鈴懸ねいろ

綴リストとして日々文章を綴ります エッセイ.小説 空写真《わたしの空》 色彩コーディネーター資格取得 AJINOMOTO PARK編集部×noteコンテスト 《おいしいはたのしい》審査員特別賞受賞 秋の読書感想文2021(コトノハ)受賞 ショートショートnote杯佳作

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    • *エッセイ集。

      自選エッセイをいくつかまとめました。 時々入れ替えたり追加したりしています。

    • ⭐︎創作集。

      ショートストーリー、ショートショート、短編小説などの創作作品を集めました。

    • ショートショート集

      自作のショートショートだけのマガジンです。 単に短いものというよりは、ショートショートとして書いたものたち。

    最近の記事

    9月最後はプラチナの空。

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      • 蒼空は落下するとき口笛を吹く

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        • 第33回しましま雲選手権 優勝者はこちら。

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          • さびしんぼうの旗

            さびしいときは、人のせなかに旗が立つ。 つまようじくらいの長さの棒に モンシロチョウの羽根のような白い旗。 それが さびしい人のせなかに ぴこん、と立っていのが見える。 かがんだせなかはアルマジロの鎧。 硬いせなかに さびしんぼうの旗は 申し訳なさそうに立つ。 旗にはその人の 丸っこい文字で小さく さびしいよう、 と書いてある。 その旗が立ったとき わたしは そうかさびしいのか、と思って その人におっかなびっくり声をかけてみる。 するとその人は めんどくさそうに なんだよ、

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            エアコンをかけようかどうしようかと迷うくらいの暑さが残るのに、部屋の中には真冬の星空があった。赤いチェックのマフラーと黒いウールのコートの袖口が確かに見えた気がした。それは読んでいた本のせい。優れた本はこの場所の温度や季節の匂いまで変えてしまう。冬も悪くないと汗をかきながら思う。

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            花、送れ。【2000字のホラー】

            いい?合言葉を決めておくわね。 何かあった時のために。 高齢者施設での虐待のニュースを観ていた母が、 突然そんなことを言い出した。 「本当のことを口に出してはいけない状況だけれど、助けてほしい時とか。 ほら、映画とかであるじゃない、 犯人に脅されて家族に無理矢理 電話させられる場面。 『ハァイ、こちらは元気でやってるわよ。 ちょっとお金が必要だから持ってきてくれない?』とか気丈に言ったりして。 内心震えが止まらないのに」 母は部屋の中をぐるりと見回した後、 こう言った。

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            なんて素晴らしいありきたりな日常。

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            知らない顔を持っている。

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            雲物語。

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            足元に空を見る。頭上には明日しかない。

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            時の月。

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            my little demon.【ショートショート】

            内緒の話だけれど、僕は小鬼を飼っている。 雨の午後、 欅の木の下で泣いている小鬼を見つけたのだ。 膝を抱えた鬼の一本ツノはびしょ濡れで 震えていた。 まだ子供らしい。 仕方なく僕はタオルで鬼をくるんで 家に連れ帰った。 鬼を飼うのは初めてだったので、 何を食べさせるか悩んだ。 少しずつ試してわかったのは、 好物は胡桃。 胡桃をあげると、 茹でたてのたけのこみたいなツノを ふるふる振って喜んだ。 子供の鬼のツノは柔らかい。 三つの季節が過ぎた頃、 鬼は寝てばかりいるようにな

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            初めての鬼になった日。【ショートショート】

            「ママが病院に運ばれたよ。 おじさんが病院まで連れて行ってあげるから 一緒に行こう」 「ママが?ケガしたの?」 「そうだよ。キミに会いたがってる」 「ママは朝ご飯食べる時は元気だったのに」 「そういうことって急なんだよ」 「おじさんは誰」 「ママの友だちだよ」 「わたし、おじさんのこと知らない」 「そうだろうね。 キミが幼稚園に行っている間だけ、 ママとおじさんはお食事をしたり 遊んだりしてたから。 これからはママとおじさんとキミで暮らすんだ」 「パパはしっ

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            洗濯物がはためくのを、畳に寝転んでみてた。風鈴が夏音を運んできた。

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            無様でも美しく飛べ。

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            第32回しましま雲選手権

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