金木犀

はじめまして。ここでは、毎日の出来事、過去の記憶の整理をしていきます。

金木犀

はじめまして。ここでは、毎日の出来事、過去の記憶の整理をしていきます。

記事一覧

祖母のこと 1

現在、5人の孫を持つ私は、 祖母、おばあちゃんです。 40代後半から、「おばあちゃん」に なったのだけど、 この「おばあちゃん」というのも なかなか大変です。 私自身…

金木犀
15時間前

施設という所3

続きです。 さて、残りのA職員の話です。 A職員という人は、 一見穏やかで、怒鳴ったりはしません。 どちらかというと、にこにこして 人あたりも良さげに見えます。 担当…

金木犀
3週間前
2

施設という所2

続きです。 食事面に関して言えば 施設に入れたことは 幸運だったかもしれません。 けれど施設には、子供同士、 対職員との壮絶な闘いが待っていました。 子供同士では、…

金木犀
3週間前

施設という所1

現在はどうなっているのかわからないけれど、 児童福祉施設で経験したことを 記したいと思います。 中学1年生の時、父方の祖父母の 家に住んでいた私は、 祖父母や親せき…

金木犀
3週間前

許すまじ者(閲覧注意)

ペドフィリア(小児性愛者)を 最も憎んでいます。 まだ幼い、心も体も未熟な 子供に対して、 よこしまな感情を持ち、 性欲のはけ口にする大人に、 激しい怒りをおぼえます…

金木犀
3週間前

敵に、勝つまでできなくとも、負けないことはできる。

嫁というものは、本当によく 理不尽な目に合います。 かく言う私も嫁だった時代、 なぜこんなに荷物を 背負わなければならないのか、と 何度も思いました。 家に帰りたくな…

金木犀
1か月前
2

言葉の裏側

「いつまでも過去のことに縛られて、 恨んだり憎んだりすることは、愚かだ。」 こんなことを言われたら、 私も含め、大概の人は 「は?何言ってんの?私の何がわかるの? …

金木犀
1か月前
4

例え一歩だとしても。

双極性障害というものは、 本人にとってどれくらいの 不安とストレスを与えるものなのでしょうか。 私の子供の中に、 重度の精神障害がある子がいると お話はしましたが、…

金木犀
1か月前
2

理由

何度も、何度も、 自分を消してしまいたいと思った。 自分の身体の中には、 どす黒い汚いものが溜まっている。 血管には、赤ではなく 黒い血が流れてる。 自分は、罪人で…

金木犀
1か月前

元夫に対して思うこと②(閲覧注意です)

「モノ」である私は、 どんな扱いをされたでしょうか。 私は、まるで便所でした。 元夫がしたいと言えば、その辺の道端でも 受け入れなくてはなりませんでした。 元夫は、…

金木犀
1か月前
3

元夫に対して思うこと①(閲覧注意です)

元夫は、いわゆるモラハラDV男でした。 出会いは警備員のバイトをしていた時の 工事現場にいた人で、左官職人でした。 いつもひとりで、現場近くの公園で お昼にお弁当を…

金木犀
1か月前
1

寄り添うこと

私の子供たちの中の一人には、 重い精神疾患があります。 この子は、本当に小さい頃から優しくて、 DV夫から子供たちを連れて逃げて、 離婚成立後、私が精神的に病んでしま…

金木犀
1か月前
2

私の好きな場所

最近の自分の趣味のひとつに、 神社に行くこと、があります。 御朱印をもらったり、お参りしたり 神社の中の澄んだ空気を 深呼吸したりするのが好きです。 まだまだ行った…

金木犀
1か月前
1

自己肯定のために

ずっと必要とされなかったり、 人形のようにたらいまわしにされたり、 存在の否定をされたり、 そもそも生まれてこなければ、と 言われてしまったり。 植えつけられた自己…

金木犀
1か月前
4

性虐待者たちへ(閲覧注意です。)

すべての、子供たちに対して性虐待を 行った者たちへ、怒りを持っています。 自分自身が大人から性虐待を受けたこともありますが、 物の善悪も、それを自分自身が望むのか…

金木犀
1か月前
1

父親(閲覧注意です。)

父親というものが、私には 信じられない存在です。 一般的に父親とは 家族を養ったり、力強く家族を守ったり、 頼もしい存在としているものなのでしょうか。 私の父親は、…

金木犀
1か月前
4

祖母のこと 1

現在、5人の孫を持つ私は、
祖母、おばあちゃんです。
40代後半から、「おばあちゃん」に
なったのだけど、
この「おばあちゃん」というのも
なかなか大変です。

私自身の祖母は、父方、母方ともに
少しの間暮らしたことがあります。
父方の祖母は、無理矢理小さい私を預けられ
相当困惑したと思います。
父方の祖母自身は3人、子供を育てていますが
70歳くらいで私を押し付けられ
いつ迎えの来るのかわからな

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施設という所3

続きです。

さて、残りのA職員の話です。
A職員という人は、
一見穏やかで、怒鳴ったりはしません。
どちらかというと、にこにこして
人あたりも良さげに見えます。
担当としては、事務所にいて
いろんなことをする人、とでもいうのか、
園長先生の娘と結婚していたので、
たぶん偉い位置にいた人なのだと思います。

A職員の噂は、子供たちの間に
流れていました。
どうも、ひどい暴力をふるうと。
K職員など

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施設という所2

続きです。

食事面に関して言えば
施設に入れたことは
幸運だったかもしれません。
けれど施設には、子供同士、
対職員との壮絶な闘いが待っていました。

子供同士では、いじめがあります。
女子同士では、無視攻撃。
男子同士では暴力。
対職員では、理不尽な暴力や恫喝、
性的虐待もありました。

子供たちはみんな、
不幸な生い立ちを抱え、
闇を持っています。
誰も信じられず、ただ自分が
生き延びること

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施設という所1

現在はどうなっているのかわからないけれど、
児童福祉施設で経験したことを
記したいと思います。

中学1年生の時、父方の祖父母の
家に住んでいた私は、
祖父母や親せきからのいじめや
食事を与えられないという虐待を受け、
それでも自分たちは被害者であるという
祖父母たちに、施設に入れられることに
なりました。

まずは児童相談所という所に
2週間ほど入り、
心理検査や団体行動、どの施設に行くのが

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許すまじ者(閲覧注意)

ペドフィリア(小児性愛者)を
最も憎んでいます。
まだ幼い、心も体も未熟な
子供に対して、
よこしまな感情を持ち、
性欲のはけ口にする大人に、
激しい怒りをおぼえます。

自分が幼い頃に経験したことは
もちろん、友人や知人、
施設で一緒に暮らした子達、
そして、私の子供が
その毒牙にかかり、
その時だけじゃない、何年経っても
傷は癒えず、大人になっても
様々な症状で苦しむ、
そんなことが許されるは

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敵に、勝つまでできなくとも、負けないことはできる。

嫁というものは、本当によく
理不尽な目に合います。
かく言う私も嫁だった時代、
なぜこんなに荷物を
背負わなければならないのか、と
何度も思いました。
家に帰りたくなさすぎて、
バスの中で泣いたこともあります。

元夫の父親は、アル中でした。
朝起きてから水を飲むように
お酒を飲み、昼過ぎには
ベロベロになって、夕方まで寝る。
夕方起きてからまたお酒を飲み、
ベロベロになって、夜眠る、と
いうよう

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言葉の裏側

「いつまでも過去のことに縛られて、
恨んだり憎んだりすることは、愚かだ。」
こんなことを言われたら、
私も含め、大概の人は
「は?何言ってんの?私の何がわかるの?
どれだけつらかったのか、知りもしないくせに。」
と思うでしょう。

実際にそう言われたとき、
体中の血液が沸騰し、逆流するような
気持ちになりました。
自分が受けてきた理不尽な扱いや、
傷つけられてきた心を、
何も知らずに正論ぶって言っ

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例え一歩だとしても。

双極性障害というものは、
本人にとってどれくらいの
不安とストレスを与えるものなのでしょうか。

私の子供の中に、
重度の精神障害がある子がいると
お話はしましたが、
実際に生活を共にしてみると、
戸惑うことが多いです。

最初の頃は、双極性障害と
診断されていなかったので、
ひきこもりとか、不安障害とか、
鬱状態とか、いろんな場合を考えて
接していました。

はっきりと双極性障害と診断されたのは

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理由

何度も、何度も、
自分を消してしまいたいと思った。

自分の身体の中には、
どす黒い汚いものが溜まっている。
血管には、赤ではなく
黒い血が流れてる。
自分は、罪人である。
自分が存在すると、周りにいる人を
不幸にしてしまう。
自分は、疫病神だ。
いなくなれば、みんなが幸せになる。

浄化しなくては。
浄化しなくては。
浄化しなくては。

手首を切ってみる。
怖くて、浅くしか切れない。
飛び降りも

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元夫に対して思うこと②(閲覧注意です)

「モノ」である私は、
どんな扱いをされたでしょうか。
私は、まるで便所でした。
元夫がしたいと言えば、その辺の道端でも
受け入れなくてはなりませんでした。

元夫は、基本的には優しいです。
けれど、その行為に対する欲望を
抑えることができない人でした。
なぜ拒絶しないのか、なぜ逃げないのか、
と思う人が大半でしょうが、
嫌だ、逃げたい、と思っても、
体が固まってしまって、無理でした。
ずっと、胸の

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元夫に対して思うこと①(閲覧注意です)

元夫は、いわゆるモラハラDV男でした。
出会いは警備員のバイトをしていた時の
工事現場にいた人で、左官職人でした。

いつもひとりで、現場近くの公園で
お昼にお弁当を食べている私をみつけ、
声をかけてきました。
工事現場には、ヤク○トを販売する人が来て、
そのヤク○トを私に買ってくれたりしました。
私も本当に愚かだったのですが、
物を買ってもらう、という経験があまりなく、
ただの職場の女の子に、わ

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寄り添うこと

私の子供たちの中の一人には、
重い精神疾患があります。
この子は、本当に小さい頃から優しくて、
DV夫から子供たちを連れて逃げて、
離婚成立後、私が精神的に病んでしまった時も
ずっと寄り添っていてくれました。
まだ5歳の頃だったでしょうか。

小学校に入学して、
いじめにあったり、理不尽な思いをした時も
私にはまったく報告もせず、
不登校になりました。
いつも母親を思い、母親が笑っていることだけが

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私の好きな場所

最近の自分の趣味のひとつに、
神社に行くこと、があります。
御朱印をもらったり、お参りしたり
神社の中の澄んだ空気を
深呼吸したりするのが好きです。

まだまだ行った数も少なく、
その神社にまつわるお話も知らず、
ただそこの空気感が好きで、
たまに出かけています。

数少ない行った場所で特に好きなのは
「鎌倉宮」です。
鎌倉宮から伸びる一本道は、
何というか、きれいな風がすーっと吹いてきて
特に気

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自己肯定のために

ずっと必要とされなかったり、
人形のようにたらいまわしにされたり、
存在の否定をされたり、
そもそも生まれてこなければ、と
言われてしまったり。

植えつけられた自己否定の気持ちは、
まるでそれが正しいかのように、
心の奥深くに根付きます。
自己否定は、自分を嫌ってしまうことはもちろん、
自分自身を殺してしまおうとさえします。

私がうつ病や摂食障害と診断されたとき、
「あなたはまるで、ゆるゆると

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性虐待者たちへ(閲覧注意です。)

すべての、子供たちに対して性虐待を
行った者たちへ、怒りを持っています。

自分自身が大人から性虐待を受けたこともありますが、
物の善悪も、それを自分自身が望むのかも
わからず、ただ大人に食いものにされてしまっている
すべての子供たちを守りたいと
強く思っています。
まだ年端もいかない子供たちを性の対象にし、
それをあたかも正当のように
表現するペドフィリアに対しても
私のできる限りの力を持って拒

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父親(閲覧注意です。)

父親というものが、私には
信じられない存在です。
一般的に父親とは
家族を養ったり、力強く家族を守ったり、
頼もしい存在としているものなのでしょうか。

私の父親は、今でいうクズ男という生き物でしょう。
何度も若い女性と結婚したことから、
まあ、女好きであることと、
女性は性の玩具とまでは言わないのかも
しれないけれど、
子供だった私が嫌悪するほどの扱いを
しているところを何度も見ました。
そして

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