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#日記
涙で出来た思いがこの呼吸を繋ぐ力になる
羽海野チカ先生の作品が好きです。中学生の頃『ハチミツとクローバー』で大学生活の切なさと甘さに憧れながら悶絶し、BUMP OF CHICKENとのコラボで『3月のライオン』と出逢いました。
人生で初めて友達と子供だけで観に行った映画は実写版ハチクロ。テーマソングだったスピッツの『魔法のコトバ』と嵐の『アオゾラペダル』はギターで弾き語りも練習しました。『3月のライオン』コラボカフェでは再現メニューに
快と不快、対立と共存 / 小説 『死にがいを求めて生きているの』 朝井リョウ
読み、noteに書き留め、また読む。そのサイクルで結末まで走り抜けた結果、決して心地よくはない読後感が癖になっているから不思議だ。快と不快が対立し、それでいて共存している。或いは、海族と山族の様に。
朝井リョウの小説に苦手意識を持ったのは『何者』に続けて『何様』を読んだ頃と記憶している。その時も私は、誰かの薦めで両作品を読んだのだ。明確な理由は忘れてしまったのだけど、私はこうじゃない、と没入でき
あたたかな夜の街を往く / 小説『おやすみ、東京』 吉田篤弘
タイトルに惹かれてページを捲り、最後まで読んでみることを決めたのは2人の登場人物が気になったから。映画会社の小道具担当・<調達屋>のミツキと、タクシー運転手の松井さん。
東京、午前一時。この街の人々は、自分たちが思っているよりはるかに、さまざまなところ、さまざまな場面で誰かとすれ違っている―映画会社で“調達屋”をしているミツキは、ある深夜、「果物のびわ」を午前九時までに探すよう頼まれた。今回もま
エンターテイメントの世界で
エンターテイメントの素晴らしさに何度も救われて生きてきた。息苦しい学生生活に夢を与えてくれたのはアイドル、音楽の素晴らしさとものづくりの尊さを教えてくれたのはロックバンド、つまらない日々に彩りを添えてくれたのは数々の展覧会やイベント。
自ら進路を選べなかった時代に明確な居場所を持てず悩んだことが「人を沢山集める場をつくりたい」という気持ちに繋がり、「好きなものを好きになってもらいたい」という気持
Tokyo Sexy Pop Tune! / Album 『POP×STEP!?』 Sexy Zone
リリースから時間が経ってしまったけど、ちまちま書いていた記事🌹
デビュー10年目を迎えるSexy Zoneが放つのはTokyo Sexy Pop Tune! 色とりどりのPOPと、目まぐるしい振り幅で揺れ動くSexyの概念。J-POPという間口を大きく持った彼らのまさに今を体現したアルバム。ただ自分たちをカッコよく魅せようというフェーズをとうに脱し、その先の「君」へ等身大で寄り添い導こうとして
スペインの海街・シッチェス弾丸1日旅(2019.2)
#オンライン旅行記 マガジン用。沢山写真載せてますが、ここまでやらなくても全然OKです。。。久々に振り返ったら懐かしさでいっぱいになった!
2019年2月、スペインはシッチェスへ訪れた際の記録🇪🇸きっかけは2018年の秋に『カメラを止めるな!』チームが映画祭目的で訪れていたこと。スペインには以前から行ってみたいと思っていたので、冬休みのタイミングでバルセロナとシッチェスを訪れました。
🌹
何故いつまで経っても夜は眠れずに もう聴き飽きた筈の歌を聴いたりするの / 深夜のBUMP OF CHICKENシャッフル
本当にそうだね藤くん!←
※『Title of mine』の歌詞より
青春ソングがテーマだった今週の関ジャム。最後に「BUMP OF CHICKENの『天体観測』は最高の青春ソング!」と褒められていたので久々に聴きたくなり、流れでシャッフルしてみた。もう何度も聴いてる曲たちばかりだけど、耳に残ったフレーズを書き留めてみる。いま自分がどんなこと考えてるのかなって深層心理、或いは一種の占いみたいなも
岡村靖幸×小出祐介のノンフィクション〜愛はおしゃれじゃないし、始まりはこの曲じゃない
◇3.29 関ジャムで岡村靖幸特集!3月23日未明、関ジャムの次回予告を観てのけぞってしまった女がここに一人。愛おしゃを岡村ちゃんと関ジャニがセッションって!あなた!
ジャムセッションでは…
岡村靖幸と、ボーカル丸山・ギター/ボーカル安田・ドラム/ボーカル大倉が、岡村靖幸の名曲「愛はおしゃれじゃない」を演奏!岡村靖幸と丸山の熱い掛け合い、全員での歌唱に注目!
すみません、どうして小出祐介さんは
今こそ書きたい大人の読書感想文
本を読むのが好きな子どもだった。正確にはテレビやゲームを制限されていて、親から与えられる唯一の娯楽が本だっただけの話だ(漫画はある程度OKだった)。どんな親も一度は我が子を天才だと思うらしいが、絵本でひらがなを覚え、早々と大人向けの本に手を出し漢字を覚えていたそうで、小学生の頃には年間600冊を読む本の虫に成長していた。ただしこれは全てが自らの意志だった訳ではない。「読書ノート」なる記録をつけるこ
もっとみる令和初日の福島駅で、消えた旅館とソフトクリーム / 映画『FUKUSHIMA DAY』(3.11に寄せて)
出会いのきっかけは「カメラを止めるな!」。劇中で気になった役者さんの経歴を調べていると、初主演作の情報に辿りついた。
それまで自主映画というものを意識して観たこともなく、「映画=円盤化される2時間の映像」という認識だった私にとって、「観ることができない作品」の存在は信じ難いものだった。どうにかして観る術が無いかとせめてノベライズを購入し、桜井亜美監督のTwitterをフォローし、映像化の情報探し