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泥臭い人生

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心に引っ掛かった他人の投稿。
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#COMEMO

巨大な岩は動かせない

巨大な岩は動かせない

閉塞感漂い社員が疲弊している組織を何とかしたい。
そして自分自身も活き活きと仕事がしたい。

そんな思いを抱き、日々悶々としていた12〜3年前、出会ったのが「風土改革」と言う手法でした。

きっかけは一冊の本との出会いでした。

『なぜ会社は変われないのか -危機突破の風土改革ドラマ- 』(柴田昌治 著)

何とかこの手法を持ち込み、巨大な岩とも思えるこの組織を変えることができないものか。

長年

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それは「作業」か。あるいは「仕事」か?

それは「作業」か。あるいは「仕事」か?

自分の会社を立ち上げてしばらく経った頃。

事前にクライアントもつかまえず、その前の会社でやっていた仕事をそのまま引き継ぐということもしないまま独立してしまったので、「さて、どうしたものか」と思いながら日々過ごしていた。

ちょっとした話しがあっても「自分はそういうことをやるために独立したわけじゃない」とか言って断りつつも、じゃあ、どうすれば、やろうと思っていることをできるようになるのか見当がつか

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起業や中小企業支援策。日本の教育への野依博士の危機感を読んで思ったこと。

起業や中小企業支援策。日本の教育への野依博士の危機感を読んで思ったこと。

ノーベル賞・野依博士が怒っている日本の教育の問題点と、起業や中小企業支援策の問題点には共通するところがあると思いました。今回はその内容についてお話ししようと思います。

記事の内容はこちら...

『大切なのは、私達の仕事に、職場に、再び「人間の意志の力」を取り戻していくこと』 (「ノルマは逆効果」より ⑤)

『大切なのは、私達の仕事に、職場に、再び「人間の意志の力」を取り戻していくこと』 (「ノルマは逆効果」より ⑤)

藤田勝利さんの著書、「ノルマは逆効果」。

この本から、私の心に響いた言葉をご紹介しています。

今回ご紹介する言葉は、最終章(第5章)の「これからの時代に成長する組織と人のカタチ」から、その最後を締めくくる言葉です。

“AI革命よりも、働き方改革よりも大切なのは、私達の仕事に、職場に、再び「人間の意志の力」を取り戻していくことなのです。”(p211)

今まさに大きな変化を遂げているこの

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環境に優しいエネルギー供給がブロックチェーンで実現するのか?

環境に優しいエネルギー供給がブロックチェーンで実現するのか?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートでは7月1日にイノベーター向けの会を開催します。ご興味ある方はご連絡ください!

今回はエネルギー分野のブロックチェーン活用アップデートを紹介します。

ブロックチェーンを活用したエネルギープラットフォームを提供するPower Ledgerはオーストラリアのグラーツで個人間取引をスタートします。グラーツを

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仮説は妄想でもやっつけ仕事でもない

仮説は妄想でもやっつけ仕事でもない

チームで仕事をしているといろいろなことがある。

以前にチームで取り組んでいたプロジェクトの話し。メンバーにお願いをしていた作業があがってきて、見てみると、単なる思いつきのようなことが書かれているレポートがあがってきた。

結論らしきものを支えるデータもなければ、そこに至るまでの道筋もよくわからない。

不思議に思ってたずねてみると「これは仮説ですから」とだけ返ってきて、目を疑った(回答がテキスト

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目的と手段が逆転してしまった世界。 (働きづらさや生きづらさを感じる人へ)

目的と手段が逆転してしまった世界。 (働きづらさや生きづらさを感じる人へ)

日本の生産性の低さや労働時間の長さ、或いは所属する組織へのエンゲージメントレベルの低さに加え、幸福度の低さ。

この手の報道は至る所で目にするようになりました。

政府や企業が進める「働き方改革」に関しても、どこか本質を捉えていない感覚が否めません。

高度成長期に、世界にその名を轟かせた日本企業の勢いはいったいどこへいってしまったのか。

そんなことをぼんやり考えていたら、日本はどこかのタイミン

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「何をしたいか」よりも「どうありたいか」を考える。

「何をしたいか」よりも「どうありたいか」を考える。

ここ最近、キャリア論に関して、“doing(またはto do)”と“being”の観点で解説される記事や論調をよく目にするようになりました。(目につくようになった、が正しい表現かもしれません。)

先日読んだ、有冬典子さんの『リーダーシップに出会う瞬間』には、リーダーシップのあり方を解説するくだりとして、以下の記述がありました。

「何をするかではなく、どうあるか、ということかしら。リーダーシップ

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営利企業こそ、「社会課題の解決」に真正面から取り組むべきではないか。

プロボノの活動を通じて、もうひとつ感じた事があります。

※感じたことのひとつ目はこちら参照ください。

それが、タイトルに記した事です。

プロボノの活動を始める前に、営利企業と非営利組織(NPO)の違いの解説がありました。

得た利益の使い道が違うと。

がしかし、そもそも利益の使い方以前の話として、企業の存在目的は本来「世のため人のため」にあるはずです。

「世のため人のため」、それを「事業

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「このへんで、もう、ええやろ」と自らを赦す人たち

「このへんで、もう、ええやろ」と自らを赦す人たち

「ごめんなさい」と、相手に迷惑を掛けたら、謝る。「ごめんなさい」と最初は丁寧に謝る。「ごめんなさい、赦(ゆる)して」といっているのに、相手になかなか赦してもらえない。すると、「これだけ謝っているのに、あんた、まだいうの?しつこいなぁ。もうええやろ」と迷惑を掛けた人が逆に開き直り、キレる。謝る側が「赦しの期間」を決める文化が広がってきた。「赦したる」といえるのは本来迷惑を掛けられた人。おかしい。

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もう、イベントに「主催者」はいらない。

もう、イベントに「主催者」はいらない。

知人の有名なバンドマンが言っていた。

「今のお客さんはお客さん同士で盛り上がって、ステージで歌っているおれたちなんて観ていない」

さすがに「観ていない」ことはないと思うが、確かに今と昔ではイベントの在り方がだいぶ違う。

では「次」はどうなるのか?

電通若者研究部では「ツギクルワーク」と称して、βutterflyに所属する学生たちと月に1回のワークショップを実施している。ツギクルとは「次にく

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人は理屈では動かない。(坂本龍馬からリーダーシップのあり方を学ぶ)

人は理屈では動かない。(坂本龍馬からリーダーシップのあり方を学ぶ)

数年前ではありますが、ある上司の対応にかなり苦労した経験があります。

その上司は、相手を論破することに全力を注ぐタイプであり、その矛先は部下である自分にも容赦なく向けられました。

どんなに反論を試みようとも、「わかった」と言わせるまで議論が延々と続くため、最後は根負けして彼の指示に従わざるを得なくなるのですが、その結果残るのは悶々とした思いだけでした。

一旦指示通りに進めるものの、納得感がな

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Are you 主体的で対話的な深い学びをしてる大人? ~ 一言切り抜きfrom日経#87

Are you 主体的で対話的な深い学びをしてる大人? ~ 一言切り抜きfrom日経#87

先週5月22日、全国ICT首長協議会より依頼を受け、

1時間のセッションを行ってきました。

※ なんで、教育系かというと、こういうチームをやっているからです。

http://www.konnano-dodaro.jp/

さてさて、その講演タイトルは、こちら。

「正解がない時代なら、前代未聞をやろうよ。
 〜Are you 主体的で対話的な深い学びをしてる大人?〜」

事務局のみなさんとメ

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AIできっと出来ないことを今から始めてみる。

AIできっと出来ないことを今から始めてみる。

11年ぶりに、個人プロジェクトを始めます。

最近はずっと、会社での仕事で自己実現をできていたんですね。でも、ちょっと気持ちが変わってきたので、久しぶりにやります!

プロジェクト名は「United Rice Ball」。

世界初のおむすびのイベントです。
おにぎりではダメです。おむすびです。
なぜなら、むすぶ、ってのがいいなと。
お米だけじゃなく、人も結べるのではないか。と。

やってみたい

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