#最近の学び
凡人のサラリーマンは、いつまで他人からの評価に期待するのか
日々是決戦。
これを見てピンと来る方はいるだろうか。
私が20年前に通っていた代々木ゼミナール
の各教室に書き初めのように
貼り出されていたものだ。
読んでそのまま。
受験は常に戦いであることを
表している。
「夏を制するものは受験を制す」
なんてだれがいったかわからない
格言とやらに踊らされて、夏期講習の
申込みに並んだのも懐かしい思い出だ。
少しでも偏差値の高い大学へ。
少しでも就職や
自分の選択を正解にする方法
いいんだ。
これでいいんだ。
諦めるとかではない。
腹をくくった結果だった。
現役のときに合格した大学に
なぜか浪人生になっての再受験で
落ちたことも。
リーマンショックで内定を取り消されたことも。
37歳で5回面接した企業に落ちたことも。
はい、悔いはありますよ。
あのとき、こうしておけばよかった。
誰だってあるでしょう。
でもこれで良かったって今は思えているんです。
それなりに生き
「愛された、愛されている」そんな記憶だけで人は生きていける
「え、え・・・・・・」
オンラインの会議中に思わず、
つぶやいてしまった。
会議が終わるまでの10分間の記憶がない。
こんなことは今までなかった。
私有のスマホにこの人の着信履歴は。
たまたまオフィスに出社していた私は、
セキュリティカードも忘れて飛び出した。
携帯電話を祖母にプレゼントしてから、
10年以上がたつ。
「いつでも電話してね、飛んでいくから」
そんな気持ちを込めて
携帯電話の設定
ブレまくりの自分を愛せよ
一度決めたことをやり通す。
初志貫徹という言葉にも代表される
ように、ひとつのことにこだわり
やり遂げることが賛美される傾向
は強い。
自分は少なくとも、そんな
環境で育った。
少年野球をはじめたときも、
どんなに水が飲めなくてつらいときも、
この謎の「初志貫徹信仰」が
自分の頭の中を支配した。
結局、あれよあれよという間に
高校まで野球を続けることになる。
飽きっぽい性格で、
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