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長野県松本市に移住。吉田篤弘作品、食べ物の描写のある物語が好き。コーヒーにも引き寄せら…

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長野県松本市に移住。吉田篤弘作品、食べ物の描写のある物語が好き。コーヒーにも引き寄せられがちで、下手くそだけどハンドドリップでコーヒーを淹れることがこだわり。これまで、やりたいなと思っていたのに腰が重くて出来なかったことを一つずつやってみようと思う。

最近の記事

うれしいことも、かなしいことも、ひとの手の中でそれが形を変えただけ

そんなはずはない。 だって、それを誰も望んだわけじゃない。 ただ、「それ」と「それ」がすれ違って交わるだけだ。 そんなはずは、ない。 運命、だなんて。 流れていくものに名前をつけているだけ。 そんなことをしなくてもいいのに。 どうして、それを手の中に収めてしまうのだろう。 どうしてひとは、そうせずにいられないのだろう。 運命と。 「ただの」いろいろを、「運命の」ものに。 良くも、悪くも。 どんなものにも変わる。 ひとが、何でもないものに名前をつけて 喜び 憂い 抱きしめ

    • 【映画の言葉】歴史に残る偉業が成し遂げられたその日も、これまでと同じようなただの「ある一日」のようだった。しかし、物事が正しい方向へ進んでいる時は、得てしてそういうものだろう。 ※『ファンタスティックビースト ダンブルドアの秘密』より

      • 平日休んで本屋に行く

        それが、会社員として働いていた時の、わたしの一番贅沢な休日だった。 通常なら出勤日である平日に、一日ぽかりと有休を取る。 大多数が働いていて、日中、街を歩く人々が比較的少ない平日。 そこを勝手に、わたしの一存で、「おやすみ」にしてしまう。 そして、朝早くから本屋さんへ向かう。 大型書店がよい。 街で一番大きな本屋さん。 大体は早くとも朝10時にならないと開店しないので、途中でカフェに寄る。 朝早ければ、人気のカフェも空いていて座りやすいだろう。 うっかり長居しないように。

        • 【今日のこと】心に響いたワンシーン

          ハリーポッターの映画を一作目から続けて観るチャレンジ中だ。 時間のある内に、やりたかったが出来なかったことをやろう、ということである。 それが遊びであっても、だ。 初めてハリーポッターと賢者の石を映画館で観たのは中学生の頃で、魔法使いの物語に心を鷲掴みされたのをはっきりと覚えている。 映像の中の出来事なのに、それが本当にあることのようだった。 わたしたちが生活する世界のすぐそばに、こんな風に魔法使いたちが生きている。 それがまるで当たり前のように信じられる、素晴らしいファ

        うれしいことも、かなしいことも、ひとの手の中でそれが形を変えただけ

        • 【映画の言葉】歴史に残る偉業が成し遂げられたその日も、これまでと同じようなただの「ある一日」のようだった。しかし、物事が正しい方向へ進んでいる時は、得てしてそういうものだろう。 ※『ファンタスティックビースト ダンブルドアの秘密』より

        • 平日休んで本屋に行く

        • 【今日のこと】心に響いたワンシーン

          【今日のこと】最終的な満足度を高めるための服の買い方

          「新しい服を買う」のは、一番手っ取り早い「変身」 季節の変わり目には新しい服が欲しくなる。 いい大人になり、これまでにも数々の服を買ってきた。 「好きな服」の傾向は固まってきたと言える。 似たようなタイプ、自分にとって定番の色の服であっても、季節が変わって流行が動くと、気分転換にウインドウショッピングへ繰り出してしまう。  新しい服を着ると、一瞬で、一発で、気分がふわりと上昇する。 「素敵な自分」に「変わった」と錯覚する。 でも、本当にちゃんと「欲しい」服を買ったはず

          【今日のこと】最終的な満足度を高めるための服の買い方

          【今日のこと】部活動も社会人も演劇の一種だよなぁ

          今日は近所でラーメン祭りが開催され、催し物として地元の高校生書道部が書道パフォーマンスを披露してくれた。 パフォーマンス開始までの空き時間で、巨大な筆での試し書き体験をさせてもらえるとのこと。 ラーメンを食べに来た地元民たちの中で、墨汁の飛んだ袴姿の彼女らが、「体験してみませんか?」と初々しい声がけをしていた。 娘が人見知りしながらも「やってみたい」と言うので、体験させてもらうことに。 娘の身長ほどもある大筆と、黒々とした墨のバケツは大迫力だった。 パフォーマンス前は

          【今日のこと】部活動も社会人も演劇の一種だよなぁ

          後ろ向きなまま前を向く

          いま、この瞬間の自分自身に、ぐったり疲れてしまうことがある。 何の実績もない、他人に誇れる何かも持たない、ウェルビーイングはしんどくて、腹の中を渦巻くモヤモヤをポジティブになど到底変換できずに。 自己啓発や自己研鑽は、やっぱり明るい気持ちで元気のある時じゃないとできない。 現状の不甲斐なさや情けなさに疲れ切った心では、素直に「頑張ろう!」と自分を鼓舞することなどできない。 わたしは、いま、この時のわたしのまま、癒されたい。 大丈夫だと言ってほしい。 わたしに足りな

          後ろ向きなまま前を向く

          【読書感想文】空ばかり見ていた

          彼女の冬の読書①読書の風景 吉田篤弘さんの短編集「空ばかり見ていた」にある一遍、「彼女の冬の読書」。 手帳屋に勤めるエリアシと、その幼馴染のアヤトリの、ある冬の夜の物語。 アヤトリのように生きていくことに憧れている。 彼女の季節の乗りこなし方、読書への向き合い方が素晴らしい。 秋の終わりに好きなだけ本を買い込んで、冬眠状態にもぐりこむ。 この一節に強く心をつかまれた。 それが幸せだと感じたし、それだけでいいのだと思えた。 好きなだけ、好きなものを買い込んで、安心できる

          【読書感想文】空ばかり見ていた

          webライターの「記事」って具体的にどんなもののこと?

          「webライターになりたい!」と一念発起し、いざパソコンに向かうが、人生初の「フリーランス」という状況。 「そもそもこれって一体何なの?」と思うものが多すぎる。 そもそもの壁が行く手を阻み、立ち止まってしまう方も多いのではないだろうか。 もっとスマートに問題解決できる方が羨ましいが、 止まってしまうことが一番のリスクだと自身を奮い立たせて 「そもそもの壁」を突破していこう。 まずは、「記事」とは具体的に何?だ。 思うことや考えていることをつらつら書くことは苦ではないが

          webライターの「記事」って具体的にどんなもののこと?

          書くことがない日でもnoteを書く理由

          ご自由にお書きください。 と、下書きテキストにうっすらと浮かんでいた。 今日は書くことがない。 書くことがないのに、こうしてnoteを開いているのは ①毎日書くと決めたから。 ②ぼーっと文字を打ち込んでいても、なんとなく落ち着くから。 書くことはないけど、「ご自由にお書きください」だから、OKなのだ。 書くことがないけれど、頭の中を吐き出すために とにかくキーボードを触ってみる。 本当は、誰かにとって意味のある、 誰に見られても格好いい記事を書いて披露したい、 とい

          書くことがない日でもnoteを書く理由

          僕の右ポケットに しまってた思い出は やっぱりしまって歩くよ

          4月になると、大学一年生の寮生時代、同室の仲間達と一緒に聴いた歌を思い出す。 聴いた、どころか、自転車を漕ぎながら思い切り合唱までして。 田舎なのをいいことに、笑いながら大声で。 それは全然、春の歌ではないのだけど。 あれは、いずれ来るかもしれない別れを孕んだ曲だった。 来ないかもしれないけど、来るかもしれない別れ。 やっぱりいつか皆んな別々の道を歩き出す。 寮は一年限りで、二年生に上がるとわたし達が通うキャンパスはバラバラになる。 同室の仲間達とは、一年後にバラバ

          僕の右ポケットに しまってた思い出は やっぱりしまって歩くよ

          強くはないけれど、誰かと飲むお酒は楽しい!

          昨日、夜の11時から翌夜中の3時まで、大学時代の友人とLINEビデオ通話でリモート飲み会をしました。 お互い、家族が寝静まってからの乾杯(笑) わたしが転勤族だったため、コロナ前からちょくちょく開催されていた会です。 ただでさえフットワークが重い上、学校のような環境から離れ社会に出てしまうと、友達ってどうやって作ってたっけ…?と首をひねることもしばしば。 気心知れた仲間とのお酒は、いつになってもやっぱり楽しいです。 わたしは体質的に「飲めない」わけではありませんが、決して

          強くはないけれど、誰かと飲むお酒は楽しい!

          【今日のこと】心に響いた一節

          過去の日記を読み返すと、その時心に響いた言葉が書き込まれていて面白い。 時には走り書きで、時にはカラーペンで凝った装飾もつけたりして。 どれもきっと「未来の自分」に向けて残したいと思った言葉なのだろうと思う。 九星気学の本の中の一節で、今見ても勇気の涌く言葉がある。 ちょっとやってみただけでダメだと思い込むが、 私たちが本当にダメな状況に追い込まれることは、そうそうない 色々なことに挑戦中の身、初めてのことにはとにかく怖気づいてしまうわけだが、この言葉の通りである。

          【今日のこと】心に響いた一節

          【今日のこと】娘がくれる「無償の愛」

          毎日noteを書く、と決めたのだが、今日は投稿内容をひとつにまとめられず、こんな時間になってしまった。 布団の中の携帯で、この文章を打っている。 隣に娘がくっついて寝ている。 娘はこの春で小学二年生で、一年生のお手本として日々頑張っているようだ。 お姉さんぶるのが好きな彼女ではあるが、保育園時代より人間関係が複雑化し、悩みも増えた。 彼女はわたしの幼少期と随分違い、「いろんな友達といろんな遊びをしたい」「なるべくたくさんの友達と仲良くしたい」というタイプだった。 わた

          【今日のこと】娘がくれる「無償の愛」

          駆け出しwebライター|これって必要なの?

          本当に、本当に何も分かっていない状態から「webライターになりたい」と思ったときに、少しインターネットで調べれば出てくる「webライターに必須の○○!」。 結局何が必要なの?何をすれば正解なの? と思考の袋小路にはまったため、整理整頓しておきます。 完全に「わたし目線」です。 そもそもの武器 ■パソコン ■案件受注のためのメールアドレス、パソコンで使用 ■報酬受け取りのための銀行口座 必要なもの=欲しいもの ■資格:自分の得意分野、もしくはライターとしての基礎力の

          駆け出しwebライター|これって必要なの?

          インターネットの世界にも「人見知り」はあるのです。

          顔が見えない、直接会話しなくていい、それが気楽さでもあるけれど、じゃあ、だから誰もがスムーズなコミュニケーションを取れるのか?というとそうではない。 ネットの世界にも「人見知り」はある。 ネットにも「声をかける」や「話を繋ぐ」のようなコミュニケーションスキルが必要で、それはネットの匿名性など関係なく不可欠な能力なのだ。 この文章好きだなぁ、とか、この考え方すてきだなぁ、みたいに湧き上がるものを、本当はご本人に向けて伝えたい…! でもどうやってその「最初の一声」をかけれ

          インターネットの世界にも「人見知り」はあるのです。