佐々田 法男

東京在住のビジネスマンです。30年ほど勤めたテレコム系の会社を退職し、BPOビジネス会社を経て、2019年7月からグループの新規事業(新電力)関係の会社で働いています。noteには、他のBlogで公開していた「読んだ本の覚え」の転載を中心に、折々のトピックも書き留めていきます。

佐々田 法男

東京在住のビジネスマンです。30年ほど勤めたテレコム系の会社を退職し、BPOビジネス会社を経て、2019年7月からグループの新規事業(新電力)関係の会社で働いています。noteには、他のBlogで公開していた「読んだ本の覚え」の転載を中心に、折々のトピックも書き留めていきます。

    マガジン

    • OMOI-KOMI 我流の作法 -読書の覚え-

      私の読書の覚えとして、読後感や引用を書き留めたものです。

    • ひとつ覚えのススメ -Shopping-

      買物・外食等の覚えです

    • ひとつ覚えのススメ -考えるヒント-

      新聞や雑誌の記事を材料に、思い浮かんだことを書き留めています

    • ひとつ覚えのススメ -雑感徒然-

      ノンジャンルの雑感です

    最近の記事

    幸福なる人生 (中村 天風)

     中村天風氏の本は、以前「君に成功を贈る」を読んだことがあります。この本も、前書と同様に天風氏の講演を書き起こしたものです。  著名な政治家・経済人にも多くの信奉者をもつ天風氏の根本思想は「心身統一」。本書は、その具体的な実践方法を語っています。  さて、「心身統一」において天風氏が最も大事だと説くのが「心の持ち方の積極化」です。  そのための具体的な方法が「感応性能の強化」、この実現のためのステップについて、天風氏はさらにこう続けます。  この三つの条件を満たすための

    スキ
    3
      • データで検証! 地球の資源ウソ・ホント ― エネルギー、食糧から水資源まで (井田 徹治)

        (注:本稿は、2012年に初投稿したものの再録です)  東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所事故。一部で語られていた原子力の安全神話は一瞬にして跡形もなく吹き飛んでしまいました。  本書では、原子力をはじめとしたエネルギー資源の問題を軸に、水資源・食糧資源・水産資源・森林資源・鉱物資源等の現状を豊富なデータにより紹介し、人類が標榜する「持続可能な社会」実現に向けた課題を浮き彫りにしていきます。  私は、こういった関係の知識はほとんど持ち合わせていなかったので、本書

        • リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣 (高野 登)

           友人からの紹介で手に取った本です。  顧客満足度(Customer satisfaction)ではトップランク常連のホテル「ザ・リッツ・カールトン」。  従業員に相応額の決裁権を与えたり、サービスの基本精神が書かれている「クレド(credo)」というカードを携帯させたりと、お客様第一の姿勢を貫いているホテルとして有名ですね。  本書の著者の高野登氏は、ザ・リッツ・カールトンの日本開業(大阪・東京)にも関わった方です。その高野氏が紹介するコミュニケーション術はとても実践的

          スキ
          7
          • 災害そのとき人は何を思うのか (広瀬 弘忠/中嶋 励子)

             著者の広瀬弘忠氏は災害・リスク心理学の専門家です。  著者の思考の根底には、「災害は極めて人間的な現象」だという認識があります。  本書は、そういう認識の根拠になるような災害に直面した際の人間のさまざまな行動について、心理学的側面から解説したものです。  まずは「第1章 異常を感じたくない心理」の中で紹介されているいくつかの興味深いキーコンセプトについて書き留めておきます。  理性的に考えると不可解なのですが、災害に直面して人は危険が迫っても「逃げない」、その結果「逃

            スキ
            1

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • OMOI-KOMI 我流の作法 -読書の覚え-
            佐々田 法男
          • ひとつ覚えのススメ -Shopping-
            佐々田 法男
          • ひとつ覚えのススメ -考えるヒント-
            佐々田 法男
          • ひとつ覚えのススメ -雑感徒然-
            佐々田 法男

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            采配 (落合 博満)

             現役時代の落合博満氏は、それは素晴らしい打撃技術をもった選手でした。厳しい内角の球でもファールにせずレフトスタンドへ、右方向のホームランはまさにバットに球を乗せて運ぶ感じ・・・、素人目にも図抜けていましたね。  選手として前人未到の輝かしい実績を残した落合氏は、監督となってからも好成績を上げ続けました。  本書は、その落合氏が、現役・監督時代を通した野球人生活における自らの経験・信念を書き綴ったものです。  興味深いエピソードは数々ありますが、そのなかからいくつか覚えに書

            スキ
            4

            社畜のススメ (藤本 篤志)

            (注:本稿は、2012年に初投稿したものの再録です)  今のご時勢、とても挑戦的なタイトルですね。  戦後の復興期から高度成長期にかけて、日本企業を支えたのは「会社人間」でした。バブル崩壊のころからでしょうか、成長の行き詰まりから日本企業は西欧のマネジメント思想に傾倒し始めました。そこで登場するのが「個性人間」です。  本書での著者の主張は、安易な「個性重視」の否定です。  著者は、「自分らしさの追求」が、転職難民を生み出し、組織力を低下させ、かえって個人に対する精神的

            スキ
            1

            スティーブ・ジョブズ I (ウォルター・アイザックソン)

             スティーブ・ジョブズが亡くなった直後に発刊された彼の評伝です。  とても充実した内容なので興味をもったところはそれこそ山のようにあるのですが、その中から特にいくつかを覚えとして書き留めておきます。  1977年1月3日、アップルコンピュータは設立されました。立ち上げたのはスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック、そしてマイク・マークラでした。  マークラは出資者であると同時にジョブズのマーケティングの教師でもありました。マークラが記した「アップルのマーケティング哲

            スキ
            2

            人間の建設 (小林 秀雄・岡 潔)

             評論家の小林秀雄氏と数学者の岡潔氏という同年代の巨人どおしの対談集です。  お二人の会話を追いかけてみて、「なるほど」とサクッと腹に落ちるくだりもありましたが、知識の絶対量はもとより話題の転換や論旨・論理という点でも、全くついていけないところの方が圧倒的でしたね。当然ではありますが・・・。  とはいえ、その中でも、特に私の関心を惹いたところをいくつかご紹介します。  こういうやりとりは鳥肌が立ちますね。メタファ的な表現と本質をザックリと掴み出す指摘は達人技です。  

            スキ
            1

            聯合艦隊司令長官 山本五十六 (半藤 一利)

             2011年暮れ「聯合艦隊司令長官 山本五十六」というタイトルで公開された映画の原作本です。  主人公はその名のとおり「山本五十六」、この人物については個人的にもかなり興味があります。  五十六は、1884年(明治17年)新潟県長岡生まれ、義理の叔父野村貞海軍少将らの影響を受け、早くから海軍軍人をめざしたそうです。海軍兵学校を卒業後、将官として要職を歴任、米国留学・勤務等も経験した五十六は、日本海軍の実力と各国の国力・軍備の状況を熟知していました。  さて、本書ですが、著

            スキ
            1

            ガイアの夜明け 復興への道 (テレビ東京報道局)

             テレビ東京の番組「ガイアの夜明け」で放映された東日本大震災関係を中心とする16の話を採録したものです。  テーマは、タイトルどおり「復興」。  未曾有の大震災の悲劇から力を振り絞って立ち上がろうとしている人々の不屈の姿勢が心に迫ります。  本書で紹介された数多くの貴重なエピソードの中からいくつか書き留めておきます。  震災直後、ライフラインは壊滅的で、被災された方々は被害の少なかった地方に身寄りをたずねて脱出しようとしました。しかしながら、その足もありません。  遠

            スキ
            1

            歴史とはなにか (岡田 英弘)

             はるか昔に読んだE.H.カーを思い出すタイトルです。  とても抽象的なだけに、かえってどんな内容だろうかと興味がわきます。著者の岡田英弘氏は、東京外国語大学名誉教授、中国・日本古代史の専門家です。  まずは文字どおり、著者による歴史の定義から。  何が歴史かというのは、個人の範囲を超えて何を歴史と認識するかということだとの論です。  そういった観点から、著者は、歴史特に中国史・日本史における通説的考え方を検討していきます。  本書で開陳されている著者の指摘には、独自の

            モスラの精神史 (小野 俊太郎)

             私の幼いころ(もう50年以上前ですが)、映画といえば「怪獣映画」。  東宝・大映それぞれでゴジラ・ガメラをトップスターにラドン・キングギドラ・アンギラス・・・、バルゴン・ギャオス・ギロン・・・と数々の魅力的な怪獣が登場しました。  が、その中でも「モスラ」は別格のキャラクタでしたね。ゴジラが“キング”なら、モスラは“クィーン”です。  著者の文芸評論家小野俊太郎氏はまさに私と同世代。その著者が、「モスラはなぜ蛾なのか」にはじまる「モスラ自体」の数々の謎、そして当時の世相を

            もっといい会社、もっといい人生 ― 新しい資本主義社会のかたち (チャールズ・ハンディ)

            (注:本稿は2012年に初投稿したものの再録です)  会社の同僚の方の推薦で読んでみた本です。  チャールズ・ハンディ氏の著作を読むのは初めてですが、「英国のドラッカー」と称され欧州を代表する経営思想家だそうです。  本書は、1997年の著作ですが、その当時から市場至上主義・新自由主義の陥穽を的確に捉え、それに警鐘を鳴らしています。  第1章のタイトルは、まさに文字通り「市場原理だけではうまくいかない」です。  市場原理に基づく効率性の追求は、社会全体としては大きな歪を

            スキ
            1

            同行二人 松下幸之助と歩む旅 (北 康利)

             今まで、恥ずかしながら、松下幸之助氏に関する本はほとんど読んでいません。以前「夢を育てる」を読んだぐらいです。  今回は、年末年始に読む本を探しに図書館に行った際、目についたので手にとってみたものです。もちろん「松下幸之助」氏には興味がありましたし、タイトルや著者にも惹かれるところがありました。  本書では、まさに「同行二人」、幸之助の生涯をともに辿っていきます。  その中でもとりわけ私が興味深く読んだのは、「経営の神様」との別称に通じる若き日の幸之助の姿勢でした。  

            スキ
            5

            正義論の名著 (中山 元)

            (注:本稿は2012年に初投稿したものの再録です) 公共善(アリストテレス)  「正義」といえば、日本ではマイケル・サンデル氏の講義・著作が大きなブームとなりました。  本書は、古代から現代までの西洋哲学における「正義」の思想のエッセンスを概説したものです。正直なところ、私の理解度は20%ぐらいでしょうか。  その中でも、いくつか私の興味をひいた部分を覚えとして書き留めておきます。  まずは、古代ギリシャ、プラトンとアリストテレスの思想に触れているところです。  「

            スキ
            1

            プランB 破壊的イノベーションの戦略 (ジョン・マリンズ/ランディ・コミサー)

            (注:本稿は2011年に初投稿したものの再録です)  社内ソーシャルメディアで話題になっていたので手にとってみました。  「最初に思いついたビジネスプランである『プランA』は多くの場合うまくいかない、その失敗を検証した『プランB』によって成功に至る」-それが本書における著者の主張です。  「プランA」を現実的に機能する「プランB」に発展させるプロセスについて、著者は、その重要な要素として4つ示しています。  「類似例」「反例」「未踏の信念を試す」「ダッシュボード」。

            スキ
            4