DEATH REVIEW あるいは「Cキラ」としてのネトウヨ
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DEATH REVIEW あるいは「Cキラ」としてのネトウヨ

書評:小畑健、大場つぐみ『DEATH NOTE 短編集』 (ジャンプコミックス・集英社) 「キャラクターの面白さ」で作品を読まない私にとって、『DEATH NOTE』とは、  (1)高度な知的駆け引きを犀利に描いた、その優れたミステリ性  (2)「正義とは何か」という重厚なテーマ性 という2点において、傑出した作品であった。 だから、今回の短編集は、(1)の点では、物足りなかった。短編集なんだから仕方がないとは言え、それほど期待が高かったのである。 しかし、(2)の

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なんて素敵にジャパネスク

なんて素敵にジャパネスク

noteで募集中のテーマ「古典がすき」 私が小学5年~6年のとき、平安時代の古典の世界がとても好きでした。 実在する古典文学もそうでしたが、フィクションの作品もです。 この頃を思い出すと、とても記憶に残っているのが 集英社コバルト文庫出版 氷室冴子著の「なんて素敵にジャパネスク」です。 調べると、新装版になったそうで、カバーデザインは私が小学生当時と変わっていました。 30年ほど前なので、ストーリーの細かいところは覚えていない、というのもそうですが、小学5年生あたりで読む

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ぼくたちは勉強ができない(ぼく勉)の筒井先生のジャンプ復帰に寄せて

ぼくたちは勉強ができない(ぼく勉)の筒井先生のジャンプ復帰に寄せて

ぼくたちは勉強ができないとはいわゆるハーレムラブコメ漫画であり、週刊少年ジャンプで連載されていてアニメ化もした作品である。 勉強を通して主人公が美少女たちと仲を深めていくというごく一般的なラブコメだが、週刊少年漫画としては史上初めてヒロイン5人分のルートを描くということで話題になったので知っている人もいるのではないかと思う。 そのぼく勉の作者である筒井先生がジャンプGIGAで読み切りを掲載したので、以前にはてな匿名ダイアリーで書かれていたぼく勉の感想を要約とともに紹介する。

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第338号『まだ始まってない人間が終わることはない』

第338号『まだ始まってない人間が終わることはない』

先日の週刊モーニングに掲載された『バトルスタディーズ』にこんなセリフがありました。 「誰もお前に期待してないし信頼も寄せてない まだ始まっていない人間が終わることはない」 新しく就任したキャプテンが自分自身の不甲斐なさに絶望して「キャプテンを辞めようと思う」と言い出した時に仲間が言い放ったセリフがこれなのですよ。 『バトルスタディーズ』という作品はPL学園をモデルとして描かれている甲子園野球漫画なのです。 正直言って私自身は全くスポーツにも野球にも興味が無い人間なので

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少年少女は「解剖」する(レストー夫人/三島芳治)
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少年少女は「解剖」する(レストー夫人/三島芳治)

学年に一人はいる、どこか謎めいた美少女。に、出会ったことは終ぞありませんでした。ぼくの場合。(いたかもしれないけど、周りに関心がなさすぎてわからなかった。) あれは、フィクションだけなんだろうか。もし、実在するとしても。周りをふり回す力があるとしても。それは、本人のあずかり知らぬところで。周り、もしくは本人が考えている以上に。彼女は。 『レストー夫人』は、演劇の題目。もしくは、漫画のタイトル。どちらでもある。漫画の登場人物にとっては、前者。その学校の2年生は、毎年『レスト

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【燃える!お兄さん】
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【燃える!お兄さん】

※【サイボーグ用務員さんの巻】からも転送されています。  1987~1991年に『週刊少年ジャンプ』に連載された佐藤正によるギャグ漫画作品。  都会の学園に通うことになった、超人的な体力を持つ野生児ケンイチとその家族・友人たちが巻き起こす騒動を描く。  1990年第45号に掲載された「サイボーグ用務員さんの巻」において、それまで教師としてたびたび登場していた「早見先生」というキャラクターが校長の指示で用務員をすることになり、主人公のケンイチにバカにされたり悪口を言われるシー

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安全圏から他人をいじるしか能がない奴がエンターテインメントを名乗れる時代なのだとしたらぼくたちには何ができるのか

安全圏から他人をいじるしか能がない奴がエンターテインメントを名乗れる時代なのだとしたらぼくたちには何ができるのか

ぼくは鬼滅の刃(以下、おにめつ)を楽しく読んだ読者の1人だったと自負しています。 過去にもこのようにnoteに書いていた(今思い出しました)ため、上っ面の言葉ではないということがわかっていただければ幸いです。 またぼくは楽しい(興味深い、面白い、おにめつは楽しいとはいえないかもしれない)物語なりなんなりを見終わった後に、同じ思いを抱いているかも知れない人々を探し出して気持ちの共有を慶ぶというような動物的本能からくる行為みたいなことを多分あまりしません。 好きなものを好き

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第337号『頭の中にあるうちは何でも傑作』

第337号『頭の中にあるうちは何でも傑作』

映画『何者』という作品の中でこんな台詞がありました。 「頭の中にあるうちは、いつだって何だって傑作なんだよ」 (正確に引用するとこういう台詞でした)主人公たちの大学時代のモラトリアムというか、「自分だって何者かになれるんじゃないか」と思い悩む大学生独特の心情を表現した素晴らしい映画でした。 そして同時に私の胸に一番刺さったのが、この台詞だったというわけです。 ***** ゲーム業界で仕事をしていると、よく周りの人間から「こんないいアイデアがあるんですけど」なんてこと

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