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『一人ひとりの子どもたちのよりよい学び』をともに探りながら、一人ひとりの子どもたちが『…

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『一人ひとりの子どもたちのよりよい学び』をともに探りながら、一人ひとりの子どもたちが『学ぶことのよさを実感する』過程を支えられるように日々試行錯誤しています。 小学校教員

最近の記事

Vol.171 『STEP UP 全学年対応社会科授業アイデア』

 この本で4年生と5年生での実践を書きました。 「子どもとつくる」というところを大切にしているメンバーで執筆しています。  「子どもとつくる」を本当に大切にすることって目指すところはシンプルなところなんですけど、実際に教師としてどんな働きかけができるのかとか、しなくてもいいことをしてしまってはいないかと見つめたりとか、大変なところはたくさんあります。  僕は、この本を書く過程でひとりの子の学びを中心に書く内容を整理していきました。なので、実際に本を読んでいただくと、その

    • Vol.170 『庭のかたちが生まれるとき』

       ちょっとずつ読み進めていたので、さっき読み終えました。  職人さんの見ている世界っておもしろいです。すごいな、と思いますが、自然な感じなんですよね。  かっこつけるような感じではなく、良さを見せようとする感じではなく、「あってないような」というところがおもしろかったです。  今回、読みながら考えていたことは、結局「教育」という場でも大切なことは重なってくるなということです。 よく見るということ 不自然ではなく、そこにあるという自然さを 作り手(庭師)としての役割

      • Vol.169 『授業技術 3年・4年』

         こちらの2冊の本の国語を執筆させていただきました。  これら2冊の本を書く過程で「授業技術」「要所」「難所」をあらためて考えることができました。さらには、伝えたいことや書きたいこと、伝えなくてはいけないこと、書かなければいけないことについても、検討しながら書き進めてきました。  いつも自分自身が大事にしているのは、この1時間でなんとかしようとしないということです。1時間で完璧を求めてしまうと無理が出てきてしまいます。だからこそ、 これまでの学びや経験とのつながりを意識

        • Vol.168 『コレクティブ・エフィカシー』②

           今日は、この本の読書会をしました。読書会をするときにも「コレクティブ・エフィカシー」が大切になってきますね。大人の学び、学ぶ時だけではなく、人として大切にしたいスキルです。  この本には、「私スキル」と「私たちスキル」が整理されています。だからこそ、 これは意識して取り組んでいたな これは全く考えていなかったな と、「やっている」「やっていない」「意識している」「意識していない」を整理するきっかけになりました。  ただ、大きくこの本の内容を捉えた時には、今の自分が

        Vol.171 『STEP UP 全学年対応社会科授業アイデア』

          Vol.167 『たりない2人の教育論』

           先日、この本が届きました。樋口先生の本も若松先生の本も出版されるたびに必ず読んでいます。  今回のこの本も、前に読んだ 『これからの「学び」の話をしよう』に似たような読みができました。『これからの「学び」の話をしよう』では3人の先生方の間に自分を置いて読む感じがありました。 僕はこのことについてどう思うかな? いや、こういう考え方もできるけど自分は… といった感じです。ただ、今回の『たりない2人の教育論』では、樋口先生と若松先生の話を聴いている感覚でした。 樋口

          Vol.167 『たりない2人の教育論』

          Vol.166 『コレクティブ・エフィカシー』

          2月に入ってからずっとこの本を読んでいました。前に 『フィードバック』の本も読みました。  今回の『コレクティブ・エフィカシー』の本も『フィードバック』の本も自分の中で曖昧にしている教師の働きかけを言語化し可視化されているところがおもしろいです。  『フィードバック』の本を読んだ時に感じたことは、「普段やっていることだけど、これだけ意識しながらできていたかな?」と立ち止まるきっかけをいただきました。あと、自分にはなかった選択肢が示されていて、「他にもたくさん教師としての

          Vol.166 『コレクティブ・エフィカシー』

          Vol.165 嶋野先生からいただいた言葉

           教師1年目のときから毎年嶋野先生とかかわる機会をいただいてきました。学生時代ちゃんと本を読んでこなかったので、むしろ良かったのかもしれませんが、ありのままの嶋野先生と出会うことができました。「素敵な方だなぁ」と、あたたかさのようなものを感じたことを覚えています。  出会って、授業を見ていただき、ご助言をいただく、ということを通してもっと嶋野先生の考えを知りたいと思い、本を読ませていただくようになりました。そこで出会ったたくさんの言葉が今の自分をつくっています。  1年前

          Vol.165 嶋野先生からいただいた言葉

          Vol.163 1日で終わらせようとしない

           冬になると、どうしても朝起きるのがしんどいですし、起きてからもシャキッと目覚められないです。それに、この時期は仕事としてもやることがたくさんあるので心の中でモヤモヤを溜め続けている感じがあります。  平日の間はスッキリ今日はやることはないぞ!という日なんてないですね。常にやらなければならないことが付き纏っています。それにまた急になにかがくっついてくることもあります。「なにか一つに没頭する」なんて機会、この時期にはまずないです。  ですが、結局、一つ一つ終わらせていくしか

          Vol.163 1日で終わらせようとしない

          Vol.162 授業の見方

           先週末にタグラグビーの授業を見ました。自分が事前授業をしたということもあったので、みる視点が自分の中ではっきりしていました。 子どもたちはなにを試行錯誤しているのか? 子どもたちが常に意識しているのはどこか?(相手なのか?自分たちなのか?) 教師の働きかけが学びをよりよくしているのか?子どもたちのために働きかけているのか?阻害していないか? このあたりを中心にみていました。  とにかく一人ひとりの言葉や視線、行動、表情をたくさん見取ることを大切にしました。まずは「

          Vol.162 授業の見方

          Vol.161 『庭のかたちが生まれるとき』

           本屋さんでたまたま手に取って読んでみたらおもしろかったので読み始めました。前に読んでいた 『木のいのち 木のこころ』と重なるところがありそうです。あと、前に枡野俊明先生がされていることに興味をもったこともこの本を手に取ったきっかけにつながります。  もうすでにそこにあるものがどうやって生まれるのかって興味深いです。知りたくなります。少しずつ読み進めてみます。

          Vol.161 『庭のかたちが生まれるとき』

          Vol.160 どの教科でも

           今は、体育のタグラグビーについて校内研究を進めています。来週は事前授業をするので、今週も先週も少しずつ取り組んできました。  事前授業に向けて何度か授業を進めていくにつれて、あらためてどの教科でも大切にしないといけないことは重なってくるなぁと思うようになってきました。 子どもたちの試行錯誤が生まれるのはどこなのか? その試行錯誤の機会を奪っていないか? 教師の働きかけが子どもたちの試行錯誤を邪魔していないか? と、考えていました。先日、国語の公開授業をみたときにも

          Vol.160 どの教科でも

          Vol.159 『木のいのち 木のこころ』

           ずっと読みたいと思っていたのですが、時間をかけて読むことができなかったのでそのままになってしまっていた本のひとつに『木のいのち 木のこころ』があります。  冬休みの終わりかけのころから読み始めて、いま読み終わりました。最後には糸井重里さんも出てきたのでびっくりしました。  この本は今まで読んできた本とは書きぶりがちがっていて、塩野さんが聴いた言葉をもとに書かれた本です。なので、西岡さんや小川さん、孫弟子の方々の姿が見えてきますし、直接お話を聴いている感覚で読み進めること

          Vol.159 『木のいのち 木のこころ』

          Vol.158 読めなかった本が読める

           何ヶ月か前から、「読めなかった本」を読みたくなり読んでいます。読めなかった本とは、 何度も読んだけれど、頭に入ってこなかった本 今の自分に必要だと思って買ったけれど、読まなかった本 わかった気持ち、読めた気分になっていた本 という本です。  ある時期に、少し背伸びして買った本で、「むずかしいなぁ」と思いながらもなんとか読み終えようとした本がありました。読み終えることだけが目的だったので眠たくなってしまうんですよね。そのときの自分がどんな感想をもったのかも一切覚えて

          Vol.158 読めなかった本が読める

          Vol.157 寝るために、はたらく

           すごく眠たいです。昨日は21時に寝ましたが、今日は朝早くに起きることができませんでした。やっぱり初日の疲れは手強いです。  今週は早く帰って寝ることを強く意識して過ごします。体は勝手に4時、5時に起きてしまうので起きる時間を変えるのは難しいです。なので寝るために、布団に入る時間をできるだけはやく、すぐに寝ることができるようにします。  今日は寝るために働きます。今日も一日頑張りましょう。

          Vol.157 寝るために、はたらく

          Vol.156 今日から3学期

           今日からはじまります。いっぱい時間があるなぁと思っていたのに、もう冬休みが終わってしまいました。冬休みの間は体調を崩すことなく毎日おだやかに過ごすことができたのでだいぶリフレッシュできています。冬休みに入る前は少し疲れたなぁと思う日が続いていましたし。  おだやかな気持ちで3学期を迎えられています。  ただ、ここからは毎日忙しくなりそうです。ゆっくり考えることは体力も時間も考えた時になかなかとることができなさそうです。なによりも優先するのは体力です。体に疲れが残ってしま

          Vol.156 今日から3学期

          Vol.155 雪

           いま、ふと外をみると雪が降っていますね。久しぶりに見ました。  やっぱり子どものときからずっとそうですけど、雪をみると「おっ!」と気持ちが高まります。もう大人なので遊びたいわけでもないですし、むしろ寒いので嫌だなと思うのですが。どうしてか、いいなぁと思うんですよね。  朝から2時間ぐらいずっと読書をしてしまいました。雪をみて意識が戻ってきました。集中しすぎると危ないです。やらないといけないことがあるので、ちゃんとやります。  その前にパン屋さんに行って朝ごはんを買って

          Vol.155 雪