こっしー夫婦

多拠点居住を目指して、2020年から10年間計画で暮らしの実験をしている夫婦です。 旅…

こっしー夫婦

多拠点居住を目指して、2020年から10年間計画で暮らしの実験をしている夫婦です。 旅をしながら暮らしたり、変わった様式の住居に住んだり、さまざまな角度から心地よい暮らしとは、を探求しています。

記事一覧

アボカド染めで服を作ってみた

ものづくりが好きな私の新たな趣味として、着物のリメイクを進めていた2024年。 いくつかは形になったものの、一度洗濯しただけでボタンが取れたり、袖がほつれたりと、失…

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noteで初めて投稿が購入されました

noteを使い始めて4年。初めて自分の投稿が購入されました。 これ、実は写真だけの投稿で記事が評価されて購入されたわけではないのですが、それでも初めて私が投稿したも…

こっしー夫婦
3週間前
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コミュニティダイニング(写真1枚販売)

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こっしー夫婦
4週間前

日本を飛び出して旅に出たくなる本〜若者よ、旅に出よう〜

夏ですね。暑すぎて日本より緯度の高い国か南半球にでも行きたくなりますが、山のそばに暮らしていると、森の中は午前中はまだひんやりしていて、都市部に住んでるよりは幾…

こっしー夫婦
1か月前
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大人になりたい〜突然の来客に対応できるそのチカラ〜

大人の条件ってなんだろう。 自立した経済力、生活力、倫理観、責任感、自己理解などなど。 どれも間違ってはないけど、全部持ってたらその人は大人だけど人間としてはや…

こっしー夫婦
1か月前
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田舎生活の革命児〜オランダ旅行で学んで持ち帰ったもの〜

昨年の今頃はオランダにいた私たち夫婦。 大好きな博物館巡りをしたり、自転車借りて爆走したり、環境先進性を学んだり、その一方で日本の素晴らしさにも気づくきっかけに…

こっしー夫婦
1か月前
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名ホテル松本十帖は誰もが持つ「潜在的な本好き」を蘇らせる装置だった

ロフト、画材屋、ホームセンターなど、気がつけば1時間、2時間と無限に時間を過ごせる場所がある。雑貨が好き、絵を描くのが趣味、DIYに関心がある、これらの理由がなく…

こっしー夫婦
2か月前
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観光資源のない田舎の開発とは

東北に行くと決めてから、原発関連の施設と同じぐらい行ってみたい場所がありました。 それは岩手県紫波町にある複合施設オガール。 JRの紫波中央駅から2分という立地に…

こっしー夫婦
2か月前
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原発について考える東北旅行

10日間の東北旅行では3つぐらいテーマを作っていた。そのうちの一つが原発に対する考えを深めること。 サステナビリティを考える上でエネルギーは欠かせないテーマで、…

こっしー夫婦
2か月前
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5月は国内旅行のベストシーズンだって忘れてた

基本的に海外旅行が好きな私たち夫婦。 言語も食事も街並みや自然も全てが見慣れたそれとは異なるからこそ得られる刺激や気づきを求めているし、滞在するうちに生まれも育…

こっしー夫婦
2か月前
9

noteを読んで欲しいけど書けない〜イップス未満のウップス〜

前回の投稿から1ヶ月以上が経った。 忙しすぎて書く時間が見つけられなかったわけでも、書くネタがなくなったわけでもない。 書くモチベーションを急激に失ってしまった…

こっしー夫婦
3か月前
3

海外ホテルと比べた日本のビジネスホテルの足りないところ

去年末から、東京へ月に一度の旅行をするようになって四半期が過ぎた。 毎月行くとなると、お高いラグジュアリーなホテルには泊まれないので、もっぱら一人数千円〜1万円…

こっしー夫婦
5か月前
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着物リメイクやってみた〜第一弾はジレという名の袖なしジャケット〜

新たな趣味について書いたのが2ヶ月前。 ついにひとつ目が完成しましたっ!! ジレという袖がない羽織っぽいものなら時期も長く使えそうなので、自分の持ってるジャケッ…

こっしー夫婦
5か月前

自宅サバイバルのススメ

来週は3.11から13年。 来年からは元日も防災の啓発日になるのかと思うと、なんだかやるせない気もします。けれどハレもケも問わずに襲来するのが自然災害というものだし、…

こっしー夫婦
5か月前
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消えたトラクターと村の将来

集落のはずれにある民家のトラクターが盗まれた。 そのトラクターが置いてある民家は誰も住んではいない。(倉庫的に使われている) ただ日中は畑や田んぼで仕事をしてい…

こっしー夫婦
6か月前
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市場価値には繋がらない「好き」の強さ

箸にも棒にもかからないしがないクリエイター活動をしている。 言葉遊びと刺繍をするのが好きで、友人の新たな門出やお祝いごとにはその友人にまつわるストーリーに掛けた…

こっしー夫婦
6か月前
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アボカド染めで服を作ってみた

アボカド染めで服を作ってみた

ものづくりが好きな私の新たな趣味として、着物のリメイクを進めていた2024年。

いくつかは形になったものの、一度洗濯しただけでボタンが取れたり、袖がほつれたりと、失敗もありました。でも自分で作った分、修繕も簡単だしサイズもピッタリだし、すでに数回着用していて、着心地も良く何十年も箪笥の肥やしだった頃を思えば第二の着物人生として上々なのではないでしょうか。

何着か作っているうちに、「自分で生地を

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noteで初めて投稿が購入されました

noteで初めて投稿が購入されました

noteを使い始めて4年。初めて自分の投稿が購入されました。

これ、実は写真だけの投稿で記事が評価されて購入されたわけではないのですが、それでも初めて私が投稿したものが欲しいと言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。なんというか「インターネットという海で自分が投稿したものが本当に届いているんだ」と実感して心拍数がやたら跳ね上がってしまいました。

私の投稿はハウツーだとかお役立ち情報的なものでは

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日本を飛び出して旅に出たくなる本〜若者よ、旅に出よう〜

日本を飛び出して旅に出たくなる本〜若者よ、旅に出よう〜

夏ですね。暑すぎて日本より緯度の高い国か南半球にでも行きたくなりますが、山のそばに暮らしていると、森の中は午前中はまだひんやりしていて、都市部に住んでるよりは幾分過ごしやすいのかもしれません。

今日は私が高校生とか大学生の頃に読んで、「旅って素晴らしい」と心底思わせてくれた本をご紹介します。今の旅のスタイルはバックパッカーとはもう呼べないけど、それでも「見た事のない世界」を求める気持ちには変わり

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大人になりたい〜突然の来客に対応できるそのチカラ〜

大人になりたい〜突然の来客に対応できるそのチカラ〜

大人の条件ってなんだろう。

自立した経済力、生活力、倫理観、責任感、自己理解などなど。
どれも間違ってはないけど、全部持ってたらその人は大人だけど人間としてはやや近寄りがたいだろう。ちなみに私はどれもそこそこ持っている。中程度の大人だ。いや、中人、と呼ぶべきかもしれない。

先日、大人のチカラを試される場面に出会した。それはそれは突然に。ドラクエで敵がヘ長調の音楽と画面が突然モザイク転するかのよ

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田舎生活の革命児〜オランダ旅行で学んで持ち帰ったもの〜

田舎生活の革命児〜オランダ旅行で学んで持ち帰ったもの〜

昨年の今頃はオランダにいた私たち夫婦。

大好きな博物館巡りをしたり、自転車借りて爆走したり、環境先進性を学んだり、その一方で日本の素晴らしさにも気づくきっかけになったりと本当に大満足の旅だったわけですが、もう一つ大きな学びがありました。

それは、以前noteにも書いた「田舎の草刈り問題」

この時は、共有地や町の所有地の草刈りを自治会的な集落のリソースでなんとかするって大変すぎじゃない?と集落

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名ホテル松本十帖は誰もが持つ「潜在的な本好き」を蘇らせる装置だった

名ホテル松本十帖は誰もが持つ「潜在的な本好き」を蘇らせる装置だった

ロフト、画材屋、ホームセンターなど、気がつけば1時間、2時間と無限に時間を過ごせる場所がある。雑貨が好き、絵を描くのが趣味、DIYに関心がある、これらの理由がなくても長時間居られるのだとすれば、それはきっとキュレーションの力。何を仕入れてどう見せるかという棚づくりとかディレクションと呼ばれるその領域は、タネ明かしをされなければなぜ興味を惹かれるかこちら側にはわからない。

長野県にある松本十帖では

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観光資源のない田舎の開発とは

観光資源のない田舎の開発とは

東北に行くと決めてから、原発関連の施設と同じぐらい行ってみたい場所がありました。

それは岩手県紫波町にある複合施設オガール。

JRの紫波中央駅から2分という立地にも関わらず、町が買収してから10年間手付かずの10ヘクタールの遊休地であり、その最大の使い道は冬の雪捨て場だったそう。
それが「再生請負人」である岡崎正信さんによって公民連携の都市開発が進められ、3万人の人口に対し年間100万人も来街

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原発について考える東北旅行

原発について考える東北旅行

10日間の東北旅行では3つぐらいテーマを作っていた。そのうちの一つが原発に対する考えを深めること。

サステナビリティを考える上でエネルギーは欠かせないテーマで、周囲の”エコな人々”の間では再生可能エネルギー一択みたいに語られているけど、一方で太陽光パネルは結局森林破壊を促進してるとか、水力発電は水質や生態系を変えてしまって地元漁業にも悪影響だとか、風力発電は鳥を跳ねてしまうなど否定的な意見もある

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5月は国内旅行のベストシーズンだって忘れてた

5月は国内旅行のベストシーズンだって忘れてた

基本的に海外旅行が好きな私たち夫婦。
言語も食事も街並みや自然も全てが見慣れたそれとは異なるからこそ得られる刺激や気づきを求めているし、滞在するうちに生まれも育ちも違うのに第二の故郷のような親しみを覚える国や地域もある。

だけど日本のことも好き。
ジェンダーギャップとかいまいちな社会保障制度とか、生産性の低さとかやや生きづらいなと思いあたるところは正直たくさんある。

それでも一介の旅行者として

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noteを読んで欲しいけど書けない〜イップス未満のウップス〜

noteを読んで欲しいけど書けない〜イップス未満のウップス〜

前回の投稿から1ヶ月以上が経った。

忙しすぎて書く時間が見つけられなかったわけでも、書くネタがなくなったわけでもない。
書くモチベーションを急激に失ってしまったからだ。

というのも、どういうわけか、ある日の投稿から”スキ”が一つもつかなくなってしまった。理由はわからないが話の内容がつまらないのかもしれないし、そもそもの読者の母数が少ないカテゴリー(田舎暮らしやハンドメイドなど)だからかもしれな

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海外ホテルと比べた日本のビジネスホテルの足りないところ

海外ホテルと比べた日本のビジネスホテルの足りないところ

去年末から、東京へ月に一度の旅行をするようになって四半期が過ぎた。

毎月行くとなると、お高いラグジュアリーなホテルには泊まれないので、もっぱら一人数千円〜1万円台/泊のビジネスホテルを取ってるんだけど、日本のホテルってほんとーにすごい。

1万円程度で

そりゃもちろん設備が古いとか、室内がとにかく狭いとか、掃除もバスルームの一部が黒カビが残ってる、とか細かい気になる点はあるけれど、平均して軒並

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着物リメイクやってみた〜第一弾はジレという名の袖なしジャケット〜

着物リメイクやってみた〜第一弾はジレという名の袖なしジャケット〜

新たな趣味について書いたのが2ヶ月前。

ついにひとつ目が完成しましたっ!!
ジレという袖がない羽織っぽいものなら時期も長く使えそうなので、自分の持ってるジャケットの襟を参考に型紙修正したり、大きめのポケットをつけたりして、自分好みの形に仕上げることができました。うれしい。。

既製品だと検品を絶対通らないレベルのクオリティ(!)ですが、それでも自分で着る分には問題ないので今回の縫製の課題は次回以

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自宅サバイバルのススメ

自宅サバイバルのススメ

来週は3.11から13年。
来年からは元日も防災の啓発日になるのかと思うと、なんだかやるせない気もします。けれどハレもケも問わずに襲来するのが自然災害というものだし、歯磨きを毎日やらなきゃ虫歯の予防と言えないように、万一の備えは日常生活でこそ見直しておくべきことなのでしょう。

避難に関しても、都市部の耐震がしっかりしている住宅等に住んでいる人は基本的に在宅避難となるにも関わらず、その認識を持って

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消えたトラクターと村の将来

消えたトラクターと村の将来

集落のはずれにある民家のトラクターが盗まれた。

そのトラクターが置いてある民家は誰も住んではいない。(倉庫的に使われている)
ただ日中は畑や田んぼで仕事をしている方がいるので、人の気配がゼロってこともない。だけど、その周辺では半径500m以内に住んでる人は誰もおらず、夜になるとうちの集落はほんとーーーに静かで20時に外に出ても23時ぐらいに感じる。

都市部に出張に行った時は、20時ならまだ営業

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市場価値には繋がらない「好き」の強さ

市場価値には繋がらない「好き」の強さ

箸にも棒にもかからないしがないクリエイター活動をしている。
言葉遊びと刺繍をするのが好きで、友人の新たな門出やお祝いごとにはその友人にまつわるストーリーに掛けたプレゼントをしていた。

お店を出すのでコースターを作って欲しいと言われた時には

とにかくその人の好きなことや挑戦している姿・日常生活を思い浮かべながら手に取った時に、自分らしさを思い出してもらえるような、それでいてクスッとできるようなデ

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