記事一覧
スペイン語を学ぶことがなぜ国際協力につながるのか?
成功体験。頑張れば(ある程度は)報われる――。
そんなこと当たり前でしょ、と思っていませんか。
悲しいかな、それが当たり前ではない国が世界には少なくありません。多くの途上国には「不条理」がまかり通っています。
典型的な例は
・学校のテストの点は一番だったのに、表彰されるのは先生のお気に入りの別の生徒(先生に少し意見したら嫌われたみたい)
・頑張って仕事して成果を挙げたのに、別の人がやった
世界的に元気ばりばりの「毛髪ビジネス」を考えてみた! かつらを被って国際協力?
ganasがこの春開講するプログラムのひとつ「メディアのプロと一緒に学ぶ!『途上国ニュースの深読みゼミ』」がスタートしました。今回が第13期。全4回のオンラインプログラムのため、お手ごろだと好評です。
深読みゼミでは毎回、グローバルサウスにかかわる1本の記事(日本語)を取り上げます。2時間という制約のなかで、それぞれ気になったところを調べ、それをシェアし、記事について意見を言い合う、というのが内
ganas編集長が2023年にハマった途上国のものを一挙紹介
途上国に魅了されて30年以上のganas編集長が今年(2023年)ハマったもの(定番化しているものは除く)をランキング形式でまとめてみました。
特定の国ではなく、途上国が丸ごと好きな“箱推し”の皆さん、途上国をより楽しむ手段として参考にしてみてください。途上国の文化は人生を豊かにしてくれますね!
10位:スマック(トルコ)
中東のスパイス。ワイン色で、しそのような味がする。これを、自家製のサ
高島屋のケーキ問題にみる「途上国から学べること」
途上国を専門とするNPOメディアのganasは昨晩、途上国を取材し、記事を書き、それを発信するプログラム『Global Media Camp(GMC)』のオンライン説明会を開きました。
そこで参加者のひとりから「途上国から学べることは何だと思うか?」という趣旨の質問をいただきました。ganas編集長が担当するあまたの講座のなかではこの手の話も時々するのですが、この機会にこちらでもganasの考え
ベネズエラのクリスマスディナーから考える、「見える世界」と「見えない世界」
経済破綻による生活難を理由に、国民の4分の1近くが難民として国外へ出ていった国ベネズエラ。国を去ったほうが良いかどうかは難しい問題ですが(生活面、差別などさまざまな面。実際に話を聞くと、良くなった人もいれば、そうでない人もいるのが現実)、国内にとどまるベネズエラ人は今年のクリスマスにどんなものを食べたのでしょうか。
現地から届いた写真を数枚載せます。こんな感じ。おいしそう! 豪華ですね! 良かっ
「複眼の視点」はこうやって出す! 途上国へ行ったらエッセーを書くために
「複眼の視点で海外発のエッセーを書こう!グローバルライター講座『初級コース』」(9期)が先日、スタートしました。
初級コースで重点的に学ぶのは「複眼の視点」のもち方。エッセー(一人称の文体、自分を出す文体)を書くうえで大事なのは言わずもがな、物事をどう切るか、いわゆる「切り口」ですよね。他人と違った切り口を考えるときに重宝するのが、いろんな方向からいかに物事をとらえられるかです。
でもどうやっ
途上国を取材してみよう(通訳つき)!
来年の2、3月に、南米コロンビアと西アフリカのベナン、どちらを取材したいですか? それぞれの特徴を画像にまとめてみました。
他人と違うことをやるから、「自分」の人生になる。おもしろくなる。
参加者ひとりひとりに、日本語または英語の通訳がつきます。取材で途上国を深掘りし、記事を書き、それを発信する唯一無二のプログラム。これまでに37回(9カ国11カ所)で開催してきました。
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【早割12/1
歴史はどこまで遡るべきか? パレスチナ問題を1本の記事から考えてみた
ganasが主催する根強いファンがいるプログラム「途上国ニュースの深読みゼミ」(11期)がきのうスタートしました。初回で取り上げた記事はこちら。
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「世界有数のユダヤ系社会に動揺 アルゼンチン、異論認めない雰囲気も」
いまのパレスチナ問題について上の1本の記事をもとに、みんなで「調べてわかったこと」「疑問に感じたこと」「考えたこと」の一部を殴り書きでご紹介します。わずか2時間で深掘りした内容で
“国際ニュースの沼”にハマった! 「深読みゼミ」が終了
国際ニュースは“筋書きのない大河ドラマ”みたいだ――。
これを合言葉にganasが開講する「途上国ニュースの深読みゼミ」の11月期が今週月曜日に終わりました。今期も学生からコンサルタントまでが受講してくださり、ニュースをネタに楽しく盛り上がりました。
11月期に受講者みんなで深読みした記事は下の4本。
「中東、対イスラエル外交を見直し アブラハム合意にひび」
「インド工科大、アフリカに初の
大好評の「途上国ニュースの深読みゼミ」がスタート! 正義は弱いのか? パレスチナ・イスラエルについて考えてみた
今回が第10期(11月期)の「メディアのプロと一緒に学ぶ!『途上国ニュースの深読みゼミ』」がきのう、始まりました。初日にみんなで深掘りしたのは下の日経新聞の記事(11月3日付)。
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中東、対イスラエル外交を見直し アブラハム合意にひび
この記事の要旨を簡単に説明すると、今回のパレスチナでの衝突拡大を受け、中東諸国がイスラエルとの外交関係を見直し始めたというものです。このところ急速に進んでい
環境破壊を助長するのが貧困、ベネズエラの先住民たち
上の写真は、ベネズエラ南部のアマソナス州で暮らす先住民。金の違法採掘で環境が破壊され、食べ物も、住むところも失いました。
環境破壊を助長するのが貧困、そして貧困を悪化させたベネズエラ経済の崩壊。いつの時代も、一番の犠牲となるのは弱者。
上の写真は金の採掘現場です。
先住民らはこの現実を少しでも知ってもらいたい、と地道に発信しています。
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ganasは、途上国
経済の崩壊は教育の崩壊‥‥ベネズエラの悲しい現実がよくわかる写真。
上の写真は、ベネズエラ北部のカラボボ州にある高校の教室の中。学校に行っても生徒はごくわずか。
ベネズエラでは小学校も、高校(中学と高校は一緒)も、大学も、公立の学校は軒並みこうした状態にあります。
ベネズエラ人に尋ねたところ、こうなったのには理由が2つあると言います。
1つは、経済が崩壊したことで教師が十分な給料をもらえず生活できなくなったため、学校を辞めたから。残った教師も学校に遅れて来た
ニジェールのクーデターから考えたこと、旧フランス領の運命なのか
オンラインで現在開講中の人気プログラム「途上国ニュースの深読みゼミ」(8月)。受講者のみんなでいろいろ調べてシェアし、わかったことをもとに考えを言い合うこのプログラムで今週取り上げたのは、下の「ニジェールで起きたクーデター」の記事(8月4日付の日経新聞)。
ニジェール、フランスとの軍協定破棄 過激派対策停滞も
深読みを通じて「わかったこと&考えたこと」の一部を下に書きとめます。こんな読み方をす