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コーヒー屋で働いています。仕事にまつわる日々の思い、男子2人との日常、読んだ本について…

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コーヒー屋で働いています。仕事にまつわる日々の思い、男子2人との日常、読んだ本についても記録しています。 日々書くことは、日々考えること、よく生きること。 なんでもない日のことばかり。

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書き留めたい、と思うことがありますように。

今日はずる休みした。 次男のサッカーの夜練。 彼が、じゃなくて、私が行きたくなくて。 仕事から帰って慌ててごはんを準備するのも、夜寝るのが遅くなるのも、いろいろ…

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3週間前
57

いつもただ、次のことだけを。

視界の奥に、霧のかかった朝だった。 緑は濃くて空気はひんやりとして、山の中みたいだな、と思う。 日が昇りきって、なんだか今日はさわやかな水色だなと思ったら、やはり…

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3日前
48

その瞬間があるから。

1/3、終了したね。 母たちのつぶやき。 今日も暑かった、よくやった。 見て、柴犬みたいな色! 次男が自分の腕を見て言う。 つまり日焼けのあと、白い部分と茶色い部分が…

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8日前
44

存在そのものの、尊さよ。

ひまわりが咲いている。 本気で咲いている、たくさん、え、もう? はい、もうそんな時期でした。 今日は久々に家中掃除したあと、資料をかかえて外に出た。 仕事じゃない…

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9日前
47

ジャムは、のんびりと…

昨日の今日の、で。 いや昨日の朝の夜の、で。(なんのこっちゃ) もう私のキャパシティ、なみなみゴボゴボで、ダメだった。 憂鬱な案件についての長電話と、帰りが遅くて仕…

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10日前
49

反比例する日々の。

夏が着実に進んでいる。 私の頭の中の混沌と心の澱のようなものも、渦巻き積もっていくのを感じている。 朝のラジオで、もうすぐ子どもの夏休み、地獄の1ヶ月が始まります…

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12日前
46

小さくても、絶対的なもの。

ノウゼンカズラが、いつのまにか咲いている。 光を発しているような鮮やかなオレンジが、ふわふわとたくさん。 思わず立ち止まって見とれる。 なぜかわからないけど、うら…

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2週間前
47

趣味宣言、ふたたび。

お裁縫教室、やってます。 玉止めおしえて、と言い出した次男との約束を、一昨日の夜に実行する。 あぶなっかしい手つき、真剣な眼差し。 そうだ左利きだ君は、全部逆だも…

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2週間前
55

ありがとう、あたたかなものたち。

今は雨。 ごちゃごちゃした週末の終わり、6月の終わり、最後は雨で。 やっぱり雨の日のアジサイはいいな、あちこちの庭先でどんどんアジサイが色を広げている。 これから…

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3週間前
41

どん ぴしゃり、新しい景色。

雨です。 窓から見えるのはしっとり濡れた濃い緑。 手のひらくらいに大きく咲いた、紫のエキナセアがこっちを見てる。 昨日の夕方のほんのすきまの時間に、せっせと花の…

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4週間前
49

言葉を知ると、見えるもの。

今日は朝から雨が降っていて。 家族みな、なんだかリズムの狂う朝だった。 長男は急に頭痛を訴え、でもいつもどおり家を出て行く。 夫はゴミ出しを忘れそうになり、次男に…

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1か月前
66

のびんとす、詩の言葉を心に。

今日か昨日か… なんだか景色が違う、と思ったら、いつのまにか近所の麦が全部刈りとられていた。 金色になった麦畑が音を立てていたのは、このまえの日曜日、図書館まで…

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1か月前
63

水曜日、小さな旅のような。

不思議な1日だった。 小さな旅に出たような、珍しい水曜日の休日。 ここのところ、ひたすら睡眠だけを頼りにしてやってきたけれど、ちょうどずっと行きたくて行けていな…

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1か月前
86

そんな時期も、ある。

朝目が覚めたら、開けた窓からひんやりとした空気が流れてきて、ぱらぱらと雨の音も聞こえ始めた。 そこからまた眠りに落ちたらしく、昨日8時に寝室にきてから、実に10時…

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1か月前
48

なんにもないところに、あるもの。

朝5時に起きて、オムライスを作っている。 今日のお昼前に宿泊学習から帰ってくる次男、彼のお昼ごはんが必要だということを、昨日寝る前に思い出したのだ。 鶏肉がなかっ…

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1か月前
62

贈るよろこび。

急に夏で、びっくりする。 明るい緑と青とくっきりとした影とで、コントラストの強さに、朝からもうクラクラしそうな。 何もかもが鮮やかな光を放っているようで、目に飛…

enaco
1か月前
58
書き留めたい、と思うことがありますように。

書き留めたい、と思うことがありますように。

今日はずる休みした。

次男のサッカーの夜練。
彼が、じゃなくて、私が行きたくなくて。

仕事から帰って慌ててごはんを準備するのも、夜寝るのが遅くなるのも、いろいろ親同士で話したりするのも、もう慣れてはいるのだけれど。
でも今日は休もう…いつも当たり前のようにやっているけれど、今日はやりたくない、と朝思った。

次男は、行きたくないと言い出すことは全くないけれど、休みでもいい?という私に、いいよ、

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いつもただ、次のことだけを。

いつもただ、次のことだけを。

視界の奥に、霧のかかった朝だった。
緑は濃くて空気はひんやりとして、山の中みたいだな、と思う。
日が昇りきって、なんだか今日はさわやかな水色だなと思ったら、やはり梅雨明け宣言出ましたね!

先日の3連休が過酷すぎて、ひたすら早く寝ること3日(昨日は昼寝つき)、ようやく今日は身体がしゃっきりした。
と思ったら、もう週末だけど。

早朝出勤だったので、今日は終わってさっさと家に帰る。
子どもたちは家に

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その瞬間があるから。

その瞬間があるから。

1/3、終了したね。
母たちのつぶやき。
今日も暑かった、よくやった。

見て、柴犬みたいな色!
次男が自分の腕を見て言う。

つまり日焼けのあと、白い部分と茶色い部分がある、ということらしい。
でも、ちょっとこんがり焦げすぎだねぇ、柴犬はもっとお揚げさんみたいなきつね色だよ、と私。

今日次男は、ひとつ上のカテゴリー、つまり6年生のチームに入って試合に参加していた。

6年生のみんなが、久しぶり

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存在そのものの、尊さよ。

存在そのものの、尊さよ。

ひまわりが咲いている。
本気で咲いている、たくさん、え、もう?
はい、もうそんな時期でした。

今日は久々に家中掃除したあと、資料をかかえて外に出た。
仕事じゃないけど、自分の働く店へ行く。
場所だ、集中する場所が必要だ、家ではない。

こういうとき、田舎はすごく困る。
周りを気にせず集中できるチェーン店のカフェが圧倒的に少ないのだ、というか、ない。

私が働くチェーンのコーヒー屋は、それでもそれ

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ジャムは、のんびりと…

ジャムは、のんびりと…

昨日の今日の、で。
いや昨日の朝の夜の、で。(なんのこっちゃ)
もう私のキャパシティ、なみなみゴボゴボで、ダメだった。

憂鬱な案件についての長電話と、帰りが遅くて仕事しかしない夫と、翌日の宿泊学習の準備を一切しようとしない長男。
そして、夜に放り出された二人分のプール道具に、そのまま明日も持ってけどうせ濡れるし!と手もつけずに寝た。

朝目が覚めても最悪な気分で、今からプール道具洗おうか宿泊の準

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反比例する日々の。

反比例する日々の。

夏が着実に進んでいる。
私の頭の中の混沌と心の澱のようなものも、渦巻き積もっていくのを感じている。

朝のラジオで、もうすぐ子どもの夏休み、地獄の1ヶ月が始まります、という投稿が読まれていて、あぁぁ…と少し救われる気がした。

私の場合、直接夏休みとは関係ないけれど、この時期に様々なものが重なっていて、とにかく乗り越えるのだ、乗り越えるのだ、と唱えている。
楽しもう、なんて考えたり口にしてみたりも

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小さくても、絶対的なもの。

小さくても、絶対的なもの。

ノウゼンカズラが、いつのまにか咲いている。

光を発しているような鮮やかなオレンジが、ふわふわとたくさん。
思わず立ち止まって見とれる。
なぜかわからないけど、うらやましくて、眩しい。
ほかにもきれいな花はたくさんあるのに、ね。
今日の最高気温は、34℃だったって。

取り組まなくてはならない用事がいろいろ迫っていて、でも拒否反応のようになかなか手がつかなくて、あぁだからだめなんだ私は…仕事が遅い

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趣味宣言、ふたたび。

趣味宣言、ふたたび。

お裁縫教室、やってます。

玉止めおしえて、と言い出した次男との約束を、一昨日の夜に実行する。
あぶなっかしい手つき、真剣な眼差し。
そうだ左利きだ君は、全部逆だもんね、と私も少し考えながらいつもと反対の手を使って教える。

できた、
と満足そうな顔で何度か玉止めを作ってた。
玉止めができないと始まらない、らしい。

で、いざ今日。
帰ってきて、玉止め完璧だったよ、今日はボタンつけ教えて、とのこと

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ありがとう、あたたかなものたち。

ありがとう、あたたかなものたち。

今は雨。
ごちゃごちゃした週末の終わり、6月の終わり、最後は雨で。

やっぱり雨の日のアジサイはいいな、あちこちの庭先でどんどんアジサイが色を広げている。
これからが見頃なのに、今年はもう、アジサイ見に行こうって言えない。

そう、ごちゃごちゃした週末だった。

昨日は土曜参観で、そのあと次男のサッカーの練習を休んで、みんなでサッカーを観に行った。

男3人で行けばいいじゃん、って言ったのに、こん

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どん ぴしゃり、新しい景色。

どん ぴしゃり、新しい景色。

雨です。

窓から見えるのはしっとり濡れた濃い緑。
手のひらくらいに大きく咲いた、紫のエキナセアがこっちを見てる。

昨日の夕方のほんのすきまの時間に、せっせと花の終わりかけたラベンダーを新芽の上で切って、収集つかなくなったセージをすかして刈り込んで風通しよくし、雨の季節にそなえた。



昨日今日と朝早くに家を出て、バレー部の地区大会の応援に行く。
長男は1年で応援のみだけれど、強いと言われる

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言葉を知ると、見えるもの。

言葉を知ると、見えるもの。

今日は朝から雨が降っていて。
家族みな、なんだかリズムの狂う朝だった。

長男は急に頭痛を訴え、でもいつもどおり家を出て行く。
夫はゴミ出しを忘れそうになり、次男に関しては忘れものを思い出して一度家に取りに戻るも、再び行ったあとには、国語の教科書が置いてけぼりになっていた。

私はというと、めったにない中途半端に遅い時間の出勤で、時間配分がおかしい…。
せっかくの朝の余剰の時間、何かやらなきゃと思

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のびんとす、詩の言葉を心に。

のびんとす、詩の言葉を心に。

今日か昨日か…
なんだか景色が違う、と思ったら、いつのまにか近所の麦が全部刈りとられていた。

金色になった麦畑が音を立てていたのは、このまえの日曜日、図書館までの道のりだ。
あの乾いたサラサラというささやきのような音が好きで、止まって耳を傾けたくなる。

でも、もうなくなってしまった。
明日はもう夏至だものねぇ。
梅雨はいったいどこに…。

麦が刈りとられたあとの畑には、きっと大豆が植えられ、あ

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水曜日、小さな旅のような。

水曜日、小さな旅のような。

不思議な1日だった。
小さな旅に出たような、珍しい水曜日の休日。

ここのところ、ひたすら睡眠だけを頼りにしてやってきたけれど、ちょうどずっと行きたくて行けていなかった友人の店に行ける、と思った。(水曜日しか会えないから。)

久しぶりに、1時間弱電車にゆられて。
ガラガラの普通列車は自分だけの空間のようで、ただぼんやりと外の景色を眺めて、それだけで私には非日常な時間。
青い空、鮮やかな緑。
住宅

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そんな時期も、ある。

そんな時期も、ある。

朝目が覚めたら、開けた窓からひんやりとした空気が流れてきて、ぱらぱらと雨の音も聞こえ始めた。

そこからまた眠りに落ちたらしく、昨日8時に寝室にきてから、実に10時間くらい寝ていた。
次に起きたら、雨の気配はどこにもなく、まぶしかった。

睡眠って、すごいな。
最近、そんなあたりまえのことを実感している。
実感できているということは、健やかなんだろうな。

夜になると、もう余力ゼロなのだ。

暑い

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なんにもないところに、あるもの。

なんにもないところに、あるもの。

朝5時に起きて、オムライスを作っている。

今日のお昼前に宿泊学習から帰ってくる次男、彼のお昼ごはんが必要だということを、昨日寝る前に思い出したのだ。
鶏肉がなかったので、冷凍していた小さな豚肉のかたまりをコロコロにして、ポークケチャップライスにしたよ。

そう、昨日の夕方に、ゲリラ雷雨!

ちょうど仕事を終えた頃に、雹が降ってるのかと思うような大粒の激しい雨と、空を分かつ見事な稲光。
あーあ…と

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贈るよろこび。

贈るよろこび。

急に夏で、びっくりする。

明るい緑と青とくっきりとした影とで、コントラストの強さに、朝からもうクラクラしそうな。

何もかもが鮮やかな光を放っているようで、目に飛び込んでくる情報量が多い…
すでにワントーンの冬の景色を恋しく思うのは、贅沢でしょうか。

明日から次男は標高2,000m、高原での宿泊学習なので、気温が上がってなにより。
今日は、そのキャンプの持ち物の準備をしていた。(前日になって慌

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