横浜読書会KURIBOOKS

横浜を中心に活動をしている読書のコミュニティです。 おかげさまで9年目をむかえます。読…

横浜読書会KURIBOOKS

横浜を中心に活動をしている読書のコミュニティです。 おかげさまで9年目をむかえます。読書会の回数420回以上、延べ参加者数は4500人を超えます。 ご興味のある方は、ぜひ遊びに来てください。 https://kuribooks.com/

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横浜読書会KURIBOOKS▶KURI

「横浜読書会KURIBOOKS」の存在を知ってもらいたくて ブログを始めよう!と思い立ちました。 ゆるく、長く、続けることが目標です。 横浜読書会KURIBOOSの主宰者、KURIです。 よろしくお願いします。 横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ さて、そもそも読書会とは何?と言う話になるのですが、 読書会とは、 「本好きが集まっておすすめの本を紹介し合うコミュニティ」 のことを言います。 ですので、横浜読書会KUR

    • 断念本▶youco

      「読み始めたけど途中で読むのをやめた」本はありますか?私は何冊かあります。それらを私は「断念本」と呼んでいます。 今回は、その「断念本」の傾向を分析し、あわよくば「断念本」から「読了本」へ進化させられるよう解決法を見出し、同じことを繰り返さないよう対策を講じる所存です。 …と、できるだけ難しく書きましたが、要は「読みかけの本を片付けたい」ということです。 なぜ読みかけてやめてしまうのか。今私の手元にある「断念本」を引っ張り出したところ、その理由によってカテゴライズされると

      • 第16回ノンフィクション読書会▶まだ会社員

        横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ こんにちは。まだ会社員です。 7月のノンフィクション読書会KURIBOOKSが開催されました。 参加者8名(男性3名、女性5名)でした。参加ありがとうございました。 紹介本は以下の通りです。 湯の道よ 永久に 岩間温泉物語 (能登印刷出版部)山﨑久栄 (著) 富山・白山に岩間温泉という温泉地がある。この温泉を開発した一族のノンフィクション。温泉に浸かる側からすれば、昔から湧いてたんだね。みたいなざっ

        • ■第142回 朝の横浜読書会レポート

          朝の横浜読書会KURIBOOKS(カフェ開催)のファシリテーターを担当していますOKAです。 第142回の朝の横浜読書会(通称「あさどく」)の様子をレポートします! ■2024年7月6日(土) 10:10~12:00 ■参加者10名 (男性5名、女性5名、初参加3名) ■本のテーマ:フリー 月に2回の開催となりました朝の読書会です。 朝の読書会は、課題本などはなく、参加される方々がそれぞれ持ち寄った本を紹介しあう、というスタイルです。 7月に入って高い気温の中、ご参加い

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        横浜読書会KURIBOOKS▶KURI

          趣味とはどこからが趣味なのか・・・

          横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ こんにちは 横浜読書会KURIBOOKSの参加者、noriです。 久しぶりの投稿です。20‐30歳代限定で「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の読書会が開かれた模様です。参加したいなと思いつつ、今まさに自分が同じ状況に陥っているじゃんというこの状況が少し面白くなってきました。読んだ感想を色々な人から聞いてみたいです。 皆さんの中で楽器を演奏した方はどれくらいいるのでしょうか。 子供の習い事ラ

          趣味とはどこからが趣味なのか・・・

          恩田陸の魅力▶youco

          その本を読むにはある種の心構えが要る…私にとって、恩田陸さんはそんな作家です。 全体的に靄のかかったような、昼なお暗い森の中を歩いているような、そんな文章。目を凝らして読み進めているうちに、いつの間にか、恩田ワールドのど真ん中にいる。そうなると、現実世界のなにもかも放り出して、この世界から離れたくない…と、寸暇を惜しんで読んでしまうのです。 それでいて、いやそれだからなのか、立て続けに3冊、4冊読んだかと思うと、年単位で手に取らなくなってしまう…。 ここ最近、5日ばかりの

          恩田陸の魅力▶youco

          美味しい本 PartⅡ▶︎チャーリー

          イタリア半島の最南端、丁度ブーツの爪先にあたるところに「カラブリア州」がある。 そこにはアルバレシュ語という特殊な言語を話すアルバレシュと呼ばれる村が50ほど点在している。 村は15世紀から18世紀にかけてオスマン帝国の圧政から逃れてきたアルバニア人によって築かれたもので、人口は10万人ほどになるらしい。 そんな村の一つであるカルフィッツィで産まれたのが、作者であり、本作の主人公であるカルミネ・アバーテ。 「海と山のオムレツ」 カルミネ・アバーテ作、関口英子訳 (”Il b

          美味しい本 PartⅡ▶︎チャーリー

          ■第141回朝の横浜読書会レポート

          皆さま、こんにちは。 朝の読書会(カフェ開催)のファシリテーターをしているyuuu_yです。 連日の猛暑が続いていますね~。 皆さまどうぞご自愛くださいね。 さて今回は第141回の朝読(通称「あさどく」)の様子をレポートします! ■2024年6月16日(日) 10:10-12:00 ■参加者8名(男性4名、女性4名)初参加の方2名 1.『鉄鼠の檻』 京極 夏彦 ⇒言わずと知れた京極夏彦氏の作品です。 ご紹介いただいた方は、この『鉄鼠の檻』 を原作にしたミュージカルも観

          ■第141回朝の横浜読書会レポート

          夏の文庫祭り▶youco

          今年も始まっています。 夏の文庫祭り(←勝手に命名)。 集英社文庫の「ナツイチ」 新潮社の「新潮文庫の100冊」 角川文庫の「夏休みフェア」 読む本はほとんど文庫本!とにかく文庫本が大好きな私は、毎年夏が近づくと、書店に並ぶこれらの販促物が本当に楽しみで…。文庫本の平積みの中に混じって、いつの間にかしれっと顔を出しているのを見つけるやいなや、やったぁ!と手を伸ばし、ありがたく頂戴しております。 集英社のナツイチは、紹介されている本の数こそ少ないのですが、芸能人や声優

          夏の文庫祭り▶youco

          沢山の本を読んできた作家とあまり本を読まない作家、あなたはどちらの作品を読みたいですか?▶KURI

          沢山の本を読んできた作家とあまり本を読まない作家、あなたはどちらの作品を読みたいですか? 個人的には、世界中の名著を読み漁り文学を知り尽くした人の書く小説に興味はあります。ウラジミール・ナボコフなどがその一例なのかな。 どのような生い立ちで誰の作品に影響を受けたのかなど、作家の経歴は作品にとても影響することも読書会で学びました。 沢山の本を読んできた作家の小説は作品に深みが増すことは間違いないと思っています。ですが、私の読みたい本は「面白い本」です。 読書の経験が浅く

          沢山の本を読んできた作家とあまり本を読まない作家、あなたはどちらの作品を読みたいですか?▶KURI

          深く狭く、料理を掘り下げる本▶ナガオ

          「料理の本」と言えばレシピ本にグルメガイド、栄養健康あれこれとあるわけですが。私はなんと言いますか、「われわれにとって料理とは、食べるとは」みたいなテーマの書籍にどうも惹かれるようです。 なぜその料理がその土地で生まれ育ち根付いたのか、そんなことを扱った本を今日は三冊ご紹介します。 強くてうまい!ローカル飲食チェーン / 辰井裕紀 全国区ではないけれど、その県そのエリアでは人々に親しまれてやまないローカルチェーン店の本。「秘密のケンミンSHOW」の元リサーチャーが書かれ

          深く狭く、料理を掘り下げる本▶ナガオ

          ■第128回 横浜読書会KURIBOOKSレポート

          ■2024年6月15日(土)16:00-18:00 晴れ ■参加者12名(初参加者1名)でした。 今月のテーマは「主人公が人間じゃない本」です。 様々なジャンルの本が集まり読書会を彩りました。紙の本だけでなくオーディブルからの紹介もありました。 ご紹介いただいた本「主人公が人間じゃないもの」をざっくり挙げると、 最上川→『最上川と舟運』 ウマ娘→『ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉』 物理理論→『新物理の散歩道』 絵画→『画家とモデル』 鳥→『ちゃんトーク』、『鳥人

          ■第128回 横浜読書会KURIBOOKSレポート

          本に憑りつかれて▶Yuning

          ああ、このnoteに投稿するようになってから、もう何本、中山可穂さんの本に関する記事を書かせてもらっただろう――。 見返せば、投稿数の半分近くを、私は一人の作家に割いている。それもそのはずで、ここ半年ばかり、私はほぼ中山可穂さんの本しか読んでないのである。そんな馬鹿な…!と自分でも驚く。 活字と漫画をほどよく交互に摂取し、幻想文学から実用書までまんべんなく手を出し、雑食であることをモットーに本とは付き合ってきたのに、なんと18冊ぶっ続けに中山可穂さんの本(小説16作品、

          本に憑りつかれて▶Yuning

          近代文学を理解したい!(夏目漱石編)▶youco

          最初にお断りしておきます。今回は、夏目漱石編と題しましたが、「夏目漱石解体全書・春日ゆら著」のご紹介です。 人のふんどしで…というやつです、すみません。 この本に出会ったのは、日本近代文学館を訪れた日です。BONUS TRACK(2020年に誕生した下北線路街の一エリア。下北沢駅と世田谷代田駅のちょうど中間にあります)の中にある【本屋B&B】が面白いよ、と教えてくれた人がいて、それならば行ってみよう、と立ち寄りました。 頭の中が近代文学に染まっていた私は、近代文学の中でも最

          近代文学を理解したい!(夏目漱石編)▶youco

          第15回ノンフィクション読書会▶まだ会社員

          横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~ こんにちは。まだ会社員です。 6月のノンフィクション読書会KURIBOOKSが開催されました。 参加者8名(男性2名、女性6名)でした。参加ありがとうございました。紹介本は以下の通りです。 1. 14歳からの宇宙論 (河出文庫) 佐藤 勝彦 (著), 益田 ミリ (著) 紹介していただいた方は、13歳から、とか14歳からの何々、というタイトルの本を、入門書としてよく読む、と言っていました。宇宙論を

          第15回ノンフィクション読書会▶まだ会社員

          ■第140回 朝の横浜読書会レポート

          朝の横浜読書会KURIBOOKS(カフェ開催)のファシリテーターを担当していますOKAです。 第140回の朝の横浜読書会(通称「あさどく」です)の様子をレポートします! ■2024年6月1日(土) 10:10~11:30 ■参加者9名 (男性6名、女性3名、初参加6名、見学1名) ■本のテーマ:フリー 月に2回の開催となりました朝の読書会です。 朝の読書会は、課題本はなく、参加される方々がそれぞれ持ち寄った本を紹介しあう、というスタイルです。 今回は初参加の方が多めの会

          ■第140回 朝の横浜読書会レポート