あなたの積読教えてください⑤

まだ読んでいない本があるのに、新しい本を買ってしまう。そうやってどんどん未読の本を積み上げていくことはありませんか?誰しも必ず持っているであろう積読本を、これから1人ずつ紹介していきます。 第5回目は、幼少期から常に本棚が大きい今西の積読を紹介します。 ----------------------------------------------------------------------------- 「積読」とは、私のためにできた言葉なのではないかと思うほどの積読

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「レインコートを着た犬」

久しぶりに本の世界に没頭出来て、かつ心に響くような、そうそう自分の思ってたことはこれだ‼︎て気持ちになったので忘備録的に綴っておきたい。 3部作と呼ばれるなかで、レインコートを着た犬が1番好きだ。 個人的には「ギターと試食」から最後の「記念撮影」までが好き。「ここ」の話だとか「言葉に出来るものなんて大したことない。好きなことは理屈じゃない、本当に好きなときは理屈や言葉は出てこない」と語る親方とかがたまらない。 そう、そうなんよ‼︎と非常に同意したくなる。この本の語り部かつ周

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「待ち時間」

待ち時間が好きだということに最近気付いた。 少し時間があったり、待ち時間が長くなりそうな時に「やった、本が読める」と思う。 さぁ、何の本を読もうかと気持ちがワクワクしてくる。 もっと言うと、そこにコーヒー1杯あると最高だ。 本を読むためにカフェに行く時間も良いかもしれないと気付きつつある。 出掛けるときは、鞄の中に必ず1冊本を入れているから、待ち時間に読むとなると必然的に持ってきた本を読むことになるのだが、本当は朝服を選ぶように「今日の1冊はどれにしようか」と本棚から選びたい

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公園でパンをかじる

日々です。 家の近所に大きな池のある公園があります。 公園に行きがてらパンを買って、公園で食べるのが最近のお気に入りのすごし方。 この日のパンはクリームチーズとあんこのベーグル(写真暗い) ここのベーグル、とっても好きな感じだったのでまた買いに行こうと思います。はじめて行ったパン屋さん、大当たりでうれしいな。 公園ですごす人たちはトランペットを吹いてたり、シート広げてのんびりしてたり、絵を書いてたり、それぞれが思い思いに過ごしていて、その感じがとても心地いいです。

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作家吉田篤弘の断片

 作家吉田篤弘が主催する装幀家ユニットのクラフト・エヴィング商會のことを教えてくれたのは染織家の友達だ。以来、ときどき吉田篤弘の作品を読む。  小説といえば小説、でも読み慣れた物語とは少しだけ違う——並行して伸びる線路のように違う作品は、いつ読んでも不思議な浮遊感がある。  吉田さんは僕と2つ違いの同世代。  同じ東京生まれで、きっと同じような景色を見ながら育ってきたはずだ。  作品中に出てくる景色や音、雰囲気、佇まいはいつかどこかで目にし、耳にしたような懐かしさがある。そ

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街を好きでいること

街に関する作品や情報がすごく好きだ。それは実際にある街でも架空の街であっても。 思い返せば、大学でも地域活性化に興味があります!みたいな理由で学科を選んで入ったが、「地元を?」「どこに活性化?」と聞かれると、「それは・・・」という感じで、はっきりしていなかった。 大学で、農家の人たちとお米を育てたことも、フィールドワークで他の地域に行くことも、災害復興のボランティアでその地域の人と交流することも、大好きな広島県尾道市で短期滞在をしてそこで暮らしているようなことをすることも

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幸せな気分で眠れる1冊。~「月とコーヒー」~

寒い!急に寒すぎる!!秋、どこ行った?! もうすぐ11月とは言え、こんな急に冷える?!と思うぐらい冷えてきました。 皆様、体調崩されぬよう。 (寝落ち癖が治らず、危うく風邪をひきそうになった私が言うか…(;^ω^)) 最近「寝る前に読む本」というカテゴリーを自分の中で設定しています。 という話をこちらでチラッとしております。 このカテゴリーを設定するきっかけとなった本を、やっと読了しました! タイトルと言い、表紙の絵と言い、なんとオシャレな!! そしてサイズが

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[台所のラジオ]

初版発行:2017年8月18日 著者:吉田篤弘 出版社:角川春樹事務所 ジャンル:小説*文庫  掌篇小説と呼ぶべきかショートショートなのか、どちらにしてもお隣りの町への電車移動中に問題なく読みあげられる一遍ら。  表題にあるように掌篇に共通することは「台所のラジオ」、これだけでももう十分に昭和的なレトロ感がある。実際、私もキッチンに立つときは音楽を流すがそれはスマートフォンから繋いだスマートスピーカーからだ。少なくとも我が家には持ち運び可能なラジオは存在しない。今では台所の

#tolstoytogether(#共にトルストイを)でつながる世界/作家イーユン・リーによるトルストイ『戦争と平和』のSNS読書会

Tolstoy Together: 85 Days of War and Peace with Yiyun Li 「トルストイの『戦争と平和』をイーユン・リーと共に読む85日」 by Yiyun Li September 2021 (A Public Space) 「『罪と罰』を読まない」 言い切っている。潔い。 これは本のタイトル。ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない4人が、読まずにどういう話かを想像して話しあう読書会(?)を開き、実際に読み、読んだ後に感

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【本の記録】屋根裏のチェリー

吉田篤弘さんの「屋根裏のチェリー」を読んだ。 秋の夜長にぴったりの、滋味深い紅茶のような一冊だった。 この本の好きな点はいくつかあって、 まず、クラフト・エヴィング商會が手がける本の装幀が好き。 「屋根裏のチェリー」も表紙の絵に惹かれて手に取ったと言ってもいい。 著者ご本人がイラストを担当されており、その多才ぶりがほんとに羨ましい。 孤独で優しい夜にひとつだけ瞬く音符の光。 まるで童話の1シーンのようで、額縁に入れて飾っておきたくなる。 童話といえば、作中に出てくる

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