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学術的(?)、研究者的(?) 考察

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記事一覧

でき得るならば遊んで暮らしたいひとへ―「遊ぶ」の本当の意味

唐突に聞きます。

人生、遊んでいたい人、
もしでき得るならば遊んで一生涯暮らしたい人、

この記事を見ているだけなら誰にも見えていませんから、頭で、もしくは心の中で、頷いてください。

かくいう私も、そうです。

いや、人生遊びたくなんか、ないよ。
というかたは、あまりいないのではないかな?
もしいたとしたら、それは「遊んではならない、遊ぶわけにいかない」と思っておられるか、「遊び」という言葉の

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人生は「時間」でできている、その時間の毎瞬あなたは「人生の岐路の選択」をし続けている…しかも無自覚に。

人生を大切にしたいなら時間を無駄遣いしてはいけない。人生は時間によってできているのだから。-ベンジャミン・フランクリン

人生というのは、(現代、顕在意識で感じることのできる感覚では)「時間」によってできています。
人生の中で、すべての瞬間のうち「何かをする」ということを択ぼうが、「眠る」ことを択ぼうが、「ぼーっとして実質流れを停止させて人生の時間だけを過ぎ去らせる」という選択をしようが、人生の時

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コロナウイルスよりも現代人に蔓延している「両極二元的振り分けパターン思考」という現代病

私は、今までに、一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。-トーマス・エジソン

私が、受講生さんにもクライアントさんにも良く引き合いに出す言葉です。
発明家として歴史に名をのこすエジソンです。そして、この人がいなければ恐らく現代のこの世にも電球やらLEDやらなんて「電気による明かり」はなかったかもしれないわけですが……

同時に、この素晴らしい発明家の頭の中の

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人生の可能性を拓く人、不利な人生を歩み続ける人―人生の勝負は、どこで決まる?

勝負は、その勝負の前についている。-升田幸三

有名な棋士の言葉です。
ちなみに、この人の他の有名な言葉として、「錯覚いけない、よく見るよろし」などという言葉もあるとか。

「外界」に現れる結果・勝負は、その勝負の前についています。
そして、今は科学的な実験などにおいても、例え顕在意識ではどうでもよく何気なく選んだようなものであっても、実は顕在意識が「こちらを選ぼう」と思うより前に、既にそちらを選

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「見えない」という言葉の難しさ

私はずっと、「見えない」という言葉と、「見ることができない」という意味の間に、違いを感じてきた。

言語化はできないのだが、見えない、と、見ることができない、は、私の中では明らかに違う。

それは、「視機能使用困難状態」だから、という事情とは、少しばかり違うような気がする。

私の場合は、視覚の問題は先天的にあった。
ただ、ヒトというのは、自分の器(身体)以外を経験したことがないので、身体の状態は

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外側の情報を飲み込むことと食べ物を飲み込むこと/よく噛むだけで人生劇変する効能

外界に対する認識・習慣・扱いと、自分自身の心や身体に対する認識・習慣・扱いなどは同じだと、私はセッションでも記事でも良くお話します。

食べ物(外界の物質)を食べて身体に取り入れるとき、あなたは、どこからどうやって食べますか?

口から、通常は物を「噛んで」食べませんか。
この「噛む」とは、一体どういうことでしょう。
簡単に言うなら、「噛む」とは、まず食べ物を細かく砕いて分解し、唾液(自分の体内物

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「自分の人生の手綱を自分で握る」とは「自分ひとりで生きること」ではない

私は、良く「自分の人生の手綱を自分で握る」という言い方をする(記事においても、会話においても)。

自分の人生の手綱を自分でとるというと「全・自分の責任だけで、自分の力だけで自分を生かす」というようにともすれば誤解するひともいるかもしれない。

が、自分の人生の手綱を自分でとる・自分自身をコントロールできるようになる・自分自身の潜在意識と仲良くなり自己一致して人生を解放する…などということの本当の

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自分を見下してしまうひと、いつも相手を見下しているひと、いつも何か被害を受けてしまっているひと

交流分析の理論の中に、「人生態度」という考え方がある。
人生(日常)の生き方のスタンスとして、4つのスタンス(ポジション)があると考える。

第1のポジション:I am OK, You are OK. (私もOK、周り・みんなもOK)
第2のポジション:I am NOT OK, You are OK. (私はダメだけど、みんなはOK)
第3のポジション:I am OK, You are NOT O

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「視覚障害」と枠づけることができない視覚の障害

私は以前、「視覚障害と(国の定めた分類法では)枠づけることができないが視機能の障害」について、このような記事にて触れました。
他にも、触れている記事自体はあるのですが…。

国で定められている「視覚障害」とは、
「”眼球”の異常が認められるもので、それにより(国の定めた一定のやり方における)”視力検査”・”視野検査”の結果の数値基準を下回るもの」
のみを、「視覚障害」と枠付けます。

簡単にいえば

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胎児に意識はあるのか?

面白い議題をいただいたので、少し、あくまで個人的に、考察してみたい。

ただ単に、「胎児に意識はあるのか?」という言葉を投げかけられると、
それを考えるためには、「では、そのあなたの言う『意識』『意識がある』とはどういうことですか?」というところをはっきりさせる必要が生じてくる。

物事、疑問などを提起するとき、その提起者自身が自分の使っている言葉の意味をそもそもどこまでしっかり自覚できているか、

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日中の活動時間は、夜の「おまけ」―睡眠というものに関して何らか感じているひとへ

身体の仕組みというものは、ほとんどすべて、「潜在意識」が担っています。
あなたは、いつも、気が付いたらつい、「自分が意識している」部分だけを、自分だと思ってしまっていませんか?
…いや、それで良いのですけれどもね。なぜなら、「自分が自分だとわかっている部分」だけが、あなたの顕在意識であり、「潜在意識がやってくれていることは自覚できない」のが顕在意識の特徴であるから。

しかし、「あなた」を構成し、

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あなたの真実・あなたの本質に繋がるもの

"スピリチュアル"の人たちも、自分たちも実は医療に非常に近いこと・医療の一端を担っていると知ったら、気付けば、本当に心理療法としての意識の深い原理原則や技法を学びたいと思うのではないだろうか、と思う。

彼ら、無自覚では根っこの確信がふわふわ…ゆえに自分達の技法を半信半疑でやっている人が多い。
実は、無自覚では自分の行っているヒーリング法や占いを、実は自分自身で軽い楽しみ程度の娯楽とくらいに過小評

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記憶力、理解をしっかりと定着させる方法ー以下に記すような方へ

このようなかたに向けた記事です。
・私のクライアントさん
・私の受講生さん
・記憶力をしっかりつけたいかた・良くしたいかた
・カウンセリングや助言などに対する理解を維持・定着させたいかた
・楽譜の暗譜や何かの学習・暗記での記憶力を高めたいかた

要するに、記憶力や理解力を高めたいかたや、自分のための情報をしっかりとうまく受け止め受け容れていきたいかたに対する記事です。

私は、カウンセリングや心理

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日本での「社会生活」困難者としての呟き
身体障害などは…特に私は視覚が大きいわけですが、「できる」か「できないか」ではない
工夫と周囲の方々の支えを求めることが許される環境ならば、できないことはそうそうないと感じています
「工夫することがどこまで許される場なのか」なのだと感じた