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生きる、生活系

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2023年12月の記事一覧

何故恵まれない人間は努力しないのか?

特別支援学校出身の発達障害児が3年で偏差値を65上げ筑波大学に現役合格した話

私は中学まで特別支援学校に通っていた。高校から普通高校に行ったのだが当然授業はさっぱり分からない。私の通った高校は所謂名前さえ書ければ入れるクロマティ高校であり、入学時にそれまでの単元をちゃんと履修してるか?等の確認は勿論しなかった。この高校を知った時は「最高かよ!」と思ったが実際に入ってみると、それは「私に限らず生徒

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女性のコミュ力は高いのか?

結論から言えば「客観的」研究や分析では男性に比して女性は「話術」「問題解決能力」「人間関係構築能力」は劣る傾向にある事が判明している。が、これは多くの人間の直感に反する話だろう。女性は対人関係が上手く男性と比して問題を起こしにくく又打ち解けやすいように見える。実際「宿泊業,飲食サービス業」「生活関連サービス業,娯楽業」等の所謂接客業に従事する女性は男性に比して多い。

しかしながらそもそも誰も彼も

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生き辛い人間の為の弱者シグナリングの消し方

ワルに憧れる弱者達

他者から舐められ軽んじられたり、女性からキモがられたり、とにかく他者から雑に扱われがちな人間がいる。虐められっ子気質と言い換えてもいいだろう。しかし彼等は何ゆえにそのような境遇に甘んじてしまうのだろうか?

その答えとして多くの生き辛さを抱えた人間は自分が攻撃的な人間をおびき寄せる「弱者シグナリング」を発してしまっている事に気付き、そして「自分が弱々しそうだから舐められるんや

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マガジン限定記事「二重の裏切り者」

マガジン限定記事「二重の裏切り者」

 さて早いもので、本日からとうとう12月ですね。

 ついこないだまで「明けましておめでとうございます!」なんて言っていたはずなのに、もう2023年の最終章です。年をとるごとに、1年の経過速度が加速しているように感じて震えています。

 終わっていく2023年の名残を惜しみつつも、12月も毎日元気にマガジンを更新していきますので、今月もよろしくお願いします!

 いよいよ寒さも本格的に強まってきて

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白饅頭日誌:12月4日「絶望の濾過装置」

白饅頭日誌:12月4日「絶望の濾過装置」

 ——という、ネットやSNSでよく言われる説がある。これはかつては「弱者男性」ではなく「ロスジェネ」という主語で語られることもあった。

 昨日、まさにこの内容のポストがペケッターランドに投下されて、すさまじいバズと論争を発生させていた。

 このようなポストに600万以上のインプレッション・万単位のいいねがついているなど少し前までは想像もできなかったことだ。この「弱者男性問題」には当事者意識を持

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マガジン限定記事「有害な女らしさ」

マガジン限定記事「有害な女らしさ」

 先月末のことだ。私の穏やかなタイムラインに暗いどよめきを広げるポストがどこからともなく流れ込んできた。

 それは、いわゆる「男性の生きづらさ」を真剣にリサーチしたという女性による長文のポストであった。

 世の男性たちが背負っている「生きづらさ」を知って涙が出そうになったと語るこの方が、人格的に善良であることには疑いの余地はないように思う。男性の境遇にも本心から同情的で、けっして面白半分とか冷

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白饅頭日誌:12月8日「メス化する次世代の男たち」

白饅頭日誌:12月8日「メス化する次世代の男たち」

 先日、衝撃的なマシュマロが届けられていた。ペケッターランドでもシェアしたところ、やはり大きな波紋を呼んでいたようだ。

 私のマシュマロやメールボックスには、この方と同じように「最近の若者の価値観に驚きを感じた(唖然とした)」という40代くらいに方からのメッセージがしばしば届いていた。じつは現役の駅員の方から届いたのはこれがはじめてではなかった。

 鉄道業界にかぎった話ではなく、いま企業人とし

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マシュマロガチ回答「優秀な女にかけられた呪い」

マシュマロガチ回答「優秀な女にかけられた呪い」

 とんでもなく長いマシュマロが届けられていました。

 しかしただ長いだけでなく、この文章は現代社会に埋め込まれている、ある根源的なパラドックスを炙り出してもいました。

 そのパラドックスとはなにか?

 言い換えればそれは、現代社会で生きるハイキャリア志向の女性たちにかけられた「呪い」のことです。
  お手紙ありがとうございます。現代社会の女性当事者として重要な内容を書かれているように思います

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白饅頭日誌:12月12日「フィードバックで人を潰してしまう人の特徴」

白饅頭日誌:12月12日「フィードバックで人を潰してしまう人の特徴」

 先日リリースした記事『まったく成長しない人に共通する特徴』は、直後からものすごい反響がありました。

 注意されることを「攻撃された」「負けた」「マウントされた」「侮られた」と受け取ってしまう人が周囲や自分自身にもたらす弊害について書いたのですが、これに対するリアクションとして「注意する側にも気をつけなければならないことはあるのではないか?」といった意見が多く寄せられたので、今日は逆サイドの話「

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マガジン限定記事「モブキャラ人生やめたいならば」

 先日、とても興味深い記事をネット上で見かけました。

 自分の人生は自分しか生きられない。それは言うまでもなく当たり前のこと。それなのにどういうわけか「自分の人生を自分で生きられていない」ような感覚がぬぐえず、モヤモヤ感やむなしさを抱えながら暮らしている。そんな人はいまの世の中で少なくないように思います。

 生まれてこのかた、他人に言われたようなルートを生き、他人に言われたような仕事をこなして

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マシュマロガチ回答「男同士の絆を深めるために大切なこと」

 とても興味深く、またお答えのしがいのありそうなマシュマロをいただきました。

 「子どものころはナヨナヨ・オドオドしていた暗い人間だったものの、大人になった現在はそれを克服して、外形的には『たくましい男』になれたと自負している。にもかかわらず、いわゆる“男同士のホモソーシャル”的な絆の仲間にはいまだ入れたことがない」——と悩む男性からのお手紙です。

 これは意外と多くの人が感じている悩みかもし

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白饅頭日誌:12月21日「それでも私たちが勉強すべき理由」

白饅頭日誌:12月21日「それでも私たちが勉強すべき理由」

 なにやらタイムラインが殺伐としていた。

 東京大学を卒業した「高学歴アイドル」として知られる人物のとある発言をきっかけとして「努力論争」が起こってしまっていたようだ。

暗黒メモ「滅びゆく町のリアル」

暗黒メモ「滅びゆく町のリアル」

 先月の記事では「そう遠くない未来の日本はどうなるのか?」というテーマで通底した記事をいくつかお届けしました。

 そこで私は人口減少によるマンパワーのシュリンクを背景として、水道や交通や土木や建設といった生活インフラから真っ先に綻びが出てくると記述しました。医療や介護を雇用の受け皿とする方略が取られますが、それもインフレによる物価上昇によって思うように人が集まらなくなり、次第にその地域には文字ど

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筋肉・攻撃性・モテ

筋肉・攻撃性・モテ


はじめに なにやらすごいニュースがインターネットを騒がせていた。

 簡単に言えば、「ぷろたん」という筋肉系Youtuberについて、交際相手がいながら複数の女性と関係を持っていることや、DV疑惑、さらには「127人リスト」の存在などが暴露されたという騒動である。ちなみに渦中の「ぷろたん」は、中学時代にソフトテニスで全国大会出場経験があり、大学時代にスポーツジムでアルバイトしていたという経歴を持

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