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宝石💎のような

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感銘を受けた珠玉の記事を感謝と共に収めました。ありがとうございます。
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#言葉

運命の扉の開き方

運命の扉の開き方

実は、9月の終わりに、もうそろそろ今年は終わるなと急に思い立ち、10月以降の1年間の年間スケジュールを立ててしまっています、笑

ま、1年の始まり・・・
というか、新しい月日の始まりって、人によって違ってもいいもんね♪

なんでそのタイミングで今年の終わりが来たのかな〜って改めて考えてみると、私にとって大半を占めていた物事があるのだけど、それを手放す時期が来たから、「あ!一年が終わる」って感じたの

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藤井風「満ちてゆく」に満たされて。

藤井風「満ちてゆく」に満たされて。

リリースされてしばらく経っているので
後だしジャンケンなところは否めない。

藤井風の「満ちてゆく」の動画を見ながら
いつも号泣してしまう。

noteは遺書だからって前から言っている
そのあたりも映像と重なってわたしに
とってドンピシャだった。

人が生きて悩んで生きて失ってまた
ふたたび老いてゆく自分を生きて、
すべてを差し出しながら死んでゆく
という世界観にわたしはとても共鳴
していた。

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ずっと続いてほしかったエンドロール。

ずっと続いてほしかったエンドロール。

わたしの好きなドラマ、「カルテット」。

夢がかないそうで叶わない。
いつまでこんなことやってるんだっていう
想いにも駆られながらも、夢にピリオドを
打つことを止めにした彼らが好きだった。

一緒に下る坂を下ろうぜみたいな。
四重奏楽団カルテットを組んだ男女4人の
物語。

脚本の坂元裕二さん好きな人には馴染み
すぎているぐらいの
台詞だけど。

泣きながらご飯食べたことがある人は、生きていけます

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楽園。

楽園。

雪の降る夜
街角に明るく灯る
くもった窓ガラス
すきまから
覗き込めば

家族があたたかな
暖炉の前
寛ぎ笑ってる

父さん
母さん
お姉ちゃん
そしてキミ

みんなで
楽しく笑顔ひろがる

ボクは素足擦り合わせ
ボロ布を首に巻いて
暖をとる

あぁ寒い。
おなかすいたな

母さんが
生きてたら
ボクもあんなふうに
過ごしたかな

凍える夜に
何度も何度も
お使いに出された

冬になると
思い出す

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はじめての絵本を作りました!『どこかでだれかが』。

はじめての絵本を作りました!『どこかでだれかが』。

noteに来てから3年目になります、ゼロの紙と
申します。

はじめての絵本を憧れのイシノアサミさんと
ご一緒させて頂き創ることができました!

この絵本は。
すてきなとある方からのリクエストから始まりました。

御縁をつないでいただき、心より感謝申し上げます。

福岡で開かれるひと色展が、明後日からスタートします。
そちらにも絵本を額装して飾らせて頂いています。

今日は一足はやく共作絵本
『ど

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たったひとりに贈られる言葉たち。

たったひとりに贈られる言葉たち。

不思議なもので、言葉に落ち込んだ時は
また、言葉を探しにいってしまいたく
なる。

時々、言葉は道具だからと半分うそぶいて
しまいたくなるけれど。

言葉は日常のコミュニケーションのためにも
あるし。
作家のような「世界」を際立たせるために
格闘している人のことばもあると思う。

言葉って、単なる道具じゃないやり方として
贈り物って考えも一方である。

言葉をかけられて、すごくやる気がでたり
うれ

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絵本の中に居場所があることを夢想して。

絵本の中に居場所があることを夢想して。

できそうなことがほとんどなかったわたしは
消去法でかろうじて書くことが残ったのかも
しれない。

好きから始まったわけじゃない「書く」という
ことと面と向かったけれど、その処し方が何も
わからなくて、言葉に背かれたり背いたり
しながら、紆余曲折とか七転び八起きとか
しながらここまでやってきたのかもしれない。

「夢」にたいしてなかなかポジティブに
これですと対峙できるものはなかったけれど。

ぼん

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SNSを離れて繁華街を歩いていたら、ラッパーらしき人とすれちがった2024年の始まり。

SNSを離れて繁華街を歩いていたら、ラッパーらしき人とすれちがった2024年の始まり。

日常ってあっと言う間に変わってしまうけど。
その変わってしまう日常にもいつしか慣れて
いく。

11月1日は、noteで出会ったイシノアサミさんと
一緒に絵本を出版することになって、
発行日はその日にしましょうと約束して。

その日に決めていた。

その日は奇しくも大好きな人の記念日でも
あったから、その日を楽しみにしていた。

10月のおしまいの日。

明日は本の発行日なんだなってうれしくなって

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「ルビーの指環」を聞けなかったあの頃のわたしへ。

「ルビーの指環」を聞けなかったあの頃のわたしへ。

はじめて、今年はひとりお正月を過ごしていた。

母がいた時はふたりお正月で、日常と
ちがうことをするのがふたりとも
乗らないよねって思うタイプなので
いつも通りしようねとか言いつつも
お正月仕様のお節や飾りつけに勤しんで
いたけれど。

ひとりと決まった時、お飾りとかお節とか
作らんでもよかですよねって自分を甘やかして
いたら。

何十年ぶりの一応断捨離的なことをして
みためすっきりしてきたので。

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現実とか心とかすきとかきらいとか、でもありがとうの2023年でした!

現実とか心とかすきとかきらいとか、でもありがとうの2023年でした!

今年もおわってゆきますね。
公私ともに色々ありました。
とくに下半期はなんだんねんって
いうぐらい試されました。

紅白にちょうどAdoさんが登場してます。
ほんとうにうっせーうっせーうっせーわ
みたいなこともあったのですが。

でも沈みそうになるそのたびに色々な方に支えてもらいながら今日大晦日を迎えることができました。

ありがとうございます。

今日の朝書いた記事でもひとつの言葉を紹介
してま

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忘れられない言葉~「不安と感謝は同時に感じられない」。

忘れられない言葉~「不安と感謝は同時に感じられない」。

じぶんの中に降り積もった言葉はいつのまにか、降り積もっていたことさえ、忘れてしまって、心の底で眠ったままだったりする。

でも、こんな忘れっぽいわたしでも一度聴いたら、忘れられない言葉というのが幾つかあってそのトップにあがるフレーズを今年は何度も思い出していた。

わたしは瞬間的にしょっちゅう不安になっておろおろするタイプなのだけど。

不安な時って、やってくるかどうかもわからない不安のことばかり

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人生から逃げてじんせいと言ってたけど、これが人生なんだなって思った。

人生から逃げてじんせいと言ってたけど、これが人生なんだなって思った。

主語はわたしでいいし。

むやみにでっかくしたくないなって
気持もある。

たとえば。

人生を主語にするなんていまも大げさ
だなって思うのだけど。

これはおばあさんになっても、きっと
まだ大げさだなって思っているような
節がありそうだ、わたしの場合。

じぶん以外の人の人生を思う。
たとえばそれは家族、親の人生みたいな
ものを考えると。

それはおおきな主語というよりは
わたしも彼らの人生の中

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短歌で傷つけてしまったあの日の父へ。

短歌で傷つけてしまったあの日の父へ。

父から携帯に電話がかかってきた。

絵本をこの間送った時のありがとうの
電話だった。

20分以上彼と話しながら今回は、父は
傷ついていないのだな、
よかったなって正直思った。

ずっと昔に短歌集が出た時、父と娘は
ほとんど交戦状態で。

父に歌集がみつかってしまって、和歌山の
田舎の書店で買ってくれたのだけど。

わたしの書いた短歌にショックを受けて
彼が悲しんでいるのがすごくわかった。

手紙

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生きることに興味がなかった頃のこと。

生きることに興味がなかった頃のこと。

微かにそこにあるようなものがすきで。
そこはかとないと形容されるものすべては
じぶんの味方だと思っていたことがある。

そこはかとないもの、透きとおった姿を
見せながら、水にでも触れてしまったら
溶けてなくなってしまうもの。

たとえば、綿菓子のようなものにさえ
愛着をもっていた。

あれは舌の上に乗っけたそばからとけてゆく、
そんな命のはかなさだからすきだと心のなかで
思っていた。

自意識過剰

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