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学術的(?)、研究者的(?) 考察

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#一切唯心造

初めてこの世に生まれて初めて自分の人生の第一歩を踏み出すということは

―「人から嫌われてもいいや」と本気で思えるようになってからが本当の自分の人生のはじまりです。

ありのままの自分を出していきその結果として人から嫌われても気にする必要はまったくありません

とにかく人から嫌われないように自分を偽りつづけているうちは

あなたに対して誰かが望む人生を歩んでいるようなものなのです―

と、書いているひとがいました。

「『人から嫌われてもいいや』と本気で思えるようにな

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感謝の気持ちや尊敬・肯定の視線を向けられたとき

あなたが「ありがとう」と感謝を向けられたり、褒められたり認められたりしたとき、

うなづいたり、嬉しさをあらわしたりするなら、それは、

「あなたの」感謝の表現であると思います。

基本的に、実は、感謝を向けていない相手から感謝は向けられないもの。
少なくとも、感謝を向けていない相手からの感謝は、見えないし受け取らないのです。

つまり、「ありがとう」と感謝を向けられたり、褒められたり、認められた

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「それしか見えない」ときは、「それしか見ていない」とき

ヒトの言動行動には、常に潜在意識という大きな大きな「あなた全体を構成する組織」が動いています。そして、常にあなたの表面上の言動行動思考すべてにおける状態に大きな大きな影響を与え続けています。

そして、
ヒトの言動行動には、
それがどんな些細な僅かなものであっても、
どんなタイミングや内容であっても、
必ず、「目的」があって動いています。

その「目的」は、現代の日本人は、自分自身で気付いていない

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現代人に大流行の「自分をダメにする言葉」

本日は、現代人に大流行、いや、もはや現代日本文化と言っても過言ではないほど多くのひとが当たり前のように無自覚に日常で行い続けていることについて、綴ってみようと思います。

とはいえ、私は今までもこの「流行」について、「セルフトーク」という言葉や、「自動思考(言動行動)パターン」などという言葉で、何度も記事を書いてきたことでもあります。

しかしながら、今日は少し、普段と違う角度の説明も加えて。

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その中で守られている選択と、囲われている選択は違う-が、受け取りかたでどちらとも思いこむことはできるかもしれない

急激に世界の広さが本当の意味で見えるようになってくると、それまで驚くほど狭い方向性や角度から物を言っていた(そして支配されよう支配されようという風に周りをコントロールしようとしていた)「自分自身の」言葉や見え方や思考回路と今の自分にギャップを覚え、それがゆえにしばしば「今までの自分」を受け止め寄り添い合わせてくれていた相手や環境に自分が支配され縛られていたのだ、と思い込む。
ちなみにこれは成長段階

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言葉が変われば現実世界が変わるーあなたの人生の困りごとは、言葉ひとつの使いようで解消していく

最近、ラジオで良く聞くフレーズ

新しい自分に今会いに行こう
勇気がなかったら後回しにしよう
勇気を探しに今歩き出そう

曲の歌詞の一部なのですがね。

これを聞いた時、なんともにやりとした。

この人もやるなあ、なかなか詐欺師だな、と(笑)
良い意味でね。

セラピストは、ある意味、時として詐欺師、ペテン師です。
というのも、言葉の使い方を巧みに心得ているから。

そして、同時に、潜在意識と対話

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人生は「時間」でできている、その時間の毎瞬あなたは「人生の岐路の選択」をし続けている…しかも無自覚に。

人生を大切にしたいなら時間を無駄遣いしてはいけない。人生は時間によってできているのだから。-ベンジャミン・フランクリン

人生というのは、(現代、顕在意識で感じることのできる感覚では)「時間」によってできています。
人生の中で、すべての瞬間のうち「何かをする」ということを択ぼうが、「眠る」ことを択ぼうが、「ぼーっとして実質流れを停止させて人生の時間だけを過ぎ去らせる」という選択をしようが、人生の時

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人生の可能性を拓く人、不利な人生を歩み続ける人―人生の勝負は、どこで決まる?

勝負は、その勝負の前についている。-升田幸三

有名な棋士の言葉です。
ちなみに、この人の他の有名な言葉として、「錯覚いけない、よく見るよろし」などという言葉もあるとか。

「外界」に現れる結果・勝負は、その勝負の前についています。
そして、今は科学的な実験などにおいても、例え顕在意識ではどうでもよく何気なく選んだようなものであっても、実は顕在意識が「こちらを選ぼう」と思うより前に、既にそちらを選

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「見えない」という言葉の難しさ

私はずっと、「見えない」という言葉と、「見ることができない」という意味の間に、違いを感じてきた。

言語化はできないのだが、見えない、と、見ることができない、は、私の中では明らかに違う。

それは、「視機能使用困難状態」だから、という事情とは、少しばかり違うような気がする。

私の場合は、視覚の問題は先天的にあった。
ただ、ヒトというのは、自分の器(身体)以外を経験したことがないので、身体の状態は

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外側の情報を飲み込むことと食べ物を飲み込むこと/よく噛むだけで人生劇変する効能

外界に対する認識・習慣・扱いと、自分自身の心や身体に対する認識・習慣・扱いなどは同じだと、私はセッションでも記事でも良くお話します。

食べ物(外界の物質)を食べて身体に取り入れるとき、あなたは、どこからどうやって食べますか?

口から、通常は物を「噛んで」食べませんか。
この「噛む」とは、一体どういうことでしょう。
簡単に言うなら、「噛む」とは、まず食べ物を細かく砕いて分解し、唾液(自分の体内物

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胎児に意識はあるのか?

面白い議題をいただいたので、少し、あくまで個人的に、考察してみたい。

ただ単に、「胎児に意識はあるのか?」という言葉を投げかけられると、
それを考えるためには、「では、そのあなたの言う『意識』『意識がある』とはどういうことですか?」というところをはっきりさせる必要が生じてくる。

物事、疑問などを提起するとき、その提起者自身が自分の使っている言葉の意味をそもそもどこまでしっかり自覚できているか、

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感情はあなたのエネルギー(原動力)

感情というものは、それがどんな性質の感情であれ、あなた自身に(何らかの)行動を起こさせるだけのエネルギー(原動力)を持っています。
感情とは、あなたのエネルギー(原動力・エンジン)なのです。

少し言い換えをすると、感情が噴出するときというのは、実は潜在意識が、あなたに「…のためにこのエネルギーを使うと良いよ!」と、感情の理由(エネルギーの使い道)をあなたに一生懸命、伝えながら、一緒に感情(エネル

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私のカウンセリングやセラピーを受けられるかた、検討されるかたへ―心理療法の対象

私のカウンセリングや心理療法を受けられる場合(基本的にどこのセラピストの心理療法や身体アプローチ療法でも同じだとは思うのですが…)、こういうクライアントさんを対象としていますよ、ということを、記事としてみます。

まず、前提として、前回、心理療法と医療行為の違い、という点をある一角度から記事にさせていただきました。心理療法とはまずこういうものですよというところ。

なので、まず、クライアントさんが

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セラピーに向き合う支えや報酬は、何より自分自身-医療行為と心理療法の違い

医療と心理療法の違いを、専門家でない人に説明するのは非常に難しい。

その中でも、ひとつ。

医療、医療行為というのは、基本的に、目的は「不調や異常を治す」のみである。そのため、既にマイナスになっているものをただただゼロに戻す、とか、普段の症状よりも毎回の通院時の「治療行為」自体が苦痛だったり痛い厳しいものであったりする”イメージ”がある。
あとは、「治すための治療行為」であるにも拘わらず、(これ

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