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その瞬間があるから。


1/3、終了したね。
母たちのつぶやき。
今日も暑かった、よくやった。

見て、柴犬みたいな色!
次男が自分の腕を見て言う。

つまり日焼けのあと、白い部分と茶色い部分がある、ということらしい。
でも、ちょっとこんがり焦げすぎだねぇ、柴犬はもっとお揚げさんみたいなきつね色だよ、と私。


今日次男は、ひとつ上のカテゴリー、つまり6年生のチームに入って試合に参加していた。


6年生のみんなが、久しぶりにいっしょにやる次男にじゃれついているのを見て、うれしくなる。
お母さんたちが、久しぶりですねうれしいです、と朝行くと私に言ってくれて、じん、ときた。(顔はしょっちゅう合わせている。)

キャプテンは、去年長男がメッセージを書いて託したキャプテンマークをつけていて、なんだかそれを見て、さらにじーんとした。

できあがったばかりの真新しいユニフォームに身を包んだみんなは、最高にかっこよくて。
大好きなチーム、そんな日に呼んでもらって、こんなうれしいことはない。

どんなに過酷で憂鬱でも、こんな瞬間に立ち会えるから、やっていけるのだ。
結局はすべて、そういうことだなぁ。



夕方帰って、もう今日の晩ごはんはそうめんでいいや、あとはかぼちゃを炊いて、だし巻きたまご焼いて、きゅうりの浅漬け、と決めて少しうとうと。

ずっと本も読んでなかったけれど、明日までに返さないといけない図書館の本があったので、読む。
昨日と今日とでなんとか読み切った。
青木海青子さんの「不完全な司書」。


内容ももちろんよかったけれど、私はその中にちらと出てきた、神戸の海文堂書店に、あ、と気持ちを持っていかれていた。


大学のとき、暇さえあれば歩いて行っていた、あの本屋さんだ。
知らなかった、もう10年も前になくなっていただなんて。

1日限りのアルバイトにも参加したことがあったっけ。
大学のとき、その隣のケーキ屋さんでバイトもしてたなぁ、とするするとたくさんの懐かしい光景が浮かんできて、記憶のキラキラにしばし浸った。



さ、明日は2/3。
さあ明日はどんな日。
かかってこーい。

おやすみなさい。






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