無題、三

碧は玄関から明るみに出ようとした、その時だった…玄関に足を踏み入れようとしたら床がにないのだ、

碧は冷静になろう、冷静になろう、と落ち着かない自分にいい聞かせ二秒ほど今一度周囲を見渡した、台所の状態は相変わらず椅子が1脚ない、居間は見てない、そういえば居間を確認してない！

玄関を見たがやはり、床がないので、玄関を後にし居間、自部屋の階段から降りて右側の居間を見た、居間の扉は半分開いており、穴が足元と膝の間辺りのところの高さに二ヶ所あった、そこに火がついていた、

玄関の床ががない状況にあってか碧は焦って居間にある入り口の半開きの扉を勢いで開けようとする、しかし中々開かない。

足元をバタバタとし、埃が立ち込めるくらいに焦りながらも何度も開けようと必死に力を込める、四度、五度、六度、七度、…

八度目で開き勢い余って居間に転がったそして碧は周囲を見渡したその時だった

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