マガジンのカバー画像

学術的(?)、研究者的(?) 考察

138
運営しているクリエイター

記事一覧

ヒトは、おしまい、本当に自分に必要と感じなければやらないものである

もし、本当に何かやりたいことがあるのなら、それを決めて、「予定」して、それに向けて何かしらなりふり構わず動いてごらん。

というより、決めて予定したら、なりふり構わず何かいつの間にか動き出す自分がある。

もしそれがない、何も動かない(自分で気付いていない場合もあるが)ならば、それは実はそこまでご自身、必要としていない、実はそこまではやりたくないこと。
人生に必要だと感じていない、まあそれはそれで

もっとみる

理論を表面で捉えるものと、真髄まで繋げるところの違い

子どもの発達理論などは確かに心理学系の講座で教えることはできるが、頭の表面でだけ知識としてだけ学んだところで結局のところ役に立たない。
まったく関係のないところの生物(別人=別の生物)が知ったかぶりをしているかの状態にしかならないからだ。
本当の意味で身体でいちいち納得していないと、結局のところ臨床現場でクライアントさんに、「この人はわかってなんかくれないな」という感覚を与えてしまい、双方ラポー

もっとみる

日常の一瞬一瞬をこそ大事にする

日常生活の一挙手一投足をまず大事にする。一瞬一瞬をでき得る限りを尽くして生ききること。これこそが、初めて自分の人生を形作っていきます。 ですので、例えば、噛むこと「も」ではなく、噛むこと「を」大事に満喫すると、それだけで人生の質はいつの間にか向上します。騙されたと思いやってみてね

ちなみに、「噛む」ということの効力を別の角度からお話することもできるのだが、「立つ」「歩く」「噛む」・・・・こんな当

もっとみる

背骨を真っ直ぐに立てて生きるということ

この世界は、何者になるか、である。
素敵な言葉を聞いた。

そう…これは、気付かぬうちに
「(社会や環境や周囲によって)何者かであるべき」に当て嵌まるように生きる、と間違える人が非常に多い表現でもあるかもしれない。

あくまで「何者になるか」という意味ではなく、
自分自身が自分自身の背骨をしっかりと感じて生き、
そして「人事を尽くす」

…つまり自分自身に今この瞬間今この瞬間という人生のすべての瞬

もっとみる

自己肯定感、という「言葉(名前)」の罠

現代日本で心の問題を扱うがゆえに「自己肯定感の低さ」という言葉が流行ってしまっているが、これは心理学的に表面的な行動科学的な言い方に過ぎない。
臨床的に見れば実は自己肯定感が低いという言葉は実に都合の良い言葉である。
「心理学問的(表面的)に自己肯定感が低い」人ほど、実は強烈に自我(つまり自己を肯定している感)が強い。思い込みも、そして実は物凄く能動的積極的に「自分」の決めた方向に動いている。

もっとみる

古武術と、教育や潜在意識から扱う心理療法の共通点(のひとつ)

相手の反応を引き出し、相手の力(エネルギー)やその流れをただそのまま利用して相手が勝手に転がっていくように立ち回るのが古武道。

(固まってどこにどうも出なくなっている、もしくは適切なところに適切な形で出て来なくなっているところをうまくして)相手の反応を引き出し、相手の力やその流れをただそのまま利用して、相手が勝手に自分の道を突っ走っていくように立ち回るのが教育・カウンセリング・心理療法。

カウ

もっとみる

「視覚障碍」「見える・見えない」「見ることができない」とは、どういうことか

「見る」に対して「見えない」という対比的に言葉を浮かべてしまうのだろうと思う。
視覚障害者は、「見えているのか」「見えていないのか」というような白黒はっきりしろというような目で見られることが非常に多いようだ。

つい、「見える」という言葉で表現されるから、対比して「見えない」が出て来て、頭がどうしてもどちらかにわけたがるのだろう。
これは、顕在意識の特徴というものでもある。

「これ見える」「あれ

もっとみる

初めてこの世に生まれて初めて自分の人生の第一歩を踏み出すということは

―「人から嫌われてもいいや」と本気で思えるようになってからが本当の自分の人生のはじまりです。

ありのままの自分を出していきその結果として人から嫌われても気にする必要はまったくありません

とにかく人から嫌われないように自分を偽りつづけているうちは

あなたに対して誰かが望む人生を歩んでいるようなものなのです―

と、書いているひとがいました。

「『人から嫌われてもいいや』と本気で思えるようにな

もっとみる

感謝の気持ちや尊敬・肯定の視線を向けられたとき

あなたが「ありがとう」と感謝を向けられたり、褒められたり認められたりしたとき、

うなづいたり、嬉しさをあらわしたりするなら、それは、

「あなたの」感謝の表現であると思います。

基本的に、実は、感謝を向けていない相手から感謝は向けられないもの。
少なくとも、感謝を向けていない相手からの感謝は、見えないし受け取らないのです。

つまり、「ありがとう」と感謝を向けられたり、褒められたり、認められた

もっとみる

「それしか見えない」ときは、「それしか見ていない」とき

ヒトの言動行動には、常に潜在意識という大きな大きな「あなた全体を構成する組織」が動いています。そして、常にあなたの表面上の言動行動思考すべてにおける状態に大きな大きな影響を与え続けています。

そして、
ヒトの言動行動には、
それがどんな些細な僅かなものであっても、
どんなタイミングや内容であっても、
必ず、「目的」があって動いています。

その「目的」は、現代の日本人は、自分自身で気付いていない

もっとみる

あの時あなたがああ言ったから…!

これまた、家族や友人、恋人などで、ありがちな言葉の応酬のケースですよね。

あの時あなたがああ言ったから…
・私がこうなった
・私はああしただけ(ああしたのに)
・今(あなたと私が)こういう状態になっているんでしょ

というパターン。

あなたも、人生の中で良くこういうこと、感じていませんか?
そして、もしかしたらその上でさらに
「ああ、私はどうしてこういう人とばかり関わり合いを持ってしまうんだろ

もっとみる

現代人に大流行の「自分をダメにする言葉」

本日は、現代人に大流行、いや、もはや現代日本文化と言っても過言ではないほど多くのひとが当たり前のように無自覚に日常で行い続けていることについて、綴ってみようと思います。

とはいえ、私は今までもこの「流行」について、「セルフトーク」という言葉や、「自動思考(言動行動)パターン」などという言葉で、何度も記事を書いてきたことでもあります。

しかしながら、今日は少し、普段と違う角度の説明も加えて。

もっとみる

その中で守られている選択と、囲われている選択は違う-が、受け取りかたでどちらとも思いこむことはできるかもしれない

急激に世界の広さが本当の意味で見えるようになってくると、それまで驚くほど狭い方向性や角度から物を言っていた(そして支配されよう支配されようという風に周りをコントロールしようとしていた)「自分自身の」言葉や見え方や思考回路と今の自分にギャップを覚え、それがゆえにしばしば「今までの自分」を受け止め寄り添い合わせてくれていた相手や環境に自分が支配され縛られていたのだ、と思い込む。
ちなみにこれは成長段階

もっとみる

あなたの優先順位は、あなたの中身ではなく、あなた全体を動かすこと

あなたの人生での優先順位は常に、
「あなたが自己実現をしながらあなた自身の人生全体を進めて行くこと」
です。
その中身の一部だけを動かすことが優先順位でもないし、
その中身の一部だけを「消す」ことが優先順位でもないし、

その中身の一部だけにフォーカスしてそればかりしか見えなくなったら、全体も動かないどころかそのフォーカスしている対象も動きません。
なぜなら、全部全体が動かなければ中身も動かないし

もっとみる