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エッセイ

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#大人の発達障害

最近のギモン
神経発達症って、逆にわかりにくくない?
神経は脳神経系だけじゃないし、自律神経や、末梢神経、いろいろあるよね。誤解を招くよ。
私は複合だから、広範性発達障害が1番しっくりくる。
どんな表現を使っても、人の頭にある偏見や固定観念が消えない限り名前を変えても意味がない。

悪気は無いけど有害なこと

悪気は無いけど有害なこと

お世話になっている支援員にAさんという人がいる。
柔らかい感じの女性で、話しやすいのだが、1つだけ欠点がある。
何かと言うと、「女の子は〜、女の子なのに〜」、と繰り返す事だ。
私より年齢も高く、孫もいる。
この間、親戚の子供の話をしたら、「やっぱり女の子は愛嬌ですよね」。と言われた。

どうして女の子だと、愛嬌が大事なのか。何が"やっぱり"なのか。さっぱりわからない。
ですよね、と共感を求める形に

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朝日新聞の取材を受けました!

朝日新聞の取材を受けました!

私の"こえ"は記事の中ごろに掲載されています。
よろしかったらお読みください。
24時間限定でどなたでもお読みいただけます。(明日7月13日 18:18まで)
紙面では、先週の日曜日、朝刊社説の右側に載っているようです。

夏に長袖の子どもとどう向き合う?「多様性は聞こえはいいけど…」:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASS752SDBS75

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無題

無題

寝る前に、親友と話していた。
私たちって報われないよね。
知的障害があるわけでもないし、身体障害があるわけでもないから、それなりのコミュニケーションも取れるし、自力で動ける。
だけど、難しさがないわけじゃなくて、むしろ辛い事が多い。
必死でやってるのに、空気読めとか、察しろとか、もっと気が効かせろとか言われる。
やっとできるようになると、さらに上を上をと求められる。
基礎的な能力が高いから、期待さ

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朝日新聞の取材を受けました

朝日新聞の取材を受けました

閲覧可能な下書き)

朝日新聞にアンケートを送ったら、取材の依頼が来た。
断る理由もないので、素直に受けた。
相手は、きっぷのいい、私より少々年嵩と思われる女性記者だった。
話し方と、何より使い込まれた喉から出る力強いその声に、仕事への情熱と、取材対象への敬意がなみなみと溢れていた。

馬鹿の一つ覚えのように、デジタル化だ、やれAIだと言う昨今だが、対面や、電話と言った相手の人となりや 
、体調が

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自称コミュ力お化けや、トーク上手は大体うっとうしくて馴れ馴れしい人間が多い。その上、もれなく薄っぺらい。
だが、コミュ力お化けに憧れるコミュ症は、ときに、コミュ力モンスターになることがある。

うるさすぎて、騒がしすぎて、近すぎるのに遠い。

うるさすぎて、騒がしすぎて、近すぎるのに遠い。

ハイリーセンシティブパーソンが流行っているけど、本当にセンシティブだったら、家から出られない。
渋滞や、街の雑踏、光やノイズ、満員電車の圧迫感に耐えられない。
病気や事故の後遺症で、視覚や聴覚の過敏になった人もいる。
神経系やメンタル系の病気でも同じ。
かなりキツい。
日常生活奪われるよ。普通の生活送れないから。
都内に1日出ただけで、一週間寝込むとか。
体調の悪い時は、近所を散歩するのも辛い。

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ダメ人間と呼ばれて〜自分 I love you

ダメ人間、人間のクズ、お前が死んだら家族が喜ぶ、死んだほうがいい、つまらない人間、頭がおかしい、生きてる価値がない(順不同)などなど、数限りない罵詈雑言を投げかけられてきましたが、
時代は変わり、最近はそんなことを言う人も減りました。

相手がビビっているのかもしれませんが。
いろいろあったけれど、それなりに大人になり、今日もぼちぼち生きてます。

人とちょっと変わって生まれたからこそ、大きなシン

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今までの経験を小説にしたらと言われてるけど

タイトル通りのことを色々な人に言われているけど、障害者手帳取得までの経緯についても、発達障害についても、その分野で活躍している人はいくらでもいるし、ある種の飽和状態を感じているので、私は別の分野でやっていこうと思う。

発達障害について書くとしたら、わかりやすいコミュニケーションの問題ではないところについて触れると思う。割と認知度の低い症状を抱えているし。

私は同じところでアイドリングを繰り返す

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