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2021年2月の記事一覧

“感じるメディア”の創造を目指して

“感じるメディア”の創造を目指して

“感じるメディアを目指して”
去る2月23日、私が運営する出版会社(株)カナリアコミュニケーションズが主催した第2回カナリアフェスタ。
私の挨拶のスピーチのタイトルだ。

“感じるメディア”は聞きなれないと思う。現在、商標申請中だ。

カナリアフェスタは、カナリアコミュニケーションズから出版した著者の皆様や制作の関係者、これから著書を計画している方、本に関心が強い方などが集まり、出版の価値と新たな

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日本は本当に大丈夫なのか?それとも覚醒の寸前なのか?

日本は本当に大丈夫なのか?それとも覚醒の寸前なのか?

会社経営をしていると、人並み以上に日本の今が気になる。

毎日のように、経営者や専門家の方々と色んな場面で情報交換したり議論はするが、やっぱり総じて、日本は大丈夫か?という心配が皆さん先に立つ。私も同じだ。

なかなか、この心境を説明することは難しいのだが、まず、誰でも知っている話からする。

茹でガエルとここ20年以上、国内でも海外からも揶揄されていた日本は今どうなったのか?

突然訪れた想定外

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アナログ派は中途半端なIT活用はしない方がマシ

アナログ派は中途半端なIT活用はしない方がマシ

今日は、IT活用について徒然に書いてみたい。

今どき、なんらかでITを仕事で使っていな人はほんどいないと思う。

少なくとも、現役世代であれば、最低スマホを持っていて、メールのチェックをしたり、SNSのメッセージ機能を使っていると思う。

今であれば、こういう利用をIT活用と呼ばず、DX(デジタルトランスフォーメーション)レベルがIT活用であると喧伝したり、踊らされている人も多い。

例えば、建

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習い事は何をするにしても第一歩はハードルが高い

習い事は何をするにしても第一歩はハードルが高い

箏を習い始めて、そろそろ4週間になる。

早朝に毎日、10分前後の練習をしている。
なかなか、上達しない。基本的に一人で練習はしているので、独学に近い。テキストを見たりネットで調べたりしながら進めている。
最初に比べると多少は、引き方の初歩の初歩は身についたように思う。
練習の曲は、さくらと荒城の月である。

箏と琴は違う事も最近知った。
私が習っているのは箏。
このあたりは、もっと、深く学んでか

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プロスポーツの世界にもITが益々浸透する時代

プロスポーツの世界にもITが益々浸透する時代

テニスの全豪オープンで、大坂なおみ選手が優勝した。
23歳にして、これでメジャー大会4回目の優勝である。日本人の優勝は、日本にとってもとても嬉しい結果だ。

私はもともと、スポーツをするのも観るのも大好きだ。実際、大学生の時にミーハー的発想で、体育の授業ではテニスを選択した。だからテニスの面白みは多少分かる。結構好きなスポーツの一つだ。

それが高じて、約10年前に、ベトナムと日本の親善交流テニス

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なぜ、人が似て来ると変化に弱くなるのか

なぜ、人が似て来ると変化に弱くなるのか

似た者同士という言葉がある。
類は友を呼ぶという言い方もある。

友だち、同僚、チーム、組織、夫婦などなど。
人は、自分と似た人と積極的に様々な関係性とつながりをつくる。

人間は社会的動物であり、一般的な動物と違って、人とつながることによって、長い長い歴史の中で存続してきた。だから、似た者同士が集まるのは至極自然な事である。

私も、プライベートでは特に、友だちや馬の合う人との付き合いが一番落ち

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ボトルネックを解決する方法は意外と簡単

ボトルネックを解決する方法は意外と簡単

ある程度働いている人で、ボトルネックを知らない人はいないと思う。

私も長年仕事しているが、ボトルネックという問題と言うか現象と言うか。
人間の性だと思うが、毎日のように何らかでこのボトルネックと闘っている。

仮にボトルネックという言葉を知らなくても、以降のように説明すると殆どの人が経験があるし、今、経験中かもしれない。

ちなみに、ウィキペディアによると、こういう風に解説がある。

実は、私も

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中小企業のIT活用が成功するラストチャンスとなるだろうか?

中小企業のIT活用が成功するラストチャンスとなるだろうか?

いよいよ、デジタル庁が創設される。

約20年前に、電子政府構想を大々的に打ち出した日本が、言うだけ番長に終わらないことを願いたいが、政府のデジタル活用もさることながら、中小企業のデジタル活用の行く末もこれからの日本のとても大きな課題だと思う。

言うまでもないが、戦後復興を根底から支えてきたのは中小企業の活躍と発展と言っても過言ではない。

世界に通用するエクセレントカンパニーが何社日本に存在し

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日本人がもう一つの日本語を学んで使う必要性

日本人がもう一つの日本語を学んで使う必要性

今、海外で日本語を学んでいる外国人はどれだけいるだろうか?
最近だと約385万人というデータもある。
当然、英語に比べたら圧倒的に少ない。

私は、ベトナムで20年以上ビジネス活動してきた。特に日本語を学ぶ新興国の人達には関りが深い。
ベトナムに初めて行った時に、訪れた日本語学校がいまだに忘れられない。それから何度、日本語を学ぶ教室を訪問した事だろうか?
直近では、1年半前にベトナムの北部都市ゲア

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コツコツとすることの大切さを改めて痛感する毎日

コツコツとすることの大切さを改めて痛感する毎日

今、仕事で一番大切にしていること。
とにかく、するべきことを一つずつ確実にこなすこと。
一般的には、ToDoという概念ではあるが、私は、それよりも気になったことは全てと言う感覚だ。

少し未来の事で言うと、やりたい事業や新しい挑戦は山のようにある。
しかも、世の中慌ただしい。ビジネスチャンスという意味でも、これだけ混沌としている中では、未知のものも含めて無限にありそうに思う。少なくとも私が30年近

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規則正しい行動と生活をしてみて分かったこと

規則正しい行動と生活をしてみて分かったこと

規則正しい行動や生活というと、私の人生では、真っ先に中学や高校時代を思い出す。
私が生徒だった時代よりは随分と学校は乱れているとはよく聞くが、一般的には人間は、こういう時期に規則正しい生活や行動の下地ができると思う。
私のようなノー天気で、20代前半まで過ごしたような人間にとって、若い頃のこういう時代が懐かしくもある。

今実は、あの高校生時代並みの規則正しい行動と生活をしている実感が、日増しに増

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過少な心配、過剰な心配、リスクに対する人の心理の不思議

過少な心配、過剰な心配、リスクに対する人の心理の不思議

車と飛行機、どちらが安全か?
と聞かれると、大抵の人は車と答えるだろう。

飛行機の事故は衝撃的だ。
だから、飛行機の方がリスクが高いと思ってしまう。
実際、事故の確率を計算していくと、車の方が遥かに高い。

私も1年前までは飛行機も車も四六時中乗っていた。今は、飛行機がなくなってはいるが・・
その時の感覚で言えば、やっぱり、飛行機はリスクを感じる。
巨大な積乱雲が見えてきたり、着陸前に何度も旋回

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情報はグローバル、生活はローカルが最適な時代

情報はグローバル、生活はローカルが最適な時代

東京に行けば情報が溢れている。
日本の最先端で仕事をするには東京に行かなければ。せっかく起業して挑戦するならやっぱり東京でないと。

私も30代半ばになる創業4年目ぐらいの時に、こういう意識が強くなった。
それは、周囲の経営者仲間などにも触発されたこともある。
神戸で、それなりに活動していても、それはローカルだという周囲の意識と評価である。

人のせいにするわけではないが、けしかけられたら反骨心が

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我流で教える事の功罪を考えて早30年

我流で教える事の功罪を考えて早30年

人に何かを教えるのが好きかと聞かれれば、
結構好きな方です。と答える。

では、人に教えられるのは好きかと聞かれれば、
嫌いです。と答える。
これだけの話だと、単に近藤は変わったヤツで終わりそうな自覚はある。

まず、人に教えられる方だが、人に教えられるときに、じっとしているのが子供の頃から嫌いだったという方が正確だと思う。
とにかく、注意散漫な子供時代は、学校の先生に心配と苦労を掛けたと思う。

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