ベネズエラ全土で火災が異常に急増、「煙がひどくて外に行けない」
米航空宇宙局(NASA)によると、ベネズエラ全土でこの3月に記録した火災の件数は1万1000件以上。過去21年で最多となりました。火災による煙の影響も深刻で、ganasが開講する『命のスペイン語レッスン』の講師のひとりは「外は煙がひどいから何日もろくに外に出ていない」。
この異常事態についてベネズエラのメディアは連日報道しています。火災が急増した理由については、エルニーニョ現象で昨年後半が異様に乾燥したためではないか、とのこと。
ただでさえ経済が崩壊し、生活苦にあえぐベネズエラの人たち(紛争でもないのに、経済崩壊で国民の4分の1近くが国を去って難民になった)。そこに追い打ちをかける火災の急増‥‥。
ベネズエラでは7月28日(故チャベス大統領の誕生日)に大統領選が実施されます。ですが野党候補の出馬が認められなかったため、政権が変わる可能性は事実上ゼロ。公正な選挙が実施されないとして、米国の経済制裁が復活する可能性も高まってきました。
希望が見えないベネズエラ。世界からまったく注目されないベネズエラ――。持続可能な開発目標(SDGs)で「誰一人取り残さない」との原則を掲げるならば、少しでも彼らのことを知り、また支援にもつながることをしてみませんか?
とくにスペイン語を習っている/習いたい方、ラテンアメリカに興味のある方、メディアが報じない国の実態を知りたい方、まずはこのプログラム『命のスペイン語レッスン』について知ってください。
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経済崩壊で生活苦に陥るベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』、12期生を募集(〆切5/1)