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コーヒー屋で働いています。仕事にまつわる日々の思い、男子2人との日常、読んだ本について…

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コーヒー屋で働いています。仕事にまつわる日々の思い、男子2人との日常、読んだ本についても記録しています。 日々書くことは、日々考えること、よく生きること。 なんでもない日のことばかり。

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書き留めたい、と思うことがありますように。

今日はずる休みした。 次男のサッカーの夜練。 彼が、じゃなくて、私が行きたくなくて。 仕事から帰って慌ててごはんを準備するのも、夜寝るのが遅くなるのも、いろいろ親同士で話したりするのも、もう慣れてはいるのだけれど。 でも今日は休もう…いつも当たり前のようにやっているけれど、今日はやりたくない、と朝思った。 次男は、行きたくないと言い出すことは全くないけれど、休みでもいい?という私に、いいよ、と即答してくれる。 そして今、心おだやかな夜を手に入れている。 今日のことを、

    • いつもただ、次のことだけを。

      視界の奥に、霧のかかった朝だった。 緑は濃くて空気はひんやりとして、山の中みたいだな、と思う。 日が昇りきって、なんだか今日はさわやかな水色だなと思ったら、やはり梅雨明け宣言出ましたね! 先日の3連休が過酷すぎて、ひたすら早く寝ること3日(昨日は昼寝つき)、ようやく今日は身体がしゃっきりした。 と思ったら、もう週末だけど。 早朝出勤だったので、今日は終わってさっさと家に帰る。 子どもたちは家にいなかったので、4時半くらいからひとりでのんびりカレーを作る。 久々にポッドキャ

      • その瞬間があるから。

        1/3、終了したね。 母たちのつぶやき。 今日も暑かった、よくやった。 見て、柴犬みたいな色! 次男が自分の腕を見て言う。 つまり日焼けのあと、白い部分と茶色い部分がある、ということらしい。 でも、ちょっとこんがり焦げすぎだねぇ、柴犬はもっとお揚げさんみたいなきつね色だよ、と私。 今日次男は、ひとつ上のカテゴリー、つまり6年生のチームに入って試合に参加していた。 6年生のみんなが、久しぶりにいっしょにやる次男にじゃれついているのを見て、うれしくなる。 お母さんたちが、

        • 存在そのものの、尊さよ。

          ひまわりが咲いている。 本気で咲いている、たくさん、え、もう? はい、もうそんな時期でした。 今日は久々に家中掃除したあと、資料をかかえて外に出た。 仕事じゃないけど、自分の働く店へ行く。 場所だ、集中する場所が必要だ、家ではない。 こういうとき、田舎はすごく困る。 周りを気にせず集中できるチェーン店のカフェが圧倒的に少ないのだ、というか、ない。 私が働くチェーンのコーヒー屋は、それでもそれなりにあちこちにあるのだけれど、必ず顔の知れたスタッフがいるし、お客さんにも会う

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        書き留めたい、と思うことがありますように。

          ジャムは、のんびりと…

          昨日の今日の、で。 いや昨日の朝の夜の、で。(なんのこっちゃ) もう私のキャパシティ、なみなみゴボゴボで、ダメだった。 憂鬱な案件についての長電話と、帰りが遅くて仕事しかしない夫と、翌日の宿泊学習の準備を一切しようとしない長男。 そして、夜に放り出された二人分のプール道具に、そのまま明日も持ってけどうせ濡れるし!と手もつけずに寝た。 朝目が覚めても最悪な気分で、今からプール道具洗おうか宿泊の準備に付き合おうか、と迷いながらもイライラして、起き上がらなかった。 仕事だった

          ジャムは、のんびりと…

          反比例する日々の。

          夏が着実に進んでいる。 私の頭の中の混沌と心の澱のようなものも、渦巻き積もっていくのを感じている。 朝のラジオで、もうすぐ子どもの夏休み、地獄の1ヶ月が始まります、という投稿が読まれていて、あぁぁ…と少し救われる気がした。 私の場合、直接夏休みとは関係ないけれど、この時期に様々なものが重なっていて、とにかく乗り越えるのだ、乗り越えるのだ、と唱えている。 楽しもう、なんて考えたり口にしてみたりもするけれど、からっぽに響く、だって無理だもん。(言っちゃった。) でも、この1

          反比例する日々の。

          小さくても、絶対的なもの。

          ノウゼンカズラが、いつのまにか咲いている。 光を発しているような鮮やかなオレンジが、ふわふわとたくさん。 思わず立ち止まって見とれる。 なぜかわからないけど、うらやましくて、眩しい。 ほかにもきれいな花はたくさんあるのに、ね。 今日の最高気温は、34℃だったって。 取り組まなくてはならない用事がいろいろ迫っていて、でも拒否反応のようになかなか手がつかなくて、あぁだからだめなんだ私は…仕事が遅い!と自分にダメ出し、自分でへこむ。 ここ数日、ずっとこんな感じ。 まずは、心よ

          小さくても、絶対的なもの。

          趣味宣言、ふたたび。

          お裁縫教室、やってます。 玉止めおしえて、と言い出した次男との約束を、一昨日の夜に実行する。 あぶなっかしい手つき、真剣な眼差し。 そうだ左利きだ君は、全部逆だもんね、と私も少し考えながらいつもと反対の手を使って教える。 できた、 と満足そうな顔で何度か玉止めを作ってた。 玉止めができないと始まらない、らしい。 で、いざ今日。 帰ってきて、玉止め完璧だったよ、今日はボタンつけ教えて、とのこと。 ボタンの穴に糸を通したあと、根元にぐるぐる糸を回すのがよくわからなかったみた

          趣味宣言、ふたたび。

          ありがとう、あたたかなものたち。

          今は雨。 ごちゃごちゃした週末の終わり、6月の終わり、最後は雨で。 やっぱり雨の日のアジサイはいいな、あちこちの庭先でどんどんアジサイが色を広げている。 これからが見頃なのに、今年はもう、アジサイ見に行こうって言えない。 そう、ごちゃごちゃした週末だった。 昨日は土曜参観で、そのあと次男のサッカーの練習を休んで、みんなでサッカーを観に行った。 男3人で行けばいいじゃん、って言ったのに、こんなときだけなぜか夫がいっしょに行こうよ、と言うもんだから、じゃあ行くか、と覚悟を

          ありがとう、あたたかなものたち。

          どん ぴしゃり、新しい景色。

          雨です。 窓から見えるのはしっとり濡れた濃い緑。 手のひらくらいに大きく咲いた、紫のエキナセアがこっちを見てる。 昨日の夕方のほんのすきまの時間に、せっせと花の終わりかけたラベンダーを新芽の上で切って、収集つかなくなったセージをすかして刈り込んで風通しよくし、雨の季節にそなえた。 * 昨日今日と朝早くに家を出て、バレー部の地区大会の応援に行く。 長男は1年で応援のみだけれど、強いと言われる3年生のバレーを一度見てみたくて、ようやくタイミング合って行けることになったのだ

          どん ぴしゃり、新しい景色。

          言葉を知ると、見えるもの。

          今日は朝から雨が降っていて。 家族みな、なんだかリズムの狂う朝だった。 長男は急に頭痛を訴え、でもいつもどおり家を出て行く。 夫はゴミ出しを忘れそうになり、次男に関しては忘れものを思い出して一度家に取りに戻るも、再び行ったあとには、国語の教科書が置いてけぼりになっていた。 私はというと、めったにない中途半端に遅い時間の出勤で、時間配分がおかしい…。 せっかくの朝の余剰の時間、何かやらなきゃと思いながらも、しばらくぼんやりと窓の外に降る雨を見ていた。 午後、梅雨入りのニュ

          言葉を知ると、見えるもの。

          のびんとす、詩の言葉を心に。

          今日か昨日か… なんだか景色が違う、と思ったら、いつのまにか近所の麦が全部刈りとられていた。 金色になった麦畑が音を立てていたのは、このまえの日曜日、図書館までの道のりだ。 あの乾いたサラサラというささやきのような音が好きで、止まって耳を傾けたくなる。 でも、もうなくなってしまった。 明日はもう夏至だものねぇ。 梅雨はいったいどこに…。 麦が刈りとられたあとの畑には、きっと大豆が植えられ、あっというまにもくもくと濃い緑の海になるだろな。 緑といえば… 最近、お気に入

          のびんとす、詩の言葉を心に。

          水曜日、小さな旅のような。

          不思議な1日だった。 小さな旅に出たような、珍しい水曜日の休日。 ここのところ、ひたすら睡眠だけを頼りにしてやってきたけれど、ちょうどずっと行きたくて行けていなかった友人の店に行ける、と思った。(水曜日しか会えないから。) 久しぶりに、1時間弱電車にゆられて。 ガラガラの普通列車は自分だけの空間のようで、ただぼんやりと外の景色を眺めて、それだけで私には非日常な時間。 青い空、鮮やかな緑。 住宅街、ぶどう畑、りんご畑、湖。 駅に着いて、約束の時間まで少しあったので、歩いて

          水曜日、小さな旅のような。

          そんな時期も、ある。

          朝目が覚めたら、開けた窓からひんやりとした空気が流れてきて、ぱらぱらと雨の音も聞こえ始めた。 そこからまた眠りに落ちたらしく、昨日8時に寝室にきてから、実に10時間くらい寝ていた。 次に起きたら、雨の気配はどこにもなく、まぶしかった。 睡眠って、すごいな。 最近、そんなあたりまえのことを実感している。 実感できているということは、健やかなんだろうな。 夜になると、もう余力ゼロなのだ。 暑いだけで、ずいぶん体力と気力を奪われる。 昨日は早起きに始まり夕方まで外、のコース

          そんな時期も、ある。

          なんにもないところに、あるもの。

          朝5時に起きて、オムライスを作っている。 今日のお昼前に宿泊学習から帰ってくる次男、彼のお昼ごはんが必要だということを、昨日寝る前に思い出したのだ。 鶏肉がなかったので、冷凍していた小さな豚肉のかたまりをコロコロにして、ポークケチャップライスにしたよ。 そう、昨日の夕方に、ゲリラ雷雨! ちょうど仕事を終えた頃に、雹が降ってるのかと思うような大粒の激しい雨と、空を分かつ見事な稲光。 あーあ…と彼らがいるであろう山の上を見て心配していたら、案の定、雷のためキャンプファイヤー

          なんにもないところに、あるもの。

          贈るよろこび。

          急に夏で、びっくりする。 明るい緑と青とくっきりとした影とで、コントラストの強さに、朝からもうクラクラしそうな。 何もかもが鮮やかな光を放っているようで、目に飛び込んでくる情報量が多い… すでにワントーンの冬の景色を恋しく思うのは、贅沢でしょうか。 明日から次男は標高2,000m、高原での宿泊学習なので、気温が上がってなにより。 今日は、そのキャンプの持ち物の準備をしていた。(前日になって慌てる母は、いつものこと…) あれを探して、これを揃えて、階段を上がったり下りたり

          贈るよろこび。