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趣味宣言、ふたたび。


お裁縫教室、やってます。

玉止めおしえて、と言い出した次男との約束を、一昨日の夜に実行する。
あぶなっかしい手つき、真剣な眼差し。
そうだ左利きだ君は、全部逆だもんね、と私も少し考えながらいつもと反対の手を使って教える。

できた、
と満足そうな顔で何度か玉止めを作ってた。
玉止めができないと始まらない、らしい。


で、いざ今日。
帰ってきて、玉止め完璧だったよ、今日はボタンつけ教えて、とのこと。
ボタンの穴に糸を通したあと、根元にぐるぐる糸を回すのがよくわからなかったみたい、理解すると何度もつけては外して、と練習してまた満足していた。



偶然おなじ色。


ちなみに私は、最近少しの時間を見つけては、こぎん刺しをしている。

刺繍に挫折、編み物に挫折。
もくもくと手を動かすこと、その結果何かができあがること、そんな趣味を求めてこの数年手を出してみるも、続かなかった…。


やりたい、というくせに、面倒くさがりやなのだ。
工程が複雑なもの、想像力を要するもの、材料、道具がいろいろ必要なもの……
それこそ糸の運び順やら、糸の継ぎ足しやら、ちょっとそれどうなってんのどうやるの、ということを面倒くさがってしまうから、だめなのだ。


そんな私が、今年になって目をつけていたのが、刺し子だった。
趣味はこぎん刺しです、にしよう。
(数年前も、趣味は刺繍です、にしようと言ってたことは忘れよう。)

それ用の布と糸と針、あと「はじめてのこぎん刺し」の本を揃えたのが、えーっと…2ヶ月くらい前だったかしら、確か。


そしてようやく最近、今こそ!と開封して、ちくちく始めてみた次第であります。

よい。
よいかもしれない。


正確に見本の図面どおり刺しさえすれば、徐々に徐々に、織物のように美しく模様ができあがっていくのだ。
ただシンプルに、もくもくと、でも慣れたらすごいのできるかも、という希望も持てるこの規則正しさが、私の求めていたもの。(…かもしれない。またすぐに飽きる可能性も否定できない。)


ちょっとの時間にちょっとだけ、集中できる。
無駄にスマホ見るなら、針を持て、だ。



果たして、新しい趣味なるか…!?





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