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2019年2月の記事一覧
「知るかボケ」を前提に話すべし
ツイートをするにしても、文章を書くにしても、気をつけていることがある。
それは、全ての事柄に対して丁寧すぎるほどの説明を付け加えることだ。
例えば、友だちの◯◯が、ではなく、友だちで◯◯をしていて最近だとこんな作品を出した◯◯が、というふうに使う。
少々やりすぎなくらいがちょうどいいと思っている。
身内にしてみれば、そんなこと知ってるよ!ということでも構わない。
だって、説明をすべて省い
『子どもが幸せになることば』という逆張りの育児書
『子どもが幸せになることば』という本を作った。
この本を作った動機が、大きく2つある。
①子育てが「課題解決」であってほしくない
②子どもに自立してほしいけど死ぬほどかわいがりたい
①子育てが「課題解決」であってほしくないまず、紀伊國屋新宿本店6Fの子育て本コーナー(1/30現在)を見てほしい。
ビジネス書の編集者として、3歳の娘を持つ親として、自分はこの棚の前に立って、「うっ」と息が詰
なんでも言語化する屋さん
わたしはずっと自己紹介が苦手だった。恥ずかしいとかの問題ではなくて、自分がやっていることの要素が多くバラバラで、なんと言ったらいいのかよくわからなかったからだ。
クッキー屋の経営、シングルマザー、あーちんの母、文章を書くこと(自己肯定感のこと)、お店などのコンサル(のようなこと)、バラバラに見えてどれもつながっているのだけど、自己紹介には長くなるし、どれかだけ切り取ると足りない。説明がめんどくさ
すべての広告コピーは人の幸せを願って書かれている
“うまれたばかりの誰かへ。こどもまっ最中の誰かへ。大人の誰かへ。親になった誰かへ。すこしだけ自信をなくした誰かへ。つよくなりたいだれかへ。すべての広告コピーは人の幸せを願って書かれている、は岩崎俊一さんのことば。” Instagramアカウント@sunanohaneより
(以下文、編集担当:大塚)
3月1日(金)、ライツ社より『ずっと読みたい0才から100才の広告コピー』が発売されます。
「
「知らなんだ」 80年前にあって、なくなりつつある言葉
「80年前にあって、現在なくなりつつある言葉がいっぱいある」
と大阪の空堀在住の童話作家藤田富美恵さん。「ついではあかん」と昔よく教えられた。お世話になった人に御礼を伝えに行くときは、別の用事のついでに、その人の家へ寄るのは失礼。横着しないで、いったん自分の家に戻り、ちゃんと段取りして行くものだといわれていた。
「知らなんだ」もなくなりつつある。
文字どおり“知らなかった”ことだが、単純にその意