『死にたさ』があなた(わたし)

もっとみる
【詩/エッセイ】東京

【詩/エッセイ】東京

あそこでは誰も僕のことを見たりしない。
目を向けられても興味を持たれることがない。
なぜかって、
僕よりもやばいやつが溢れているからだ。
やばい、が当たり前だからだ。

そんな場所に憧れを抱く。
自由を求めている。

横断歩道で踊っても、
どんなに派手な服を身に纏っても、
酔って路上で寝転んでも、
公園で生活をしていても、許されるような、
僕が欲しがる世界だ。盲目でもいい。

僕がいるこの場所から

もっとみる
【短歌/エッセイ】東京という名の自由へ三千円 地球はタダで廻っているのに

【短歌/エッセイ】東京という名の自由へ三千円 地球はタダで廻っているのに

ーーーーー
東京という名の自由へ三千円 地球はタダで廻っているのに
ーーーーー

2023年7月17日(月)読売新聞の『読売歌壇』にて俵万智先生による選にて掲載していただきました。3月ごろから地道に、たまに応募して、初めて自分の名前を見つけることができて本当にうれしかったです。祖父が毎日読んでいる新聞なので、いつか胸を張って見せたい、という思いから、本名での投稿をしています。やっと自慢できた〜〜!

もっとみる
縋っても許すよ

縋っても許すよ

浮気反対!そんなことするひとの気持ちがわからない!とは思えない自分に気づいた。でも、自分が好きなひとに傷つけられる側になるとしたらもちろん嫌だし、やっぱり、良くないことだとは思っている。

自分がやられて嫌なことはしない、それは生活や人間関係を築くうえで基本のことで、そんなの、いろんなきもちをもつようになってからずっと当たり前のこと、たぶん多くのひとがそう。そのおかげである程度の当たり前な日常が溢

もっとみる
ああそっか、だから春はつらい

ああそっか、だから春はつらい

拝啓、きみへ
拝啓、みんなへ

今日もこのまちから、ぎりぎり届きそうにないあなたへと呟きを送っています。
今年もこのまちから桜を書いています。

桜が咲くことに憂鬱になってきた
もうあの景色を訪れてもきみと待ち合わせはできない
それでも、満開を目撃してしまったら泣いてしまうのだろう
どうせ呪われたふりをして挨拶をする
会えたね また来年もね

今から一週間くらい大雨が続けばいい
咲き始めたさくら、

もっとみる
今日も青を聴いている/今日もうたを歌うよ

今日も青を聴いている/今日もうたを歌うよ

成人の日によせて、詩のようなエッセイのようなわたしのことばです。

なんにでもなれた頃、なんでもできていた頃、あれから五年、今日も私は「縋る」という字を丁寧に書けます。

はたちを迎えたひとたち
おめでとう、何者にもなれなくても今日や明日を生きれなくてもきっと全てが正解です。私はわたしにそう言い聞かせて、死ねる日までを生きています。これは暗い話ではなくて、どちらかといえば前向きな話だと思う。

もっとみる
私と短歌について

私と短歌について

私はいま、短歌を詠むということについて葛藤している。

わかってもらえないことに怖がっている。私のなかで思い描いている情景が読み手に伝わらなかったら、と思うと悲しい。そうして、わかりやすい言葉ばかりを並べようとする。想像してもらうという一番大事な行為を省かせて、そのままで理解できるかたちにしてしまう癖がある。これが私の詠む短歌において致命的な欠点だと思う。

単純に、言葉を多く知らない、という理由

もっとみる

2022

去年はこのnoteにて「来年も、生きることを続けていたいです。」と綴って締め括った。この一年はどんなものだっただろうか。

生きることを続けるという目標に対しては、"やり遂げたくないのにできてしまった"が正しいと思う。過去にないほどの希死念慮に襲われ、壊そうとしたものばかりだった。死ぬことが、成功できていたらよかったのにと今でも思う。それでもなぜか今日もまだ生きていて、こうして振り返りの文章を書い

もっとみる
気持ちを整えるための記録

気持ちを整えるための記録

最近の私は、とても性格が悪い。

自分のことを客観的にみると、「私だったら関わりたくないな」と思う人物像をわざわざ私自身が演じてしまっている。だから夫とも喧嘩が増えて、鬱陶しがられて、夫からも私からも互いに溝をつくっているように感じる。

会話をきつい言い方で返してしまう。喧嘩腰になる沸点が低い。常にピリついている。

私ばっかり我慢してあげている
私のほうが酷いことをされていた

と、必死に自分

もっとみる