ganas 途上国・国際協力のメディア

ganasのメンバー/パートナー/サポーターが書くエッセーを掲載しています。

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    ganasのパートナー/サポーターさまのnoteをまとめました。途上国・国際協力のお話を中心に。

最近の記事

「Global Media Camp in コロンビア」を写真と記事で振り返りました

「Global Media Camp in コロンビア」が終わりました。参加者が頑張って取材して書いた記事はいかがでしたか? (今夏のGlobal Media Campはタイに続く2カ国目。来週から3カ国目のベナンがスタートします) Global Media Camp in コロンビア(開催地:メデジン)のようすを写真とともに振り返ります。フェアウェルパーティーから取材風景(主な取材先はコロンビア人の国内避難民、ベネズエラ難民、貧困地区でさまざまな活動をする人たち、日本の

    • 「Global Media Camp in タイ」が終了、写真で振り返ります!

      今回の「Global Media Camp in タイ」ではバンコク在住のミャンマー難民(人)にフォーカスして取材しました。話を聞いたミャンマー人は20人以上。バンコク中心部、外れ、郊外とさまざまな場所を訪問。いずれも、普通なら、いやバンコクに住んでいても行けない場所ばかりです。ちなみにタイには700万人のミャンマー人が住んでいるといわれます。 当たり前ですが、バンコクで暮らすミャンマー人もいろいろ。ステータスをみても、不法入国して何のIDカードもまだ持っていない人から、「

      • ベネズエラ大統領選、投票終わって開票始まる!

        7月28日に実施されたベネズエラの大統領選。注目は、野党統一候補のゴンサレス氏が現職大統領のマドゥロ氏を破るかどうか。勝てば、25年続き、経済を崩壊させた反米社会主義政権が倒れます。 ベネズエラの選挙管理委員会はマドゥロ大統領の息がかかった組織です。各地で妨害が起きたほか、正当な結果が発表されるかどうかもわかりません。 また仮にゴンサレス氏が勝利したとしても、マドゥロ政権が何らかの理由を付けて選挙結果を無効にする可能性も懸念されています。そのときベネズエラ国民はどう動くの

        • 「途上国」を学ぶ夏にしたい! ganasのプログラムをカテゴリー別に整理してみました

          夏本番。パリ五輪も開幕しました。必死に頑張る選手たちを見ていると、自分のモチベーションもアップしてきますね! このタイミングでスキルアップを! 途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」がこの夏に開講するプログラムをカテゴリー別に整理してみました。共通のキーワードは「途上国」。締め切りも要チェックです。 △アジアに興味がある!アジアは落ち着きますよね。途上国デビューにぴったり。アジア人同士、意気投合しやすいかも! ↓ ・急増するミャンマー難民を取材しよう!『G

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          夏休み! アフリカに行かずにアフリカを学べる方法

          それが「虐殺サバイバーと学ぶ『ルワンダ英語サロン』」。 一言で説明するなら、「ルワンダのこと」と「実践的な英語」を同時に学べる画期的なプログラムです。講師は、虐殺のサバイバーである2人のルワンダ人。 Zoomでつなげ、彼らから(に、と)話を聞いたり、質問したり、上級者はディスカッションしたりします。 クラスのようすを撮った下の動画をご覧ください。「ルワンダのこと」とは、ルワンダ料理、ジェンダー、スポーツ(パリ五輪に出場するアスリートも!)、カガメ大統領(先日の大統領選で

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          2024年は世界中でサッカーが盛り上がる! 

          今年は ・「アジアカップ」(決勝は2月11日、優勝国はカタール) ・「アフリカネイションズカップ」(同2月11日、同コートジボワール) ・「コパ・アメリカ」(同7月15日、同アルゼンチン) ・「ユーロ」(同7月15日、同スペイン) の4つが同じ年に開催されたレアな1年でした(次はパリ五輪!)。2023年に中国で開催されるはずのアジアカップが、コロナ禍で延期となったためです。 4つの大会が同じ年にそろい踏みとなったことは過去にあったのかな、と気になって調べてみたら1度だけ

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          ユーチューバーの武勇伝をそのまま信じるか、自分自身で取材をしてみるか?

          世にも珍しい、誰もが「市民ジャーナリスト」になって途上国(アジア、アフリカ、ラテンアメリカ)を取材し、記事を書き、発信するプログラムがあります。 題して『Global Media Camp』。 「短期間でその国について可能な限り詳しくなりたい」「リアルな現状を当事者から直接聞きたい」という方には絶好のチャンスです。 現地取材では、英語または日本語の通訳兼ヘルパー(現地の青年)を参加者ひとりひとりに付けます。さらに、ネタの探し方から視点のもち方、取材の準備の方法、取材のや

          ユーチューバーの武勇伝をそのまま信じるか、自分自身で取材をしてみるか?

          上手な「しつもん」はコミュニケーションの肝 語学力とは関係ありません

          JICA海外協力隊の雑誌「クロスロード」7月号で、ganas編集長・長光大慈へのインタビューが掲載されました。ライターの海原美帆さん、編集長のホシカワミナコさん、ありがとうございます! (いつもながら、ganasとかかわりのある人たちの記事も同じ7月号にちらほら) 掲載していただいたのは「いま、読みたい電子書籍」というコーナー。ganas編集長が紹介した一冊は「しつもん仕事術」(松田充弘、日経BP社)。 途上国と30年以上かかわってきて痛感するのは、その国のことを知る、

          上手な「しつもん」はコミュニケーションの肝 語学力とは関係ありません

          10年で倍増した世界の難民、ganasはこう考える

          皆さま、こんにちは。途上国・国際協力に特化した非営利メディア「ganas」編集長の長光大慈です。 きのう6月20日は「世界難民の日」でした。この機会にganasの考えを書いてみました。ganasの原点ともいえるお話です。 世界的に難民の数は増え続けている、といったことは皆さまも聞いたことがあると思います。難民の数はいまや1億2000万人(世界人口の74人に1人)。「日本の人口とほぼ同じ」といわれるようになりました。 ganasを立ち上げたのは2012年。前年に勃発したシ

          10年で倍増した世界の難民、ganasはこう考える

          ポッドキャスト始めました! アジア・アフリカ・ラテンアメリカ・中東・大洋州から世界を見てみよう

          途上国・国際協力を専門とする非営利メディア「ganas」は4月29日から、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ・中東・大洋州にスポットを当てたポッドキャストを始めました。チャンネル名は「グローバルサウスから世界を読み解く with ganas」。合言葉は、世界の動きって“筋書きのない壮大な大河ドラマ”みたいでおもしろい。 飲み会などでも使えるネタ満載です。盛り上がること間違いなし!? これまでに配信したのは下のとおり。移動中や就寝前などにぜひお聞きください。 ・髪の毛は“黒

          ポッドキャスト始めました! アジア・アフリカ・ラテンアメリカ・中東・大洋州から世界を見てみよう

          スペイン語を学ぶことがなぜ国際協力につながるのか?

          成功体験。頑張れば(ある程度は)報われる――。 そんなこと当たり前でしょ、と思っていませんか。 悲しいかな、それが当たり前ではない国が世界には少なくありません。多くの途上国には「不条理」がまかり通っています。 典型的な例は ・学校のテストの点は一番だったのに、表彰されるのは先生のお気に入りの別の生徒(先生に少し意見したら嫌われたみたい) ・頑張って仕事して成果を挙げたのに、別の人がやったことになっている(失敗したときはなぜか自分が責任をとらされる) この手の話は珍

          スペイン語を学ぶことがなぜ国際協力につながるのか?

          ベネズエラ全土で火災が異常に急増、「煙がひどくて外に行けない」

          米航空宇宙局(NASA)によると、ベネズエラ全土でこの3月に記録した火災の件数は1万1000件以上。過去21年で最多となりました。火災による煙の影響も深刻で、ganasが開講する『命のスペイン語レッスン』の講師のひとりは「外は煙がひどいから何日もろくに外に出ていない」。 この異常事態についてベネズエラのメディアは連日報道しています。火災が急増した理由については、エルニーニョ現象で昨年後半が異様に乾燥したためではないか、とのこと。 ただでさえ経済が崩壊し、生活苦にあえぐベネ

          ベネズエラ全土で火災が異常に急増、「煙がひどくて外に行けない」

          世界的に元気ばりばりの「毛髪ビジネス」を考えてみた! かつらを被って国際協力?

          ganasがこの春開講するプログラムのひとつ「メディアのプロと一緒に学ぶ!『途上国ニュースの深読みゼミ』」がスタートしました。今回が第13期。全4回のオンラインプログラムのため、お手ごろだと好評です。 深読みゼミでは毎回、グローバルサウスにかかわる1本の記事(日本語)を取り上げます。2時間という制約のなかで、それぞれ気になったところを調べ、それをシェアし、記事について意見を言い合う、というのが内容。1本の記事を起点に思考を広げ、世界を俯瞰して見ることを目指します。 初日に

          世界的に元気ばりばりの「毛髪ビジネス」を考えてみた! かつらを被って国際協力?

          途上国を少しでも深く知るべき理由5つ

          コロンビア? インド・ラダック? ルワンダ? ミャンマー? 皆さんはどこの国に興味がありますか?  アジアからラテンアメリカ、アフリカまでを広くカバーするのが途上国を専門とする非営利メディアganasの大きな特徴です。世界に200以上の国があるなかで、日本とそれ以外の1つの国だけをみても、世界は到底語れませんよね。 こんなことを言う人が皆さんの周りにはいませんか。 「〇〇の国では△△なんだよね」 △△にはいろいろ入ります。たとえば下のような感じ。ただ実態はその国特有

          途上国を少しでも深く知るべき理由5つ

          ganas編集長が2023年にハマった途上国のものを一挙紹介

          途上国に魅了されて30年以上のganas編集長が今年(2023年)ハマったもの(定番化しているものは除く)をランキング形式でまとめてみました。 特定の国ではなく、途上国が丸ごと好きな“箱推し”の皆さん、途上国をより楽しむ手段として参考にしてみてください。途上国の文化は人生を豊かにしてくれますね! 10位:スマック(トルコ) 中東のスパイス。ワイン色で、しそのような味がする。これを、自家製のサバサンドにかけると、口の中は一気にトルコへ(スマック抜きだと和風になってしまう)

          ganas編集長が2023年にハマった途上国のものを一挙紹介

          高島屋のケーキ問題にみる「途上国から学べること」

          途上国を専門とするNPOメディアのganasは昨晩、途上国を取材し、記事を書き、それを発信するプログラム『Global Media Camp(GMC)』のオンライン説明会を開きました。 そこで参加者のひとりから「途上国から学べることは何だと思うか?」という趣旨の質問をいただきました。ganas編集長が担当するあまたの講座のなかではこの手の話も時々するのですが、この機会にこちらでもganasの考えをシェアします。 ganasサポーターズクラブのキャッチフレーズは「途上国を盛

          高島屋のケーキ問題にみる「途上国から学べること」